スマートウォッチ選びで「コスパ」「高いデザイン性」を重視する人に注目されている FOSMET R1 。
この記事では、FOSMET R1 を実機で使用したレビューをもとに、特徴・スペック・向いているユーザー像・同ブランドのモデル「QS40」 との比較まで詳しく解説します。
低価格帯ながら画面の見やすさやバッテリーの持ち、日常のヘルスケア管理のしやすさがしっかり作り込まれており、「価格以上の満足度があるモデル」というのが率直な印象。
特に、ヘルスケアの基本機能を一通り備えているため、はじめてスマートウォッチを使う人や、日々の健康管理を気軽に始めたい人との相性が良いデバイス。デザインもシンプルでビジネスシーンにも合わせやすく、軽量で着け心地も快適です。どんな人におすすめなのか、参考にしてみてください。
本記事はメーカー様よりサンプルを提供して頂いて作成しております。
FOSMET R1はこんな人におすすめ!

最初に、結論としてFOSMET R1がどんな人におすすめなのかを3つにまとめます。
- 1万円以下でコスパを求める人
- ビジネスライクでシックなデザインを求める人
- 機能性・価格・質感のバランスを求める人
これらに当てはまる人はFOSMET R1の購入をおすすめしますし、実際に使ってみて満足される可能性が高いと思います。
その理由や詳細を詳しく解説していきます。
FOSMETとは
FOSMET(フォスメット)とは、中国に本社を構えるスマートウォッチブランド。日本支社は大阪府大阪市にあります。
単に「高機能なスマートウォッチ」を提供するだけでなく、「伝統的な時計のデザイン美」と「最先端ウェアラブル技術」の融合を目指すのが特徴。
「高級感のあるデザイン× 手頃な価格」で、スマートウォッチ入門者から「日常使い用」「健康管理用」に切り替えたいライトユーザーまで幅広くカバー。機能性とデザイン性のバランスを重視する人に向いたブランドと言えます。
FOSMETは現在、米国と日本市場を開拓中であり、現時点ではオンライン販売に注力しています。実店舗は現在積極的に推進中。弊社は充実したアフターサービスチームを有し、Amazon上でのサービス体制も万全です。
FOSMET R1の概要

FOSMET R1は2025年に新発売された、高級感のあるデザインと機能性を低価格で実現したスマートウォッチです。
1万円で購入できるスマートウォッチですが、仕様を見るとかなり多機能かつ高性能であることが分かります。ソフト的な面のみならず、デザイン性にもこだわっているとのこと。良い意味でスマートウォッチに見えない外観が特にビジネスマンなど一定層からの人気を集めています。
基本スペック
| 項目 | FOSMET R1 |
|---|---|
| ディスプレイ | 1.32インチ AMOLED / 常時表示(AOD)対応 |
| 素材 | サファイアガラス / 金属ケース |
| バッテリー持ち | 通常12〜14日 / AOD時 約3〜4日 / 最大25日 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 充電方式 | マグネット式充電 |
| 対応OS | iOS / Android |
| 防水性能 | IP68 |
| センサー | 4PD光学センサー(心拍・SpO₂)、加速度センサー、ジャイロ |
| 通話機能 | Bluetooth通話対応(マイク・スピーカー搭載) |
| 通知 | LINE / SMS / 電話 / 各種アプリ通知 |
| GPS | 本体GPS非搭載(スマホGPS連携) |
| スポーツモード | 100種類以上 |
| 計測項目 | 心拍、SpO₂、歩数、距離、カロリー、睡眠、運動記録 など |
| アプリ | 専用アプリ(iOS/Android)に対応 |
基本スペックを見ただけでも、かなりバランスの取れたモデルであることが分かるかと思います。
細かい機能はここでは割愛しますが、音楽の再生や天気の確認、計算機、リモートシャッターなど一般的な機能アプリはほとんどが搭載されています。
ちなみに、本体カラーはシルバーとブラックから選べます。
主な特徴



- 高性能チップ&サファイアガラス採用
- 4PDセンサー搭載で高精度な測定
- AMOLEDディスプレイ搭載
- Bluetooth5.3 通話機能&メッセージ通知対応
高性能チップ&サファイアガラス採用
高性能チップを搭載していることで画面の操作をサクサクと行えます。さらに、視認性の高いサファイアガラスを採用しており、文字サイズや表示コントラストも見やすいのが魅力。日差しの中でも画面がつぶれにくく、通知や健康管理データを確認しやすい点が魅力。またガラスの強度が高く、簡単には壊れません。屋外での使用にも向いています。
4PDセンサー搭載で高精度な測定
4点の光学センサーにより、心拍数、血中酸素(SpO₂)、睡眠などといった日常の健康状態を高精度に測定します。詳細情報を手軽に確認でき、運動管理の第一歩として非常に有用です。これらのデータはアプリ側で日別・週別・月別にチェックできます。
AMOLEDディスプレイ搭載
FOSMET R1は1.32インチのAMOLEDディスプレイを搭載、解像度は466×466で屋外でもハッキリと文字が見えます。視認性の高さと色鮮やかな表示が特長で、日常使いでも屋外での運動中でも快適に使用できます。
Bluetooth5.3通話機能&メッセージ通知対応
スマートフォンの通知をリアルタイムで受け取りも可能です。通話だけでなくメッセージの通知も確認可能で、ビジネスシーンでも活躍、スマホを取り出さなくても大事な連絡を逃しません。
他モデル「QS40」との違いを比較
FOSMETの中でデザイン・性能ともに類似したモデル「QS40」とのスペックを比較します。
| 項目 | FOSMET R1 | FOSMET QS40 |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| 本体サイズ | 未記載 | 45.7×37.7×11 |
| 本体重量 | 47.9g | 58.0 g |
| ディスプレイ | 1.32インチ AMOLED | 1.43インチ AMOLED |
| 解像度 | 466×466 331ppi | 466×466 331ppi |
| タッチスクリーン | サファイアガラス | サファイアガラス |
| ケース | 金属 | 金属 |
| バッテリー持ち | 12〜14日(最大25日) | 8〜10日(最大21日) |
| 充電 | 約3時間 | 約2時間 |
| 対応OS | iOS 10.0以上 Android 8.0 以上 | iOS 9.4以上 Android 4.4以上 |
| 防水 | IP68 | IP68 |
| センサー | 4PD光学センサー | 光学センサー |
| 通話 | Bluetooth通話対応 | Bluetooth通話対応 |
| GPS | スマホ連携(本体非搭載) | スマホ連携(本体非搭載) |
| スポーツモード | 100種類以上 | 100種類以上 |
| 特徴 | 高級感+ロングバッテリー サイズ控えめで万人向け | 大画面・視認性重視 スマートウォッチらしさを求める人向け |
| 参考価格(公式) | 12,890円 | 9,890円 |
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今回レビューするR1は、「バッテリー持ち」が大きな強みとなります。QS40と比較すると、およそ4日程度は長持ちする計算となっています。
対して、QS40は「画面サイズと視認性」が優勢になります。とにかく画面は大きい方が良い人にはQS40の方が向いていると言えます。
また、どちらもGPS自体は本体非搭載のため、どちらかと言えばランナー向けではないかもしれません。運動する際には金属バンドは扱いづらいのでシリコン製バンドに交換する方が良いです。バンドを変えることで、機能性だけでなく質感と見た目で差別化しやすいのは共通の魅力です。
FOSMET R1|開封レビュー

実際に製品を開封してレビューしていきたいと思います。今回、本体カラーはブラックを選びました。
梱包材関係もブラックで統一されていて、かなり良い雰囲気があります。
付属品

- 本体(金属バンド付き)
- シリコン製バンド
- 専用充電器
- 調整用ピン抜き治具
- 予備のピン2本
- 取扱説明書
標準で交換用のバンドが付属されているのは非常に有難いです。金属バンドの長さ調整に使用する治具やピンの予備もしっかり同梱されていました。
取扱説明書は通常使用で必要な情報はすべて記載されてありますが、金属バンドの長さ調整方法などはQRコードから動画を視聴するように勧められています。また、製品仕様については取説にも外箱にも記載がありませんでした。
外観デザイン

一見するとよくある円形型腕時計に見えます。金属バンドの素材によって高級感がありますので、ビジネススーツにも似合いそうなデザインです。かっこいいです。

裏面の蓋は「SUS304」というステンレスの中でもグレードの高い材質を採用。これにより、高い強度を保持しつつ耐腐食性を向上させています。

右側面は物理的なリューズもあります。その他に押し込み式のボタンが2つ。反対側の側面にはボタンなどはありません。横から見ると普通の腕時計ですね。
ストラップバンド


左の写真が金属バンド。素材を表す「STAINLESS STEAL」と記載があります。かなりズッシリと重みを感じます。
右の写真が付属のシリコン製バンド。よくあるシンプルなタイプのものです。運動時や睡眠時はこちらのバンドに付け替えた方が良さそうです。
ディスプレイ

ディスプレイの大きさは1.32インチで、数値上は「QS 40」よりも少し小さいです。とはいえ、電源スイッチを入れた瞬間、かなり見やすい印象を受けました。大き過ぎず小さ過ぎずちょうど良いのではないでしょうか。
サファイアガラスを採用していることもあって、文字や色が綺麗に表現されています。
実際の重さ


実際に重さを測ってみると、金属バンドを含めた重さは128g、シリコンバンドを含めた状態では64g。重さがちょうど2倍違います。シーンによって使い分けるのがベターかなと思います。
充電器

充電器は専用のケーブル。スマートウォッチでよくあるタイプのものです。個人的にはUSB Type-Cに共通化して欲しいと思ってしまいますが仕方ないところ。
アプリ連携
FOSMET R1は専用のアプリをインストールすればスマホと連携できます。アプリ内で各種細かい設定や測定結果をチェックすることが可能です。



アプリとの連携は簡単。初期起動時に表示されるQRコードをスマホで読み込んでアプリをインストールし、表示される指示に従って進むだけで連携できます。アプリ内の文字や表示類は誰でも簡単に使えそうな感じです。
FOSMET R1|使ってみて感じたメリットとデメリット
実際にしばらく使用してみて感じたメリットやデメリットについて紹介します。
FOSMET R1のメリット4つ
- ディスプレイの画質がなかなか良い
- 1万円とは思えないサクサクの操作感
- 金属バンドが高級感を演出
- 欲しい機能はコンプリート
細かいところで良い点はたくさんありますが、大きなポイントを4つに絞ってメリットとして紹介します。
ディスプレイの画質がなかなか良い

画質はやっぱり綺麗ですね。色彩の多い文字板のデザインもかなり映えるように思います。ウォッチ内のアプリのアイコンや文字の再現性も全く不満は感じません。
1万円程度のスマートウォッチをこれまでいくつかレビューさせてもらいましたが、ここまで綺麗な画質なモデルはありませんでした。
1万円とは思えないサクサクの操作感

これも1万円とは考え難いレベルで驚いたのですが、操作時の追従性がかなり良いです。サクサク動いて指のタッチに合わせて即座に反応してくれます。
むしろ追従し過ぎて、メニューをスクロールする際に途中で止められないほどです。この点も大満足です。
金属バンドが高級感を演出

金属バンドはやっぱりかっこいいですね。スマートウォッチはシリコン製バンドやレザー製のものが多い中で、金属バンドだと高級感が出るのは間違いないです。
しかも今回のサンプルはブラックなので、濃いめのスーツにも合いますし引き締まります。
欲しい機能はコンプリート


スマートウォッチに求める機能はすべて搭載されていると感じました。もちろん人によってどの機能をどのレベルで求めるかは違う訳ですが、一般的なサラリーマンの身として考えると全く不足はありません。
運動メニューは100種類以上ありますし、心拍数や血中酸素、睡眠状態、ストレスのチェックも可能。通話とメッセージの通知確認もできますし、リモートシャッター機能まであります。十分過ぎるかなという印象です。
FOSMET R1のデメリット3つ
- 画面に指紋が付きやすい
- ズッシリと重さを感じる
- バンドの付け替え時に注意
一部たいしたデメリットではない点もありますが、注意点という意味も込めて紹介します。
指紋が付きやすい(目立ちやすい)

写真を見てもらうと分かるかと思いますが、ガラス面に指紋が付きやすいです。ディスプレイを表示している時は指紋が付いていても目立ちにくいですが、画面が消えて暗くなるとどうしても指紋が浮き出て見えます。
これは正直仕方ない点なので、ユーザー側でコーティングするなどの対策をしても良いかと思います。ちなみに、私はこういう時には「スマホまもる君」という画面保護剤を塗ります。
ズッシリと重さを感じる

重さもそれなりにあるので、着けているとズッシリ感があります。特に金属バンドの場合は腕に何か乗っているなという意識が常に芽生えるほど。シリコン製バンドにすると比較的楽になります。腕が細めの人には違和感が大きいかもしれません。
ただし、いずれにしても睡眠時に着けて寝るのは難しかったです。腕に違和感を感じてしまうので、シリコンバンドであろうと寝るときには向かないなと思いました。
バンドの付け替え時に注意

金属バンドを付け替える際、根元のワンタッチピンを外すだけで簡単に交換できるのですが、このピンがスルスル抜けてしまうので、無くさないように注意が必要です。実際、最初に外した時は抜けると思っていなかったのでピンがどこかに飛んでいきました。これは完全に個人的なミスです。
また、金属バンドは長さ調整する場合はピンを抜き挿しすることになります。この作業中にもピンを紛失しないように安定したデスクの上でやることをおすすめします。
FOSMET R1のよくある質問【FAQ】
- FOSMET R1はiPhoneでも使えますか?
-
はい、iPhoneとAndroidの両方に対応しています。
専用アプリをApp Storeからインストールすれば、通知受信・健康データ同期・文字盤変更など通常機能を問題なく利用できます。 - バッテリーはどれくらい持ちますか?
-
仕様上は12日〜14日前後のロングバッテリーを想定していますが、AODを使用すると数日で充電切れになります。実際の使用では「通知ON」、「運動計測使用」、「画面の明るさ」などで消費量が変わります。
実際に使った感じでは、AODを時間限定(8:00-20:00 オン)で設定して、1週間程度持つと言った具合でした。
- 防水性能はどれくらいですか?お風呂や水泳で使えますか?
-
FOSMET R1は一般的にIP68防水を備えており、手洗い・雨・汗程度は問題ありません。
ただし、シャワー・入浴・水泳など高水圧の場面は推奨されていません。 - 通話機能は使えますか?
-
使えます。Bluetoothでスマホと接続している間は着信応答ができます。
- LINEや通知はどの程度受け取れますか?
-
LINE、電話、SMS、メール、X(旧Twitter)など主要アプリの通知に対応しています。
ただし、LINEの返信はできず閲覧のみとなります。 - 常時表示(AOD)は使えますか?
-
一部の文字盤・設定で常時表示に対応しています。ただし、AODをオンにするとバッテリー持ちが極端に短くなるので注意が必要です。
- GPSは内蔵されていますか?スマホなしでランニングできますか?
-
本体にGPSは搭載されていません。「スマホ無しでランニングのルート記録をしたい人」は要確認ポイントです。
まとめ|コスパ重視のビジネスマンに最適!

今回はFOSMET R1について、機能性や実用性の観点からレビューしました。
最後に、改めて注目ポイントをまとめると以下の通りです。
- 1万円で買えるコスパの良さ
- 高級感のあるデザイン
- 視認性の高いAMOLEDディスプレイ
- 健康管理機能の充実
- LINEなどのメッセージ通知やBluetooth通話が可能
- 12日以上持続する優れたバッテリー性能
やっぱり価格帯を考慮すると、機能性・デザイン・使い勝手すべてにおいてコスパが高いです。1万円という価格を考慮すると、初めてスマートウォッチを購入する人にもおすすめできる選択肢だと思います。




