パナソニックから新しく登場したビストロ炊飯器「SR-V10BA」の実際の美味しさや評判が気になりませんか。
「商品説明や口コミだけを紹介している口コミレビュー記事はあるけど、実際にSR-V10BAを使ってみたレビューが少なくて、なかなか実情が分からない。」と困っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、パナソニックが満を持して発売した最上位炊飯器BistroのSR-V10BAを入手したので、実際に使ってみてどうなのかを実機レビューします。
まずは、今回の新しい炊飯器SR-V10BAが何者なのかを、従来の最上位モデルおどり炊きシリーズと比較して違いを解説。加えて、他社の最上位モデルと比較するとSR-V10BAの独自の強み何なのかを細かく分析。
その上で実際にお米を炊いて見たり、使ってみたレビューを紹介します。良いと感じたことも悪いと感じたことも正直にすべて紹介します。早速レビュー結果を見たい人はこちらから飛べます。
最後には、他のユーザーの方からの口コミや評判も第三者の意見ということで合わせて紹介します。
SR-V10BAの購入を考えている人や炊飯器をお探しの方の参考になればと思います。
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- 家電LIFE 管理人
- 家電ブロガー/5年目
- WEBメディア 監修実績あり
Bistro(ビストロ)とは
Bistro(ビストロ)シリーズは、パナソニックが展開するキッチン家電のブランド。スチームオーブンレンジやオートクッカー、ホームベーカリー、オーブントースターなどこだわりの家電だけに名前を入れています。
そんなビストロシリーズに、2023年9月、新しく炊飯器が新登場しました。パナソニックの炊飯器と言えば「おどり炊き」が有名でしたが、ビストロ初の炊飯器が誕生したことで、事実上はビストロSR-V10BAが最上位モデルの位置付けになります。
ビストロ炊飯器の仕様
ビストロSR-V10BAの基本仕様
加熱方式 | 圧力IH |
炊飯容量 | 5.5合炊き |
消費電力 | 160Wh/回 |
外形寸法 | 幅28.5×奥行30.1×高さ23.0cm |
重さ | 6.3kg |
内釜 | ダイヤモンド竈釜 |
内面コート | 遠赤ダイヤモンドプレミアムコート |
ビストロ炊飯器SR-V10BAは圧力IH方式。5.5合炊きのSR-V10BAと、一升炊きのSR-V18BAがあります。
本体カラーはブラックとライトグレージュの2色展開。どちらも高級感のあるカラーリングになっています。
ダイヤモンド竈釜は、おどり炊き炊飯器でも使用されているパナソニック独自の内釜。熱伝導率に優れ、発熱性および蓄熱性に長けていてお米一粒一粒にしっかり熱を伝える内釜。その内釜にビストロSR-V10BAでは遠赤ダイヤモンドプレミアムコートが施されました。
従来モデルのおどり炊きシリーズからも採用されている全面6段IHで釜全体を包み込むように加熱します。均一に加熱することでムラなくふっくら炊き上げることができます。
ビストロ炊飯器の特徴と魅力
これまでの炊飯器の課題
炊飯器でお米を炊く場合、毎回安定して同じように炊き上げることはとても難しいです。
その理由は、お米の銘柄や収穫の時期、精米時期、保存方法などによって状態がバラバラだからです。その中でも、お米の水分量の違いによる影響が大きいとのこと。加えて、炊飯する時に入れる水の量や気温によっても炊き上がりの状態が変化してしまうようです。
そのため、料亭のようなプロの料理人がお米を炊く場合は、上記のような要素を複合的に判断した上で、火加減などの調整を都度行います。
これは、職人ですら長年をかけて培った技術なので人に教えることすら難しく、炊飯器ならなおさら再現することは難しいとされていました。
お米は1年中同じ状態ではありません。そのため炊飯前はもちろん、炊飯中にも、常に細かく状態を見ながら、最適な火加減や圧力加減になるよう調整しています。火力が強いだけではおいしいごはんには到達できないと思います。
引用元:パナソニック公式HPービストロ匠技AI
ビストロSR-V10BAによる課題解決方法
ビストロの新炊飯器では、3つのセンサー及び加熱方式を駆使することで、プロの料理人の感覚を再現することに成功したとのこと。
「圧力センサー」、「沸騰検知センサー」、「釜底温度センサー」の3種類のセンサーが常に釜内の状態をリアルタイムに把握。更に、ビストロ最大の特徴となる「ビストロ匠技AI」によって、約9,600通りもの炊き方の中から最適なものを自動制御します。
お米に状態に合せた最適な炊き方が自動でできるということが、ビストロ炊飯器の魅力になります。
SR-V10BAの主な特徴
ビストロ匠技AI
簡単に言えばお米の状態に合わせて火加減などを自動コントロールする技術。いつも食べているお米がふっくらと粒感のある炊き上がりになるだけでなく、銘柄や精米時期を問わず最適な制御を行ってくれます。
急減圧バルブ
釜内の圧力を調節するバルブを開くことで急減圧させ、爆発的な沸騰を起こす仕組み。従来のパナソニック炊飯器では、急減圧を3回行っていたものをビストロは4回に増加。4回の爆発的な沸騰により、釜の中のお米をかき混ぜてふっくら炊き上げることができます。
加圧熱風ポンプ
熱風によって釜内を加圧するのが加圧熱風ポンプ。一般的な炊飯器の加圧は、沸騰させて内部の水蒸気を閉じ込めることによって加圧する。しかし、加圧熱風ポンプは、外気を取り込んで加熱することで熱風を発生させ、任意のタイミングで加圧が可能。追い炊きの際にも釜内を高い温度に維持する為に使う。
豊富な炊き分けと炊飯コース
73もの銘柄ごとに最適化した炊き分けコースでは、そのお米の個性を引き出す炊き方ができます。さらに通常のビストロ炊飯コースに加え、食感は「やわらかめ」や「かため」、「もちもち」、「しゃっきり」を各3段階から選択できるので計13通りの中から自分の好みに応じた炊き上がりを選べます。
さらにさらに、「炊き込み」や「玄米」、「麦ごはん」、「赤飯コース」まで正直使いきれないほどの炊き方が用意されています。
従来機種「おどり炊きSR-VSX101」との違い
新しく発売されたビストロSR-V10BAは、これまで最上位モデルだったSR-VSX101とは何が変わったのか。違いをまとめます。
違い | 【新】ビストロ SR-V10BA | 【旧】SR-VSX101 |
---|---|---|
デザイン | ||
ビストロ匠技AI | NEW! 追加 | 無し |
銘柄炊き分け | NEW! 73 | 63 |
メニュー数 | NEW! 17 | 15 |
急減圧回数 | NEW! 4回 | 3回 |
加圧熱風ポンプ | NEW! 追加 | 無し |
内釜コート | NEW! 遠赤ダイヤモンドプレミアムコート | ダイヤモンドプレミアムコート |
うまみ循環タンク | NEW! 内ふた内蔵 | 別個 |
お手入れ部品数 | NEW! 2点 | 4点 |
食洗器対応 | NEW! 内ふた可能 | 不可 |
履歴呼び出し機能 | NEW! 追加 | 無し |
本体重量 | 6.3kg | 7.7kg |
食感 | しゃっきり弾力あり | もちもちふっくら |
旧最上位モデルのSR-VSX101と比較すると、項目数だけでもかなり違いがあることが分かります。
写真のように、デザインも大きく変更。炊飯器独特の四角い形から、お釜のような丸いフォルムに一新。
それ以外の大きなポイントとしては、炊き方で言うと、「ビストロ匠技AI」の搭載と「加圧熱風ポンプ」。お米の状態などを自動で検知してコントロールするというパナソニックにしかできない技術でお米に合わせた美味しさを追求。
お手入れの面で言えば、うまみ循環タンクを内ふたに内蔵したことで洗う部品点数が2点に減ったこと。これまでのSR-VSX101では4つの部品をお手入れする必要があったのが、内釜と内ふただけになったのは大きな改良と言えるでしょう。
パナソニックの炊飯器の食感は、これまではもっちり甘目だったのが、ビストロSR-V10BAではしゃっきりに変わったのが大きな変化とも言えます。
他社同クラス(最上位)の炊飯器と比較
炊飯器大手メーカー6社の最上位モデルを比較します。最もボリュームゾーンである5.5合炊きモデルで比較表を作成しました。
項目 | パナソニック | 象印 | タイガー | 三菱 | 東芝 | 日立 |
---|---|---|---|---|---|---|
機種名 | SR-V10BA | NW-FB10 | JRX-T060 | NJ-BW10F | RC-10ZWV | RZ-W100GM |
加熱方式 | 圧力IH | 圧力IH | 圧力IH | IH | 圧力IH | 圧力IH |
炊き方 | おどり炊き | 炎舞炊き | ご泡火炊き | かまど炊き | 炎匠炊き | 圧騰甘み炊き |
内釜 | ダイヤモンド竈釜 | 豪炎かまど釜 | 本土鍋 | 本炭釜 | 備長炭かまど丸釜 | 大火力沸騰鉄釜 |
内釜の重さ | 800g | 1,140g | 1,120g | 1,130g | 不明 | 760g |
炊き分けコース | 食感13通り、73銘柄 | 121通り | 食感5段階、銘柄70 | 通常15通り、50銘柄 | 食感5段階、甘味3段階、66銘柄 | 食感5段階 |
食感 | しゃっきり | ややもっちり | もっちり甘目 | しゃっきり | 中間的 | ややしゃっきり |
保温可能時間 | 24時間 | 40時間 | 24時間 | 24時間 | 40時間 | 40時間 |
お手入れ部品 | 2部品 | 2部品 | 2部品 | 2部品 | 3部品 | 3部品 |
省エネ基準達成率 | 111% | 105% | 101% | 100% | 100% | 103% |
参考価格 | 99,900円 | 148,500円 | 137,500円 | 121,000円 | 118,800円 | 93,200円 |
パナソニックだけの独自の強みの一つは、豊富な炊き分けコース。通常のビストロ炊飯では食感をそれぞれ3通りずつで計13通りから選択できます。さらに73銘柄のもの種類から選択できるのはパナソニックだけ。
それだけではなく、今回搭載した「ビストロ匠技AI」によって、実に9,600通りの炊き方から自動で調整できることを思えば、炊き分けという面ではパナソニックのビストロが群を抜いたと言えます。
加えて注目したいのは価格です。ライバルである象印やタイガーなどの最上位モデルは13万円以上する中で、パナソニックのビストロは10万円以下に抑えられています。三菱と東芝は12万円ほど。今回の新しいビストロの機能性などを考えると、定価で10万円以下というのはコスパは非常に良いと思います。
また、補足程度に比較してもらいたい省エネ基準達成率もパナソニックがトップ。省エネ基準達成率とは、簡単に言えば数値が高いほど、省エネ性に優れるということ。消費電力も効率よく抑えられていることの証です。
内釜の重さは公表値として記載されていませんが、パナソニックのダイヤモンド竈釜は他社の最上位モデルと比較して軽めです。長く使うことを考えると、内釜の重さは使いやすさに直結してきます。
お米の食感や味は、各メーカーともそれぞれ特徴が異なります。そのため、どのメーカーが一番美味しいということは無く、人それぞれの好みに応じた炊飯器を選ぶのが重要なポイント。
また、炊き方や内釜の仕様についても同様で、各社とも非常に工夫されていて、どれも素晴らしい魅力があります。よって、最終的にはご飯の炊き具合が自分に合っているのかが大切です。
ビストロSR-V10BAを実際に使ってみたレビュー
実際にビストロSR-V10BAを使用してみた様子や、お米を炊いて食べてみた感想をレビューしていきます。
梱包付属品
- 炊飯器本体
- 内釜
- しゃもじ
- 軽量カップ
- 取扱説明書
- ビストロカード
SR-V10BAに同梱されているものとしては、一般的な炊飯器と何ら変わりません。
取扱説明書に関しては、もはやレシピ本のような有難さを感じるほど、美味しく炊く方法などを事細かに説明されています。
本体デザイン
ビストロの外観デザインは洗練されているように感じました。とにかく高級感が凄いです。上ふたは最先端家電の象徴とも言えるタッチ操作可能なパネルになっています。
これまでの四角いイメージの炊飯器が、おひつのような丸いフォルムになることで新しい炊飯器の幕開けのようなワクワク感を感じます。
デザインについては文句のつけようがありません。
内釜
パナソニック独自の内釜であるダイヤモンド竈釜です。基本的な構造や材質は従来までのおどり炊きシリーズと同様ですが、表面のコーティングは新しく遠赤ダイヤモンドプレミアムコートが施工されています。
外面にはビストロのロゴが追加されています。ダイヤモンド竈釜の文字はどこにも表記はされていません。
手に持った感じは、思っていたよりも全然軽いと思いました。高級炊飯器の内釜はどれもずっしり重たいのを先入観として持っていたので正直驚きました。これなら使い勝手も良さそうです。
底面にはディンブル加工がされています。このディンブル加工によって、大きな泡を発生させて対流を活性化させるとのこと。
内ふたの形状はこのような感じ。上のレバーでワンタッチで外せます。形状的にも深いくぼみも無く、お手入れし易い設計になっているなと感じました。
内釜周辺の土台側もフラットなシンプル形状となっているので、実際に拭き掃除がしやすくて好印象です。
SR-V10BAでお米を炊いてみる
実際にお米を炊いてみます。今回使用するお米は、魚沼産コシヒカリ。
ここ数ヶ月はこのお米を食べているので、いつも使っているお米という形になります。
今回はとりあえず3合で炊きます。
0.5合から5.5合まで炊くことができますが、炊飯器はある程度少な目で炊いたほうがおいしいという通説があるので3合にしました。
まずはお米の種類から「白米」を選びます。
お米を選ぶところから選択肢がたくさんあってワクワクします。
とりあえず炊飯コースは、「銘柄炊き分け」コースで炊いてみます。
お米の銘柄・品種に応じた銘柄炊き分けコースこそ最高の炊飯だと思っています。
コシヒカリの中でも、魚沼産コシヒカリだけはしっかり別コースで用意されていました。さすが日本一のお米ブランドですね。
73銘柄も登録されているので、お目当ての銘柄を探すのは少し大変です。
次に食感を選びます。最初なので食感は「ふつう」を選びました。
炊飯を開始します。今回選んだコースと食感ではおよそ60分で炊き上がるとのこと。
炊き上がりが楽しみで1時間がとても長く感じました。
炊き上がり
炊飯開始から60分後、ついに炊き上がりました。
ふたをオープンした途端に蒸気と共に湧き出る香りが凄く、食欲をそそります。「お~!」と思わず声が出てしまうほどのインパクトでした。
お米をよく見ると、しっかりお米の粒感がしっかり残っているように見受けられます。
従来までのパナソニック炊飯器の「もっちり・やわらかめ」をイメージしていたので、ビストロ炊飯器は今までの常識を覆したのだと感じました。
商品の説明でもある美味しさの印である「かに穴」ですが、写真では見えにくいですが、しっかりできていました。広告通りに再現できているとメーカーへの信頼も一気に高まりますし、炊飯器への期待度も高まります。
食べてみると、確かに「もちもち」というよりも「しゃっきり」という表現がふさわしいと感じました。しゃっきりでも噛むと甘みが一気に広がるのが分かります。つやつやしたお米が輝いて見えます。
とにかく、純粋に美味しい。
著者もお米のプロではないので、具体的なことはなかなか言えませんが、ごはんだけで本当に美味しい。魚沼産コシヒカリという最高のお米をしっかり活かした炊飯がされているのだろうと感じることができます。
これまで使用していた日立の炊飯器もとてもおいしいという印象でしたが、同じお米を今回ビストロで炊いたことで、炊飯器による違いというのはお米の素人でも分かるものだと実感。美味しさは完全にビストロ炊飯器の圧勝でした。
24時間保温後も食べてみた
保温後でも美味しさが保てるのかも確認してみました。
24時間と言いつつ実際には20時間程度ですが、保温後のごはんを食べてみます。
箸で持ち上げた感じは固くくっ付いた感じはありません。見た目にも保温後とは分からない光沢がありました。色が黄色くなっているかというとそうでもなく、並べなければ全く違いは分からない程度です。
保温後の味は、やはり美味しい。
今までは炊飯器の保温に対する印象はあまり良くなかったのですが、ビストロ炊飯器の保温後であれば特に違和感を感じることはありませんでした。それくらい水分を程よく保ったまま保温できているのではないかと思います。
これまで使用していた日立の炊飯器についてもレビュー記事を作成していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ビストロSR-V10BAを1年間使用してみた結果
実際にSR-V10BAを1年間ほど使ってみて感じたことをまとめます。いくつかの炊き分けコースを試してみたりしたので、その中で思った良いことと気になることを分けて紹介します。
SR-V10BAの良いと感じたこと
冷凍したごはんが美味しい
冷凍しておいたごはんを解凍して食べたみたところ、明らかに従来の炊飯器とは味も食感も違うのが分かりました。
普段は多めに炊いたご飯を冷凍しておくのですが、正直冷凍したごはんには味を期待していませんでした。ですが、ビストロで炊いてから冷凍したごはんはびっくりでした。粒がしっかり立っているようで、冷凍後なのにしゃっきり。お米の味も私が知っている冷凍ごはんではありませんでした。
しかも、そのご飯は普通のビストロ炊飯コースで炊いたもの。冷凍専用コースもあるのですが、わざわざ専用にしなくても十分美味しく冷凍できていることが分かったので、現在も冷凍専用コースは使っていません。
創作意欲が沸く
これだけの炊き分けができるので、毎回ごはんを炊く際に「あれやってみよう、これやってみよう」という創作意欲が沸くようになりました。
今日はしゃっきりのかため、明日はもっちりのやわらかめ、次は銘柄炊飯のやわらかめなど、あらゆる炊き方を試してみたくなるのでごはんを炊くことが楽しくなります。
今後、別のお米の品種を購入してみて、いろんな銘柄コースを実験してみたいと考えています。
存在感の割に省スペース
意外にもビストロ炊飯器は狭いスペースにもスッポリ置くことができます。
最初はビストロ炊飯器を見た際に存在感に圧倒されてしまい、キッチンに置くスペースが大丈夫かなと不安になりました。しかし、いざ今まで使用していた炊飯器の場所に入れ替えて置いてみると、余裕で設置することができました。
確かに外形寸法を見ると、四角い炊飯器などと比べて奥行きが小さくスタイリッシュになっているので余裕に置けるのかもしれません。存在感が大き過ぎることによる余計な心配でした。
SR-V10BAの気になること
内ふたを外した状態では本体のふたが閉まらない
大したことではないですが、内ふたを洗浄する為に取り外した状態では本体のふたを閉めることができません。
個人的には内ふたを洗って乾かしておく際には本体のふたは邪魔なので閉めておきたいのですが、それができませんでした。
ただ、内ふたを取り外すということは使用後なので、使用後は内部も乾燥させるという意味合いでこのような仕様になっているのかもしれません。そう考えれば納得です。
機能が多くて使いこなせない
機能や炊飯コースが多すぎるが故、使いこなせる気がせず勿体ないと感じてしまいます。
実際に必要な機能や炊飯コースなんて、ほぼ決まり切っていることが多いと思います。これらの多機能のおかげで本体価格も高くなっていると考えると、ちょっともったいない気持ちになりました。
ただし、使いこなせないと諦めている訳ではなく、これから長い時間をかけてあらゆる機能とあらゆる炊飯方法を試していきたいと思います。
炊飯後の電気代表示は必要なのか
ビストロ炊飯器では炊き終わると、消費した消費電力量から掛かった電気代を算出して表示してくれます。最初は感動してこれは凄いと思っていました。
しかし、冷静になってみると、炊飯時に掛かった電気代って気にするケースは少ないのではないかと思います。ごはんと炊く以上は当然掛かって来る電気代ですから、そこまで必要性があるのかというと疑問に感じます。
電気代表示が便利な例としては、保温して長時間置くときや、エコ炊飯での効果を実感したい時くらいかなと思います。それ以外の日頃の炊飯自体は、同様のコースであればほとんど電気代は同じですから、毎回電気代を表示しなくても良いのではと感じました。
ビストロ炊飯器SR-V10BAの口コミや評判
ビストロ炊飯器SR-V10BAについて口コミや評判を紹介します。他のユーザーの方からはどのような評価を受けているのか見ていきます。
SR-V10BAの悪い口コミやデメリット
- 最初のうちは蓋から消毒臭がした
- 銘柄炊きは微妙だった
ビストロ炊飯器SR-V10BAは2023年9月に発売されたばかりで口コミ数は未だ多くありませんので、悪い口コミやデメリットの声もほとんどありませんでした。
その中で強いて低い評価をしている内容は、この2点だけ。
最初の頃だけのようですが、ふたから消毒臭がしたということです。それも使っているうちにすぐ解消されたとのことなので、特に気にすることは無いと言えます。
実際に私が使った感覚としても、そのような嫌なニオイは全くしませんでした。
また、銘柄炊きコースよりも普通のビストロ炊きコースの方が美味しいという意見もありました。
SR-V10BAの良い口コミやメリット
- ビストロ炊きで美味しく炊ける
- 操作が簡単で使いやすい
- 商品説明通り「かに穴」ができて本当においしい
- 同じ銘柄でも炊き方が違うだけで全然味が変わる
- デザインが秀逸
発売して間もないにも関わらず、高評価の口コミは複数寄せられています。
味に関しては多くの方が満足しているようです。商品の説明にもあるように、美味しいごはんの証拠でもある「かに穴」が実際に炊いたごはんにもしっかりできていて、広告通りの炊き上がりですごいという声もありました。
デザインについても評判が良いようです。従来までの炊飯器独特のフォルムから脱却したスタイリッシュなデザインが、キッチンに置いておくだけで気分が良いとの声も。
まとめると、SR-V10BAはデザインや味、使い勝手ともに他のユーザーの方からも高い評判のようでした。
ビストロSR-V10BAの総合評価とまとめ
ビストロ炊飯器SR-V10BAのレビューをまとめます。
- お米に合わせて自動で最適な炊き方をしてくれる
- 他社上位モデルと比較してもコスパに優れる
- 業界トップクラスの豊富な炊き分けコースで自由自在
- お手入れ簡単で長く使いたい人にもおすすめ
このような炊飯器を探している人にはSR-V10BAはおすすめできる高級炊飯器です。
価格は確かに高いですが、多機能性と美味しさを考慮すれば他社の最上位モデルよりもコスパは高いと言えます。
多くの方が実際に使ってみれば「さすがパナソニック」と言える至高の炊飯器です。