スマートホーム化が進む現在、カーテンを自動開閉できるツールも人気を集めています。
そこで今回は、スマートカーテンの先駆者とも言える【めざましカーテンmornin’plus】を実際に使ってみてレビューします。
その中でも人気を集めるモーニンプラスを実際に使用してみて感じた感想を率直に紹介します。スマート化を考えている人や、めざましカーテンの購入を考えている人の為にmornin’plusの使用方法やメリット・デメリットまで紹介します。
めざましカーテン『mornin’plus』とは
めざましカーテン『mornin’plus』とは、スマホ連動型の自動カーテン開閉機です。
毎朝、スマホのアプリ上から設定した時刻になると自動でカーテンを開くことができます。また、夕方や帰宅時間に合せてカーテンを閉める設定も可能です。つまり、手動でカーテンを開閉することなく、決まった時間にカーテンが開き、決まった時間にカーテンが閉まるようになります。
めざましカーテンmornin’plusが人気の理由
なぜmornin’plusが人気なのか、その理由は以下の3つに分けられます。
朝の目覚めを良くするため
私たち人間は、朝に太陽の光を浴びることで睡眠ホルモンが抑制されて脳が目覚めやすくなります。朝日が差込み、自然に脳が目覚めることで寝起きも良くなります。
多くの人が朝起きる為に使われるのは、目覚まし時計かと思います。しかし、目覚まし時計は設定した時間に音を鳴らすことで強制的に人間の脳が起こされてしまう為、タイミングによっては目覚めが悪くなってしまうこともしばしばあります。目覚まし時計で起こされてからカーテンを開けて太陽の光を浴びても、目覚めが悪いせいで身体がスッキリせずにだるく感じることもあります。
めざましカーテンmornin’plusを使用することで、起きたい時間の少し前からカーテンを自動で開くようにしておき、朝日が差込むことで自然に脳が目覚めることを促すことができるのです。
人間は寝るときはカーテンを閉めることで、外の明かりや音を遮断し、良質な睡眠を確保することが可能になります。その為、寝る前や寝ている間についてはカーテンは閉まったままで、起きる少し前にカーテンが開いているという状態が理想になります。そんな理想の睡眠ルーティーンを可能にするのが、このめざましカーテン『mornin’plus』です。
防犯対策にもなる
夕方や夜に自動でカーテンを閉めることで、家を空ける際にも人がいるかのように振る舞うことができるので防犯対策になります。
旅行や出張で家を長期間空けることもあるかと思います。長期間の外出で心配になるのが空き巣です。カーテンがずっと閉まっていたり、逆にずっと開いていたりする家が狙われやすいと言われます。
そんな時にもmornin’plusがあれば、朝になれば自動でカーテンが開き夕方になれば自動で閉まるようにスケジュールを組むことで、外からは留守かどうかは分かりません。よって、外出が多い家庭には心強い防犯対策の一つとしても活用されています。
カーテンを手動で開閉するのが手間だから
ただ単純にカーテンを毎回手で開閉するのが面倒に感じる人も多いでしょう。そんな人にとっても、わざわざカーテンを毎朝、毎晩開けて閉めてを繰り返す必要が無くなるのは大きな魅力です。
特にカーテンが複数ある家では尚更手間が掛かります。感じ方は人それぞれですが、忙しい朝の時間帯にカーテンを開ける手間を短縮できることはとても有難いことかと思います。
mornin’plusの基本仕様
外形寸法(横×高さ×奥行) | 約62mm×110mm×46mm |
重量 | 約108g(電池を除く) |
電源 | 単3アルカリ乾電池×3本 |
動作時間 | 約6か月 |
通信規格 | Bluetooth Low energy |
特殊レール用のアタッチメント、お試し用単3アルカリ乾電池も同梱しています。
また、2020年からNature Remo 3に対応しているので、スマートスピーカーを通して音声操作することも可能です。気になる人は公式サイトもチェックしてみて下さい。
Nature Remo 3は家庭のスマートホームデバイスで、家電製品をリモートで制御するための装置です。インターネットに接続され、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを使用してリモートで操作することができます。赤外線を使うことでテレビ、エアコン、照明などの家電製品を制御します。
また、Nature Remo 3は、音声アシスタント(例:Amazon Alexa、Googleアシスタント)との統合もサポートし、音声コマンドを使用して家電製品を制御することも可能です。
mornin’plusの使い方
mornin’plusの使用方法はシンプルでとても簡単です。以下の順序で作業を行うだけです。
一般的なカーテンレールは同じ構造となっていますので、どのカーテンでも取り付けることができます。
カーテンの端(開閉する側)のフックを一度外して、カーテンレールにmornin’plusを取り付けます。本体中央のボタンを押すだけで取り付け部の向きが縦から横向きに変わるのでワンタッチで取り付けが可能です。
まずはアプリをダウンロードします。iphoneの方は『App Store』、Androidの方は『Google Play』でめざましカーテンやモーニンプラスと検索してインストールします。
めざましカーテン mornin’ plus (モーニンプラス
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インストールした後は、チュートリアルに従いながらスマホとmornin’plusを接続します。ちなみに通信方法はBluetoothにて接続します。
スマホ上のアプリにて、開閉時刻や動作スピードなどを設定します。曜日指定もできますので、土日は作動せずに平日だけ作動させるということもできます。操作が苦手な方でもシンプルなので非常に簡単です。
最後にカーテンを元に戻して終わりです。mornin’plus本体はカーテンに隠れて見えないようになります。
以上になりますが、カーテンレールへの取り付けから時刻設定まで非常に分かりやすく、私も簡単に設定することができました。これであれば、機械操作が苦手な人でも問題なく設定できると思います。
実際にしばらく使用してみた感想
それでは、実際にmornin’plusを使用してみた感想を紹介します。
良いと思った点
- 本体がコンパクト
- 操作のしかたが簡単
- 開閉パワーが強い
- 手動でもカーテンを動かせる
本体がコンパクト
mornin’plusの大きさがコンパクトなので、カーテンの内側に設置しても全然目立ちません。というかカーテンに隠れるので設置しているかどうかは全く分かりません。外観のデザインはシンプルで部屋に溶け込みやすいのも好印象です。
操作のしかたが簡単
使い方でも紹介しましたが、操作が簡単で誰でもすぐに取り付けから設定までできると思います。アプリ内の操作方法も直感的にもすぐに分かるような仕様になっています。
開閉パワーが強い
コンパクトな本体ですがカーテンを開ける際のパワーも結構強いです。割と重ための遮光カーテンでも十分に開閉しました。使う前は正直心配していたのですが、その点については完全に良い意味で裏切られました。
手動でもカーテンを動かせる
mornin’plusをカーテンレールに設置した状態でも、手動でカーテンを開閉することができるのは良いと思いました。設置したら手では動かせないのかなとも思っていたので、これであれば普段通りに自分で開閉する際にも不都合はありません。
気になった点
- 駆動音が大きい
- 両開きするには2つ必要
駆動音が大きい
mornin’plusを使用する中で最も気になったのは、駆動時のモーター音です。
カーテンを開ける時刻になると、レールにぶら下がっているモーニンのローラー部分がレールに向かって上昇するため、自動開閉時になると「ウィーン」っていう機械音がします。
この音の大きさは、昇降スピードとトレードオフであるため、スピードを遅くした方が騒音を抑えられるのですが、一番遅くしても音はある程度大きいです。
場合によっては、カーテンが開く前に駆動音で目が覚めてしまうのではないかというほどの音がします。カーテンに近い位置で寝ていると気になってしまうかもしれません。私もカーテンのすぐそばで寝ている為、たまに駆動音で目が覚めたこともありました。
両開きするには2つ必要
両開きカーテンを両側とも開閉したいのであれば、もう一台mornin’plusが必要になります。私も両開きカーテンなのですが、やむを得ず片側のみで我慢しています。
口コミ等の評判をみても、やはりみなさん音が気になっているようでした。それでも個人的には満足しています。
めざましカーテンmornin’plusのまとめ
実際にmornin’plusを使用した結果は、音が気になってしまうというデメリットはあったものの、操作性や品質の高さはとても優れていて凄く便利だなと感じました。少しくらいの音は気にしないよって人は購入してみてはいかがでしょうか。今後の性能改善で駆動音の静音化に期待しようと思います。