忙しい毎日に掃除の手間をゼロに近づけるロボット掃除機があったら…。と思う方も多いのではないでしょうか。
そんな理想に近いのが、Dreame(ドリーミー)から登場した全自動ロボット掃除機【DreameBot X30 Ultra】です。
本記事では、「X30 Ultraって本当に全自動なの?」「買う価値ある?」と気になる方に向けて実機レビューします。実際に使った中で感じた点を正直に紹介。また、Dreameというブランドがどのようなブランドなのか。信頼性について気になる人にとっても有益な情報となればと思います。
※本記事はメーカー様からサンプルを無償提供して頂き作成した記事です。
Dreameはどこの国のブランド?

Dreame(ドリーミー)は、2017年に中国で設立されたスマート家電メーカーです。高速デジタルモーターやSLAMアルゴリズムなどの先進技術を活用し、ロボット掃除機やコードレス掃除機、水拭き掃除機などを開発・販売しています。研究開発に注力し、宇宙工学出身者を中心に設立された技術力の高い企業です。
日本市場には2023年に本格参入し、現在、Dreame製品は日本国内の大手通販サイトや家電量販店で正規販売されています。また、カスタマーサポートも日本語に対応しており、修理・返品などもスムーズです。国内代理店を通じた販売も増えており、安心して購入できる体制が整っています。
DreameBot X30 Ultra|基本仕様と特徴

DreameBot X30 Ultraは、Dreame社の最新フラッグシップモデルで、ロボット掃除機とモップ機能を融合した高性能なスマートクリーナーです。2024年に発表され、先進的な自動化機能と強力な吸引力を備えています。
家電などについて批評する雑誌『テストするモノ批評誌 MONOQLO』で、2024年上半期の『Best Buy』を受賞しています。Makuakeで先行販売された時から話題を呼んでいるハイスペックなロボット掃除機です。
基本仕様
DreameBot X30 Ultra の基本的な製品仕様は以下の通りです。
本体の仕様 | |
---|---|
商品名(型式) | DreameBot X30 Ultra |
本体サイズ | 350×350×97mm |
重量 | 4.3kg |
バッテリー容量 | 6400 mAh |
最大稼働時間 | 180分 |
充電時間 | 約4.5時間 |
騒音レベル | 最小64dB |
ベースステーション | |
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サイズ | 340×457×590mm |
重量 | 19.5kg |
浄水タンク容量 | 4.5L |
汚水タンク容量 | 4.0L |
紙パック容量 | 3.2L |
主な特徴
- 6way全自動で手間がかからない
- ベースステーションを自動洗浄
- 最大8300 Paのパワフルな吸引力
- モップエクステント機能で隅々まで拭き掃除可能
- AIの力で賢く掃除できる
X30 Ultraは、吸引・水拭き・ごみ収集・モップ洗浄・乾燥・給水の6機能が全自動です。ベースステーションに戻るたびにモップを自動洗浄し、常に清潔な状態で掃除が続けられます。掃除の手間が限りなくゼロに近づく、まさに次世代のロボット掃除機です。
DreameBot X30 Ultra|付属品と外観デザイン
同梱されている付属品

- DreameBot X30 Ultra本体
- ベースステーション
- ベースステーションランプエクステンションプレート
- 電源コード
- サイドブラシ
- モップパッドホルダー×2
- ダストバッグ×2(1枚装着済み)
- クリーニングツール
- 専用床洗剤
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
- 保証書
ロボット掃除機としてもかなり豊富な付属品。専用の洗剤やサイドブラシまで同梱されているので、他には何も買い足す必要は無いのが有難いです。
取扱説明書はもちろん日本語表記もあって分かりやすいのですが、さらにクイックスタートガイドが用意されているので、説明を読むのが面倒な人にとっても嬉しいポイントです。
外観デザイン

次はDreameBot X30 Ultraのデザインを見ていきます。カラーは全体的に黒色ベースです。本体はどちらかというとマット系の落ち着いた肌触り。ギラギラとした光沢も無く、良い意味で存在感が控えめです。

裏面は特に変わったものはありません。大きな車輪と吸込み口、モップ取り付け部とサイドブラシ取り付け部があります。
ベースステーション

ベースステーションはなかなか大きくて存在感があります。こちらも黒色を基調として落ち着いたデザインです。

上面にあるフタを開けると中に二つのタンクが入っています。想像してたよりも大きなサイズのタンクが入っていました。

左側の黒いタンクが汚れた水が溜まるもので、右の白いタンクが洗浄に使用する水を入れる浄水タンクです。カラーで分けてあるので分かりやすいです。浄水タンクには、銀イオン除菌モジュールが搭載されているので抗菌効果を発揮します。掃除する前に洗浄用タンクに水を入れておきます。
DreameBot X30 Ultra|実際に使ってみたレビュー
ゴミの吸引と拭き掃除の準備と流れ

サイドブラシ1つとモップ2つを本体の裏面に取り付けます。モップは磁石でくっつくタイプで、簡単にパチッと取りつきます。ブラシが搔き集めたゴミは中央の吸込み口に入ります。

吸い込んだゴミは本体のカバーを開けたところにあるダストボックスに収集されます。

本体に溜まったゴミはベースステーションに戻った時に回収され、前側のカバーを外したところにあるダストパックに溜められていきます。ちなみにパックの容量は3.2Lで最大80日間交換が不要とのこと。

ダストパックの横には、拭き掃除で使用する洗剤を入れる専用のタンクがあります。知らないと気づかないような位置にあります。

付属されている床専用の洗剤を適当にこのタンクに投入しておくことで、掃除の際に自動的に必要な分だけ洗剤が抽出されます。わざわざ分量を量らなくて良いのでとてもラクです。
アプリと連携する

アプリとの連携方法です。取扱説明書の案内に従って進めれば簡単に接続できます。
本体のQRコードをスキャンするか、AppStoreやGooglePlayで「dreamehome」と検索してダウンロードします。

初めて利用する場合は新規アカウント登録を行います。メールアドレスか電話番号を登録することで作成できます。
ロボット掃除機本体にあるQRコードをスキャンし、デバイスを追加します。
画面の指示に従って進むと、Wi-Fiを自動もしくは手動で設定します。自宅で使用しているWi-Fiを入力し、パスワードキーを入力して完了させます。
吸引力と水拭きの実力は?

フローリングや毛の長いカーペットの上での吸引力を試してみました。吸引力については非常にパワフルで、カーペットの隙間に入った髪の毛や細かい塵ゴミも一発で吸い取ってくれました。さすが業界最大クラスの吸引力、文句無しです。

フローリング上での水拭きは、モップエクステンド技術によって壁の端までしっかりモップが届くので、拭きムラもなく満遍なく拭き掃除ができました。思っていたよりもしっかり拭いてくれるので、床についていた軽い汚れは拭き掃除後にほとんどなくなっていました。乾拭き+湿拭きを一度に済ませる感覚で時短になります。
モップの自動洗浄&乾燥は本当に便利か?

清掃後、モップを自動で洗浄・温風乾燥してくれる機能はかなり優秀。従来のロボット掃除機のような手洗いは不要で、衛生的にも安心して使い続けられるなと思いました。洗浄後にニオイ残りもなく、常に清潔なモップで掃除できるのが大きな魅力かなと感じます。汚水タンクにはしっかり汚れた水が溜まっていたので洗浄できている証拠です。
カメラとAIの障害物回避は正確か?

カメラとAIを活用したナビゲーションは非常に優秀のようで、テーブルやソファなど家具の足も巧みに避けることができていました。また、暗い部屋でも問題なく動作し、床に置かれたコード類など小物もスムーズにしっかり回避できています。迷子になることもなく丁寧に部屋全体を掃除してくれるので安心です。
DreameBot X30 Ultra|使ってみて良いと思った点

- 掃除にかける労力が減り楽になった
- 床にコード類が散らばっていても避けてくれる
- モップの自動洗浄は手を汚さなくて良いので衛生的
- アプリが使いやすくスケジュール管理が簡単
一番良いと思った点がやっぱり『全自動』ということでした。吸引、拭き、収集、洗浄まで一切手を加える必要が無いというのは本当に画期的。唯一やることは、ダストバックに溜まったゴミと洗浄後の水を捨てることだけ。モップの洗浄もしなくて良いのは、衛生的にも大きな魅力だと感じました。
アプリについては全体的に使いやすく、設定のしかたも簡単です。カスタマイズクリーニングで吸引力やモップ湿度も状況に合わせて設定できるので便利です。吸引と水拭きを別々に行うことも可能なので、水拭き不要な時は吸引のみでも対応できます。
DreameBot X30 Ultra|気になった点

- ベースステーションが大きめで場所を取る
- 自動収集・洗浄時の音がやや気になる
高性能なロボット掃除機ですが、わずかながら気になった点も。一つはベースステーションが大きいということ。自動収集タイプのロボット掃除機は当然ながら大きくなりがちなのですが、X30 Ultraは拭き掃除用のタンクがかなりの容量を占める為、設置する際に思いがけない障壁が出てくることもあるかなと思います。
また、これも自動収集機能に付いてくる課題ですが、収集音と洗浄時の音が少し大きいかなという印象でした。ただし、日中に使用するのであれば特に気にする必要もないのかなと思います。
DreameBot X30 Ultraはこんな人におすすめ
- 忙しい共働き家庭や子育て世帯
- ペットを飼っている家庭
- 最新ガジェットやスマート家電が好きな人
やはり全自動の極みと言っても過言ではないので、掃除に手間をかけたくない人には特におすすめ。共働き夫婦や小さい子どもがいる子育て世代には重宝されると思います。
また、ペットを飼っている家庭にも最適かと思います。吸引力は文句なく人間の髪の毛もしっかり吸い取ってくれますので、ペットの毛が気になる場合でも活躍するはず。
私のような家電好きや最新のガジェットが好きな人にもワクワクしてしまうスマートなロボット掃除機です。アプリからの設定では無数のカスタムが可能なので、自分好みに設定するだけでも掃除が楽しくなります。
DreameBot X30 Ultraの購入方法
最後に、DreameBot X30 Ultraの購入方法について紹介します。現在、Dreame公式サイトやAmazonなどで購入することができます。
公式サイトでは定期的にセールを実施しているので、タイミングが合えばチェックしてみることをおすすめします。驚きの割引きをしていることもあるようです。
◎定価:239,800円(税込)
◎セール情報:2025年6月12日(木)~ 6月26日(木)まで開催される「梅雨セール」
なんと、46%OFFで128,800円(税込)となります。
◎クーポンコード:『Dreamelife』
新規会員登録で2,000円割引、さらにクーポンコード「Dreamelife」入力で1,000円割引で合計3,000円割引になります。
その他、Amazonや楽天市場からの購入や販売情報についてはこちらからチェックしてみてください。
DreameBot X30 Ultraのまとめ
DreameBot X30 Ultraは、高性能ロボット掃除機の中でも特に『全自動性』に優れたモデルです。安い買い物ではありませんが、確かに価格に見合う価値が十分あり、家事を自動化したい人にはおすすめできます。また、Dreameというブランドに不安があった人も、信頼性・サポート体制が整っているので、安心して購入できる一台です。
●商品提供元:MadspaceJapan (DREAME)
