ルンバよりも安くてコスパの良いロボット掃除機をお探しの方も多いのではないでしょうか。
今回は、neabot NoMo Q11というルンバよりも安くて、多機能かつ高性能なロボット掃除機を紹介します。
実際、ロボット掃除機は便利だけど価格が高くて手が出ないという方も多いのでないでしょうか。ここで紹介するロボット掃除機は、ロボット掃除機業界でもコスパ最強の呼び声も高いneabotの新商品をレビューします。
今回はメーカー様から商品をご提供して頂き、私が実際に使ってみた感想や購入方法を紹介します。
- 家電開発エンジニア
- 家電LIFE 管理人
- 家電ブロガー/5年目
- WEBメディア 監修実績あり
※本記事はメーカー様からサンプルを無償提供して頂き作成した記事です。
neabotとは
neabot(ネアボット)とは、GenHigh(ジェンハイ)という中国の会社が提供するロボット掃除機です。GenHighはエンターテイメントやスマートホームライフ向けの商品提供を行う会社です。Neabot Techはその子会社で、家庭用クリーニング製品を専門に開発しています。コストパフォーマンスに優れるロボット掃除機が日本国内でも人気を集めており、楽天市場の楽天ランキングで1位獲得したこともあります。
そんな掃除機の専門家neabotから、シリーズ史上最高のスペックを有するお掃除ロボット「neabot NoMo Q11」が満を持して登場しました。他メーカーであればハイエンドモデルに踏襲するレベルの機能とスペックを有し、掃除から水拭き、ゴミ収集までを一貫して対応することができます。
今回はその「neabot NoMo Q11」について、基本的な仕様や実際に使ってみたレビューを紹介していきます。
neabot NoMo Q11の仕様
まずは、neabot NoMo Q11の製品スペックから見ていきます。掃除機本体の仕様、ごみ収集ボックスの仕様、外観、機能に分けて紹介します。
掃除機本体の仕様
ロボット掃除機本体の主な仕様は以下の通りです。
サイズ(L×W×H) | 350mm×350mm×87mm |
重量 | 約3.3kg |
モーター | Nidecブラシレスモーター |
ダストボックス容量 | 250mL |
水タンク容量 | 300mL |
定格電圧 | 14.4V |
定格出力 | 47W |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
騒音値(最大) | 65db |
充電時間 | 約6時間 |
本体サイズや重量は一般的なロボット掃除機と同等クラスです。バッテリー容量は5,200mAhで十分な量となっています。1回のフル充電で約110畳分を掃除することが可能とのことです。掃除機として最も気になる吸引力は次の通りです。
吸引力
静音モード | 650Pa |
省エネモード | 1,500Pa |
通常モード | 2,500Pa |
パワフルモード | 4,000Pa |
一般的なロボット掃除機の吸引力は、2,500~3,000Paほどに対し、neabot NoMo Q11では最大4,000Paという圧倒的な吸引力を有しています。業界トップクラスのこの吸引力によって、絨毯からフローリング、タイルなど床の種類に問わずしっかり掃除することができます。
日本電産製の高性能静音ブラシレスモーターを搭載しています。これにより、1分間あたり22,500回の高速回転を実現し、目に見えないハウスダストなども十分に吸い取ることができます。
自動ゴミ収集ボックス
ゴミ収集ボックス単体の仕様は以下のようになっています。
重量 | 4.6kg |
サイズ(L×W×H) | 397mm×275mm×315mm |
紙パック容量 | 2.5L |
定格入力 | 100-240V/50-60Hz |
定格出力 | 1,000W±10% |
重量は少し重めかもしれません。使用する紙パックの容量は2.5Lという大きめとなっています。一般家庭用100Vコンセントに繋いで問題ありません。
外観デザイン
neabot NoMo Q11のデザインは、なめらかな丸みを帯びた流線型が特徴的です。カラーリングはホワイトを基調とし、モダンな印象を与える雰囲気となっています。運転時には本体上面のブルーのライトが点灯します。ライトはOFFに設定することも可能ですが、ブルーライトがぼんやり浮かぶ様子はとてもおしゃれです。
自動ゴミ収集ボックスも本体と同様、全体的に丸みを帯びたデザインになっています。ロボット掃除機本体が無ければ、一見インテリアか何かに見間違えるような独特なデザインです。
neabot NoMo Q11は他メーカーのロボット掃除機に比べてデザインにこだわっているように感じます。お部屋に置いてあるだけで、来客時には話のタネになりそうです。
機能
neabot NoMo Q11には、他メーカーのハイエンドモデルと同クラスの機能が備わっています。機能が豊富過ぎて全ての機能は紹介できませんが、個人的にやっぱり便利だなと思う機能を代表して紹介します。
自動マッピング
自動マッピング機能により、掃除エリアや各フロアごとに掃除の設定が可能です。自動で掃除して欲しくない箇所には「掃除禁止ゾーン」を設けることができます。これによって、大切なインテリアや壊れやすいものがあるエリアを避けて掃除してくれます。
自動ゴミ収集
ロボット掃除機が搔き集めたゴミを自動でダストボックスに収集します。お掃除が終わって充電に戻ると、自動的に収集を開始します。収集したゴミはダストパックに溜まります。ダストパックは取り出してそのまま捨てるだけなので、ゴミを触る必要はありません。
拭き掃除
neabot NoMo Q11はゴミを集めるだけでなく、これ一台で拭き掃除もします。水の量を4段階で選択することが可能で、汚れの種類や具合によって調整することができます。高密度ファイバークロスでしっかり汚れを拭き取ります。
お掃除時間の予約
neabot NoMo Q11では、指定した時間に自動で掃除を行うことも可能です。自分のライフスタイルに合わせて掃除スケジュールを決めることができるため、仕事から帰宅したら部屋がキレイになっていることも可能なのです。
neabot NoMo Q11の使い方
それでは、neabot NoMo Q11の同梱物と簡単な使い方を紹介していきます。
同梱物
neabot NoMo Q11に同梱されているパーツは以下になります。
- ロボット掃除機本体
- 自動ゴミ収集ボックス
- サイドブラシ×2
- ダストボックス×2
- モップクロス×2
- モップボードブラケット
- クリーニングブラシ
ロボット掃除機本体とゴミ収集ボックスの他にも上記のものが同梱されています。サイドブラシやモップクロス、ダストパックは2つずつ同梱されています。ダストパックは収容量が大きいので、2つあれば割と長い期間使えるかと思います。
使い方
neabot NoMo Q11の使い方は様々なパターンがあります。全てを細かく説明すると膨大な記事になってしまうので、今回は最もスタンダードな使い方について紹介します。
写真のようにクイックスタートガイドも同梱されています。細かい作業が面倒な方はガイドに沿って進めれば簡単に掃除を開始できます。
ポイントを絞って事前準備から順々に見ていきましょう。
- 自動ゴミ収集ボックスをセット
まず、自動ゴミ収集ボックスを設置します。設置場所は前面に1.2m、両側に0.5m以上のスペースを確保します。そして、電源コードを接続して収集ボックスの電源をONにします。
- 本体の準備
サイドブラシをロボット掃除機本体に取り付けます。
- アプリ連携
スマートフォンでアプリ「Neabot」をインストールします。「メールアドレス」、「パスワード」を申請し「ニックネーム」を登録します。「デバイスの追加」でneabot NoMo Q11を選択し、APネットワークと接続します。 アプリの画面に従って、ロボット掃除機本体と接続していきます 。
事前準備が完了したら、トータルクリーンを開始してエリアマッピングを行います。自動で自宅の間取りをマッピングしていき、リアルタイムでマップが完成していきます。スタートしたら放っておいても大丈夫です。
トータルクリーン、エリアクリア、エリア清掃、局所清掃から、その時と場合に適した掃除を選択します。エリア清掃では、自身がアプリで設定したエリアに分けて清掃することができます。
掃除が完了すると自動でゴミ収集ボックスに戻ります。戻ったらまずゴミの収集が始まります。収集が完了すると充電がスタートします。
neabot NoMo Q11を使った感想
使ってみて良いと思った点
それでは、実際に私がneabot NoMo Q11を使ってみて良いと感じたポイントを紹介します。ちなみに、私はロボット掃除機を使ったことが一度だけあります。ただ、そのロボット掃除機は2万円程度の格安モデルでしたので、掃除のムラが多く段差も登れないような性能でした。それと比較するのもおかしいですが、率直に感じたメリットを挙げます。
思った以上に賢い
neabot NoMo Q11は私が想像していたよりもずっと頭が良いお掃除ロボットでした。
障害物の検知は当たり前ですし、落下しそうな大きな段差も容易に検知し、落ちてしまうことはありません。エリア指定した領域のみを掃除する時には、キッチリ範囲内だけを掃除してくれます。充電が無くなりそうになると勝手に充電しに戻ってくれます。
価格が安いので検知制度や操作反応にはムラがあるのかなと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。放っておくだけで仕事をしてくれるので、我が家ではもう家族の一員になりました。
カーペットの段差にも強い
厚手のカーペットも器用に乗り越えることができて感動しました。
我が家ではフローリングの上に厚手のカーペットを敷いているエリアがあります。最初は、neabot NoMo Q11でもさすがにこの段差は厳しいだろうと思っていました。しかし、駆動式の大きなタイヤによって上手く乗り越えた姿を見て素直に驚きました。
ちなみに、カーペットの下に滑り止めマット設置しないとスルスル滑ってしまうため、neabot NoMo Q11も少し苦労していました。ただ、苦労はしても、向きを調整したり後進したりして器用に段差を乗り越えることができます。
運転音も良好
お掃除中のneabot NoMo Q11の運転音は比較的小さいと思います。
他のメーカーのものと比べた訳ではありませんが、夜でも使用できるほどの騒音値だと感じました。但し、ゴミ収集ボックスによる本体からのゴミ収集時は、割と騒音が大きいです。ゴミ収集のみについては賃貸マンションやアパートでは夜中に行わない方が無難かもしれません。
結局のところ、タイムスケジュールで昼間に掃除予約を設定してしまえば、基本は騒音を気にすることも無いかと思います。
neabot NoMo Q11の購入方法
最後に購入方法について紹介します。
neabot NoMo Q11のマクアケでのプロジェクトは2021年7月30日で終了しました。現在はAmazonや楽天市場で通常販売されています。購入を考えている人は、Amazonや楽天市場でチェックしてみてください
まとめ
今回はコスパに優れるロボット掃除機「neabot NoMo Q11」を紹介致しました。
生活の生産性を上げる三大家電の一つとしても重宝されるロボット掃除機。今まではiRobotのルンバや日本の大手家電メーカーのロボット掃除機の印象が強く、値段もかなり割高なイメージを持っていました。しかし、今回10万円以下で購入できるロボット掃除機としてレビューさせてもらい、ここまで進化しているのかと驚きました。
当ブログではサンプルとして提供してもらいましたが、neabot NoMo Q11は価格の安さと費用対効果を考慮すると優秀な掃除機であると思います。ロボット掃除機の導入を考えている方や、現在使用している掃除機の性能に不満がある方、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。