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FlexiSpot E7Hレビュー!安定感抜群の電動昇降デスク。昇降音が小さく賃貸にもおすすめ

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FlexiSpot E7H電動昇降デスクのレビュー

電動昇降デスクを使ったことは無いけど、気になっている人は多いのではないでしょうか。

素人でも簡単に組み立てはできる?」、「昇降音ってうるさくない?」など使ったことが無い人にとっては多くの疑問を感じるかと思います。

私自身も、以前から電動昇降デスクが欲しいと考えてはいたものの、賃貸に住んでいたり、2階に部屋があることで設置に懸念があったりと購入を躊躇っていました。

そんな中、今回はFlexiSpot様より『電動昇降デスクE7H』レビューのお話を頂いたことで、ぜひ使ってみることに決めました。

電動昇降デスクは家具ではありますが、電気を使って駆動するので一種の家電でもあります。よって、今回は家電の一つとして「電動昇降デスク」を初めてレビューをさせてもらう運びとなりました。

家電マニアではありますが、初めて電動昇降デスクを使う立場として、実際に感じた良さと気になった点を率直に紹介させてもらうので、購入を検討している方の参考になればと思います

この記事の著者
yuiya
(@yuiya_blog)
  • 家電開発エンジニア
  • 家電LIFE 管理人
  • 家電ブロガー/4年目
  • WEBメディア 監修実績あり

本記事はメーカー様よりサンプルを提供して頂いて作成しております。

目次

FlexiSpot E7Hはこんな人におすすめ!

FlexiSpot E7H

最初に、結論として電動昇降デスクE7Hがどんな人におすすめなのかをまとめます。

E7Hがおすすめな人
  • 初めて電動昇降デスクを購入する人
  • 賃貸などで騒音が気になる人
  • コスパが良い昇降デスクが欲しい人

今回、実際にFlexiSpot E7Hを使ってみて、様々な良い点と悪い点が分かりました。それらを踏また上で、初めて電動昇降デスクを使う人や、コスパ重視の人におすすめします。また、賃貸マンションやアパートで使う際に騒音が気になる人にもぜひ使ってみてもらいたいと思いました。

実際の感想やメリットとデメリットの詳細は下記で紹介しますので、チェックしてみてください。

FlexiSpotと電動昇降デスクE7Hの概要

FlexiSpotとは

FlexiSpot(フレキシスポット)は、中国に本社を置く家具メーカーです。中国の深圳市に拠点を置き、オフィス家具やデスク周辺の製品を設計、製造、販売しています。FlexiSpotは世界中で展開しており、特に北米や欧州市場で人気を博しています。

その中でも電動昇降デスクは主力製品のひとつ。電動昇降デスクと言えば、FlexiSpotが必ず選択肢の一つに入って来ると言っても過言ではありません。

E7Hの仕様

E7H(天板無し)の基本スペックは下記のようになっています。

重量34.9kg
昇降範囲63.5~128.5cm
昇降速度40mm/s
脚幅調節範囲110~190cm
耐荷重160kg
カラーブラック、ホワイト
対応天板サイズ横120~200cm、縦60~80cm、厚さ2mm以上

保証期間は安心の5年保証が付いています。

E7H対応の天板カラーは、サイズによって選べる種類が異なります。

スクロールできます
天板サイズカラー
60×120cmブラック、ホワイト、ダークブラウン、マホガニー、
グレイウッド、ライトグレイ、メープル、ホワイトウッド
70×140cmブラック、メープル、グレイウッド、マホガニー、ホワイト
70×160cmブラック、メープル、マホガニー、ホワイト
80×180cmメープル

選べるカラーが非常に多いので、部屋のインテリアやコーディネートに合わせて自分好みの天板を選べます。

天板カラーの詳細は公式サイトでチェックしてみてください。

E7Hを開封して組み立ててみた

では商品を開封していきます。梱包状態はこんな感じです。

FlexiSpot E7Hの梱包状態

入っている部品はざっとこんな感じとなっています。

FlexiSpot E7Hの同梱部品

天板だけだとこのようになっています。今回の天板は60×120cmでE7Hシリーズでは最も小さいサイズなのですが、実際にものを見ると結構大きく感じます。

FlexiSpot E7Hの天板

ねじとかの細かい部品も分かりやすく小分けにしてあります。細かいところまで気づかいされているのが分かります。

FlexiSpot E7Hのねじ各種

どこの端子にどのコードを接続するかも分かりやすく色分けしてあります。

FlexiSpot E7Hのコード類の接続

1時間ほどで完成しました。

FlexiSpot E7Hの完成形

多機能コントローラーはシンプルで各ボタンが何を指しているのかが分かりやすいです。高さを二つまで記憶することが可能。側面にはUSBポートが一つ付いています。

また、ロック機能まで付いているので、小さい子どもが誤って操作しないように安全性まで考慮されています。

FlexiSpot E7Hのコントローラー

デスクの下側はケーブルトレイと配線カバーのおかげでこのようにスッキリ収納させることができました。FlexiSpotロゴの主張が割と激しいです。

FlexiSpot E7Hの裏側

小物類として、コードをまとめる為の面ファスナーとケーブルクリップが付いています。これもかなり有難いです。

FlexiSpot E7Hの付属品

高さ調節はこのようになります。最大高さ128.5cmの時はここまで上がります。ちなみに、私が使用しているイスに座ったままこの下にスッポリ入ります。

FlexiSpot E7Hの最大高さ128.5cmの時

最小高さ63.5cmの時はここまで下げることができます。ひじ掛け付きのイスは入らない高さです。

FlexiSpot E7Hの最小高さ63.5cmの時

どちらの高さの時も揺れたり不安定になることはありません。ずっしりとした安定感を感じます。また、ケーブルホルダーが搭載されているおかげで、電源コードもスッキリしています。

実際に使って感じたE7Hのメリットとデメリット

しばらく使ってみて感じたことを紹介します。まずはデメリットから取り上げます。

デメリット

重いので移動は大変

私自身が初めて電動昇降デスクを扱うというのもありますが、商品が届いた瞬間から重さには驚きました。「重い」という口コミを見て分かっていたのですが、配送業者の方も「これは重いですね」と漏らすほどの重量。玄関からの搬入もちょっと大変でした。

設置する部屋が階段を上った先にあるので、男1人で持ってギリギリ階段を登れるくらいでした。組み立て終えてから設置した後も、場所を移動するのには一人だと少し大変です。

ただし、裏を返せばこの重さは抜群の安定感を生んでいるので、仕方がない点だと思います。

取扱説明書が少し分かりにくい

個人的に組立て方法を記載した取扱説明書が少し分かりづらいと感じました。イラストが多めなのは良いのですが、逆に文章が少なすぎて向きや位置、使用するねじ穴がどれなのかなど、理解するまでに少し時間がかかる箇所もありました。すべて日本語で表記されている点は好印象です。

ねじ穴が開いていない箇所がある

支柱やフレームを天板へ固定する際、ねじを多用するのですが、あらかじめねじ穴が開いている箇所と、自分自身で穴位置を決めて穴を開けなければいけない箇所があります。取扱説明書にその辺の記載もほとんど無いため、本当にここに穴を開けて良いのか戸惑ったところもあります。

よって、穴を開ける際にキリや電動ドリルなどの工具があると作業も楽になるかと思います。穴開け工具が無くても、ねじ自体をねじ込むことで締結することはできますが、そこそこ大変です

ケーブルホルダーを組み付けるとモニターアーム等のクランプが挟めなくなるので、あらかじめ取付けを想定した位置の調整が必要です

メリット

安定感は抜群

FlexiSpot E7Hの安定感

デスクとしての安定感はバッチリです。支柱などのフレーム類がずっしり重いだけあって安定感は文句なしです。昇降中でもデスクの上にあるものはほとんど振動しません。

もちろん天板に体重をかけても、歪んだりひっくり返ったりするようなことはありません。私の場合は、モニターアームを天板に固定したいので、がたつかないかなど心配していたのですが、全く問題ありませんでした。天板の端の方にクランプ式のモニターアームと取付けて何度も昇降を繰り返していますが、しっかり安定して使えています。

昇降音が小さい

賃貸マンションやアパートで使用する際に気になるのが、デスクを昇降させる時の音です。音が大きいと夜に高さを調節するのに気が引けたりしますが、E7Hの昇降音は気にするレベルではありません。

参考までに、実際の昇降音を録音したデータが下記になります。

実際、私自身も賃貸マンション住みで両隣の部屋に別の住人が住んでいます。しかし、E7Hの高さ調節で、音を気にして「使用を控えた方がいいかな?」と思うことはありません。音の大きさで言えば、体感的にテレビを観ている時の音と同じレベルです。

デスクの高さ調節範囲が広い

立って作業する場合

高さ約63.5cmから約129cmまで調節が可能。立って作業するのにちょうど良い高さは100cm程度と言われている中で、129cmまで高さを上げることができます。約130cmまで上がれば、どんなに身長が高い人でもスタンディングで作業するのに対応できるはずです。

座って作業する場合

また、座って作業する際には約70cm程度がちょうど良い高さと言われます。一般的なデスクの高さは現在72cmを推奨されているとのこと。それを考慮しても63.5cmまで低くすることができるので、膝立ちでの作業なども可能でした。

高級感のあるデザイン

E7Hは価格が10万円以下で買えるので、電動昇降デスクとして高級品という訳ではありません。それでも、10万円以上するデスクだと言われても疑わないほど、デザインと質感は好印象を受けます。

この質感というのは、しっかりとした梱包状態から始まり、安定感とデザイン性に考慮されたCの字型のフレーム、昇降時の振動の少なさ、天板の質感などの良さを指します。間違っても安物とは思えません。

自分好みの天板を選べる

天板の種類が多いのもFlexiSpotおよびE7Hの大きな魅力だと思います。今回選んだのは、大きさは120×60、種類はグレイウッド。大きさは設置する場所のスペースに合せ、天板の種類は部屋のインテリアカラーに合せて選びました。私の場合は、玄関のある1階から2階へ上げることの加え、あまり設置スペースに余裕が無いので小さ目の120×60を選びました。

電動昇降デスクは大きさや存在感もそれなりにあるものなので、豊富なカラーやデザインから選択できるのは有難いポイントです。

E7Hのよくある質問

組立ては素人ひとりでもできるか

一人でも組立てはできます。取扱説明書に沿って組立てていけば作業工程自体には問題ありません。私の場合は、1人で作業して1時間程度で完成しました。

ただし、注意したいのは重量物の扱いです。重いパーツが多いので2人で作業した方が安心ですし、効率良く組立てられるかと思います。

大きさ的に賃貸マンションでも設置できるか

設置できると思います。商品の到着時は天板とフレーム類に分けられて来ます。そのため、玄関や入口が狭くても部屋までの搬入は可能です。

ただし、賃貸で設置する際はフローリングへ傷が付かないように気をつけた方が良いかもしれません。なかなかの重さがあるので、長時間設置していると床に跡ができる可能性があります。保護シートやマットを敷くことをおすすめします。

2階の部屋でも搬入できるか

重いですが搬入できると思います。私の場合、1階の玄関から階段を登って2階の部屋に搬入しました。できれば2人で持って運んだ方が安全です。

電源は自動でオフになるか

高さ位置を決定後、数秒で自動的に電源オフになります。電動昇降デスクはコンセントに繋ぎっぱなしが普通ですが、自動オフするので消費電力は非常に小さいと思います。

E7Hの口コミや評判を紹介

ネット上での口コミや評判を良いものと気になるものに分けていくつか紹介します。

良い口コミと評判

E7Hの良い口コミ
  • 高さの細かい微調整ができて便利
  • 昇降音が小さくて有難い
  • 価格の割に品質が良くて大満足

E7Hについての口コミを調査すると、今回のレビューで個人的に感じたことが他の方も同じように思っていることが分かりました。

高評価のコメントには、「高さ調節のしやすさ」や「昇降時の静音性」についての内容が多いです。他社の電動昇降デスクからFlexiSpotに乗り換えたという人も、高さ調節が細かくできる点と調節範囲の広さにはかなり好印象なようです。

賃貸マンションやアパートで使用する人も多く、騒音という懸念があった中で購入したという人もいましたが、良い意味で期待を裏切られたとのこと。昇降音の小ささには私も完全に同意です。

また、価格に対するクオリティが高く、コスパに満足しているユーザーの方も多いようでした。E7Hは電動昇降デスクとしては比較的お手頃な価格設定となっています。かと言って粗悪な部分は全く無く、フレームや天板、ケーブルホルダーなど小物類までしっかりした作り込みとなっています。コスパ優秀だというのは私も感じます。

気になる口コミと評判

E7Hの気になる口コミ
  • 天板にねじ穴が開いていないことの説明が無くて不親切
  • 組立ては女性一人では厳しかった
  • サイズが大きい天板だと、若干不安定さを感じる

気になる評価をしている内容も、今回のレビューで感じたものと似たものが多いです。

やっぱり天板にねじの穴が開いていないことに戸惑った人はそこそこいるみたいです。初めて電動昇降デスクを購入する人には予めの説明が無いと悩んでしまいます。ただ、普段からDIYや家具の組み立て作業をしている人にとっては特に気にすることでもないかもしれません。

他には、天板のサイズによっては不安定さを感じた人もいるようでした。今回のレビューでは120cm×60cmのシリーズでは小さいものを選んだので全く不安定なことはありませんでした。

ここで思ったのは、不安定だと感じた方はおそらく設置時の水平を調節できていないのではないかということ。デスク足には4カ所の高さ調節用アジャスターが付いています。このアジャスターでしっかり水平を出さないと、昇降時に天板が少し振動してしまうことが分かりました。よって、多くの場合はアジャスターで調整ができていれば不安定さを感じることは無いのではと思います。

とは言え、実際に大きなサイズの天板を使ってみた訳ではないので、他の要因があるのかもしれません。

初心者がE7Hを使って感じたことのまとめ

最後にE7Hを使って分かったことをまとめます。

  • 重いけど安定感は抜群
  • 組み立ては基本1人でも可能
  • 昇降音は賃貸でも気にならないレベル

これら以外にも、良い点と気になる点がいくつか明らかになりました。改めて気になったところを挙げると、取扱説明書の注意書きが不足していることと、天板にねじ穴が開いていない箇所があることです。

ただ、この2点は組み立てる際の手際にしか影響しません。つまり、組み立てが完全してしまえば、重いこと以外にデメリットと感じる部分は無いと言えます。

それだけ商品としての満足度は高いと思います。よって、初めて電動昇降デスクの購入を検討している人や、賃貸でも使えるのか気になっている人におすすめです。

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