冷風機とは|冷風機の特徴や効果・エアコンとの違いを解説!おすすめモデルも紹介!

冷風機という夏におすすめの家電をご存知でしょうか。冷風機はエアコンとは違って移動して使うことができます。冷ましたい箇所にスポット的にも冷房することができる空調機器です。そんな冷風機の効果や冷風機のメリットやデメリットについて紹介します。また、エアコンとの違いについて解説します。おすすめの冷風機も紹介します。

目次

冷風機とは

冷風機とは

(出典:amazon)

冷風機とは、ルームエアコンと同じ仕組みによって冷たい空気を出すことができる製品です。つまり、エアコンの室内機と室外機を一つにした送風機です。本体に熱交換器を搭載し、吸い込んだ空気を冷却して吹き出します。

本体をキャスター等で移動させることができる為、エアコンが設置されていない部屋やガレージなどでも冷風を出すことができます。好きな場所で好きな個所にスポット的に冷風を当てることができることからスポットクーラーポータブルクーラーとも呼びます。

冷風機の特徴について、アイリスオーヤマの公式サイト「アイリスプラザ」で分かりやすく紹介されていますので参考にしてみて下さい。

ただし、メリットばかりではなく、冷風機ならではのデメリットもあります。これらの冷風機の特徴については次の項目で解説します。

冷風扇とは全く違う

冷風扇

(出典:amazon)

最近、人気が高まっている空調家電の一つに冷風扇というものがあります。冷風機と冷風扇は名前が似ているので混合しがちですが、全く異なるものになります。

冷風扇とは、水を使って冷風を送り出す扇風機です。水が蒸発する際に熱を奪う現象を利用したものです。フィルターに水を含ませ、風を当てて水を気化させることで熱を奪う仕組みになります。

つまり、冷風扇は水を気化させていますので室内を加湿してしまいます。ポイント的に涼しく感じることができますが、部屋全体の湿度は上がり、室温も下がる訳ではありませんので体感的には返って熱くなってしまいます。反対に冷風機は除湿しますので、そもそもの効果が全く異なることが分かるかと思います。

冷風機とエアコンの違い

冷風機とエアコンの違い

(出典:amazon)

冷風機はエアコンと同じ仕組みではありますが、決定的に大きな違いがあります。構造的には室内機と室外機が一体化されている点が一番の大きな違いですが、他にも使用上に注意すべき違いがあります。

冷風機はエアコンの代わりになるのかな?と疑問に思う人もいるでしょう。エアコンの代わりとして冷風機の購入を検討している方は、エアコンとの違いを必ずチェックするようにしましょう。

室内温度は下げられない

基本的に冷風機は室内温度を下げることはできません。その理由は、冷風機は冷風を出すと同時に背面側からは熱風を排出するからです。よって、排出される熱風を外に逃がさない限り、室内温度は下がることはありません。密閉空間で使用すると、むしろ室温は上がってしまいます。

逆に言うと、熱い排気をダクトホースによって屋外に逃がすように設置すれば、室内温度を下げることも可能です。家庭用の冷風機はダクトホースが標準装備されているか、オプションとして用意されている場合がほとんどです。ルームエアコンと比較すれば冷房能力はかなり弱いですが、設置の方法次第では冷房効果を十分に得られることもできます。

冷風機のメリット・デメリット

冷風機の特徴から、メリットとデメリットを紹介します。エアコンや扇風機、他の家電と比較した場合にメリットとなるポイントや、逆に使いづらいポイントなどをピックアップします。

冷風機のメリット

メリット

まずは冷風機のメリットを挙げます。ルームエアコンと比べて便利な点、魅力的な点を紹介します。

冷風機のメリット① 移動できる

冷風機の便利なポイントが移動できるということです。多くの冷風機にはキャスターが付いていて、部屋間を容易に移動できるのも嬉しいポイントです。

屋内のみならず、電源コードが届く範囲であれば倉庫やガレージでも冷たい風を浴びることができます。冷風機を作業場所に持っていくことで、快適な環境で作業することが可能になります。

冷風機のメリット② スポット的に使える

スポット的にクーラーが使えるのも魅力的なポイントです。難しい設置もなく、電源コードを繋げばすぐに使用できます。

半屋外の作業時など、部屋全体を冷やす必要がない場合もあります。こういった状況で、冷やしたい箇所だけを集中的に冷房できます。その為、無駄なエネルギーを使用せず、電気代にも経済的です。

冷風機のメリット③ 除湿も可能

冷風機は除湿することもできます。エアコンと同じく、室内の空気に含まれる水分を奪いながら冷房します。その為、排気を屋外に放出すれば部屋全体を除湿することが可能です。特に部屋干し乾燥のサポートや、雨の日のジメジメ対策に効果的です。

除湿機については他の記事にもまとめていますので、除湿が気になる方はそちらもご参照ください。

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冷風機のデメリット

デメリット

どこでも使えて便利な冷風機ですが、冷風機にもちょっとした気になるポイントがあります。

冷風機のデメリット① 排気が熱い

冒頭でも紹介した通り、冷風機は冷風と同時に暖かい空気を排出します。その為、密閉された部屋で冷風機を使用すると、室内全体の室温が上がってしまいます。部屋の空気を冷やしたい場合は排気を屋外へ出す必要があるので、ダクトホースの用意などの手間が掛かります。

局所的に冷やしたい場合や、半屋外での使用であれば屋外へ排気しなくてもあまり気にならないかもしれません。

冷風機のデメリット② 運転音は大きめ

冷風機の運転音は大きめです。エアコンの室外機が本体と一体化していると考えると無理もないと思うのではないでしょうか。冷風機はエアコンと同じようにコンプレッサーを搭載しています。このコンプレッサーによる騒音(振動)が少し気になるかもしれません。音の大きさとしては、コンプレッサー式の除湿機と近い運転音となります。

普段使いであれば全く気になるレベルの音ではありません。ただし、マンションなどの集合住宅で夜間に使用する際は、状況によっては控える方が無難かもしれません。

冷風機の選び方

次に冷風機の選び方を見ていきましょう。エアコンほど種類やモデル数は豊富ではありませんが、冷風機にも選ぶ際のポイントがあります。購入する際にはポイントを絞ってチェックしておきましょう。

ドレン方式で選ぶ

ノンドレン方式とは

(出典:amazon)

冷風機では、除湿した水を本体の排水タンクに溜めるドレンタイプと、発生した水を蒸発させて排熱と一緒に放出するノンドレンタイプの2種類があります。ドレン式の場合は除湿機と同じで、タンクの容量が大きいほど水を捨てる頻度は少なくて済みます。しかし、水の量が多いので重くて重労働になります。逆に、タンクの容量が少ない場合は水を捨てる頻度を多いですが、タンクの重さは軽いので捨てやすいです。

ノンドレン式の場合は基本的に排水作業は必要ありません。ただし、ノンドレン式は部屋の湿度が高い場合には蒸発処理が間に合わないことがあります。その際にはドレンホースによる排水が必要なモデルがほとんどです。よって、ノンドレン式でも排水口と排水ホースが付いています。

ご自身のタイプや使い方に合ったドレン方式・タンク容量を選ぶことをおすすめします。

本体サイズで選ぶ

採寸

冷風機はモデルによって本体サイズが全く異なります。家庭用向けの冷風機でもサイズが大きめのものあります。使用するお部屋の広さや、環境に合わせて適切な大きさのモデルを選びましょう。購入してから大き過ぎたなどと後悔しない為にも、一度は家電量販店などで実物サイズをチェックしておくと良いと思います。

移動しやすさで選ぶ

キャスター

ほとんどの家庭用の冷風機には、キャスターが付いていて簡単に移動ができる仕様になっています。キャスターが付いていても本体の重量が重かったり、大きさが大きかったりすると、移動する際に少し手間に感じるかもしれません。

部屋の間を頻繁に移動することが想定されているのであれば、できるだけコンパクトで軽い冷風機を選ぶと移動がスムーズになります。キャスターが付いていることはマストですが、本体サイズ・重量と合わせてチェックしましょう。

手入れのしやすさで選ぶ

お手入れ

冷風機は除湿機と同じく、本体内のタンクに水を溜める製品です。その為、定期的な掃除や手入れが必要となります。定期的な手入れを怠ると、器具内部にカビや雑菌が繁殖して衛生上良くない影響が出てきます。

面倒くさがり屋な人や忙しくて時間がない人は、少しでも手入れがしやすいものを選ぶことをおすすめします。手入れがしやすいというのは、排水タンクが洗いやすい形状であったり、各部品が水洗いしやすい構造であるものを指します。それが良く分からないのであれば、売り文句として「お手入れしやすい構造」などと宣伝されていれば分かりやすいかと思います。購入の際には一度確認してみましょう。

冷風機のおすすめモデル紹介

おすすめの冷風機を紹介します。冷風機の代表的なモデルから、少しマニアックなモデルまで紹介しますので、気になる商品がありましたらチェックしてみて下さい。

アイリスオーヤマ ポータブルクーラー

アイリスオーヤマ ポータブルクーラー

出典:amazon

冷風能力 消費電力 排水方式
2.3kW 755W ノンドレン式

アイリスオーヤマのネット限定モデルです。冷風・除湿・換気(送風)が可能で、目安となる適用畳数は5~8畳です。ノンドレン式なので面倒な排水作業は必要ありません。ノンドレン式とは、空気中から発生したドレン水を蒸発させ、排気ダクトから排気と一緒に屋外へ放出する仕組みです。湿度が高い場所では、ドレンホースや排水ホースを使って簡単に排水も可能です。キャスター付きのため、部屋間の移動もラクラクです。内部洗浄機能が搭載されていて、使用後はファンを回して湿気や熱を飛ばします。性能・機能・メンテナンス性が揃った優秀な冷風機です。

 

コロナ どこでもクーラー

コロナ どこでもクーラー

出典:amazon

適用畳数 消費電力 排水方式
木造10畳 220W ドレン式

冷風機の中でも人気の高い、コロナのどこでもクーラーです。衣類乾燥、パワフル冷風、除湿の1台3役。適用畳数は木畳10畳から鉄筋コンクリート23畳です。吹き出す冷風は最大で室温-10℃という冷たさで、パワフル除湿では1日に1Lペットボトルを10本分も除湿できます。排熱ダクトは本体に収納可能、キャスター付きで移動が簡単です。排水タンクは大容量の5.8Lで、排水作業の頻度が少なくて済みます。内部乾燥モードも搭載されていて、衛生上の対策もバッチリです。コンパクトな本体からは想像もつかないパワーと操作性で快適な空間を作ることができます。

 

トヨトミ スポット冷風機

トヨトミ スポット冷風機

出典:amazon

冷風能力 消費電力 排水方式
2.0kW 490W ノンドレン式

トヨトミのスポット冷風機です。冷風、ドライ(除湿)、送風が可能。ノンドレン式で排水作業が必要ありません。キャスター付きで移動も簡単です。リモコンも付属されているので、離れた位置からの操作性もバッチリです。内部クリーン機能が搭載されていますので、使用後は乾燥させて清潔さを保ちます。あまり冷風機のイメージが無いトヨトミですが、非の打ちどころがない一台です。

 

ナカトミ 移動式エアコン

ナカトミ 移動式エアコン

出典:amazon

冷風能力 消費電力 排水方式
2.0kW 490W ノンドレン式

ナカトミの冷風、除湿、送風が可能な冷風機です。ノンドレン式なので排水作業は不要です。除湿能力は1日当たり23L(50Hz)で申し分のない除湿パワーを誇ります。キャスター付き、リモコン付き、排熱ダクト付きで必要なものは全て揃っています。デザインは非常にシンプルでどんなお部屋にもマッチします。主張の少ないデザインの冷風機が欲しい人におすすめです。

 

ビアンコ 冷風機

ビアンコ スポットクーラー

出典:amazon

適用畳数 消費電力 排水方式
木造10畳 630W ノンドレン式

ビアンコの3way Spot Coolerです。冷風、送風、除湿が可能です。冷風は15~31℃の範囲で温度を設定することが可能で風量も調節することが可能です。オートモードもあり、室温に応じて自動的に冷風と送風を切り替えます。ノンドレン方式を採用しているので基本的に排水作業は必要ありません。部屋の湿度が高く内部での蒸発が間に合わない場合は、満水表示が出ますので排水口から排水すればOKです。操作パネルのデザインはおしゃれで使いやすさも抜群です。リモコンやキャスターも付いていて、コスパに優れた冷風機となっています。

 

まとめ

夏の暑さをしのぐ家電はエアコンと扇風機だけではありません。冷風機はエアコンや扇風機には無い強みを持っています。どこでも移動することができ、冷たい風を送ることができる魅力的な空調家電です。

エアコンを購入する際、扇風機を購入する際には冷風機も一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

冷風機の他にも扇風機や除湿機について役立つ記事があります。気になる方はご参照ください。

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