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【TicWatch Pro 5レビュー】Wear OS搭載の高性能スマートウォッチ。Androidユーザー必見!?

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TicWatch Pro 5の使用レビュー

「iOSのアップルウォッチ以外にAndroidで使える構成のなスマートウォッチってないのかな?」と思う人もいるのではないでしょうか。

今や付けている人を見ない日は無いスマートウォッチですが、本記事では、Androidユーザーにはぜひチェックしてもらいたいスマートウォッチ「TicWatch Pro 5」を紹介します。

TicWatch Pro 5はWear OSを搭載した高性能スマートウォッチ。

スマートウォッチ市場で人気を集めるMobvoiのTicWatchシリーズの最新モデルで、Google Playが内蔵されたり、二層のディスプレイが採用されているなど魅力溢れる商品です。

iOS非対応なのが欠点ですが、多機能かつ高スペックでAndroidユーザーには必見のスマートウォッチです。実際に見て触って使ってみての感想を紹介します。

この記事の著者
yuiya
(@yuiya_blog)
  • 家電開発エンジニア
  • 家電LIFE 管理人
  • 家電ブロガー/4年目
  • WEBメディア 監修実績あり

本記事はメーカー様よりサンプルを提供して頂いて作成しております。

目次

Mobvoiとは

Mobvoiは、主にウェアラブルデバイスと人工知能(AI)ソリューションを提供する中国の企業です。Mobvoiは、2012年に設立され、北京に本社を構えます。設立当初は音声認識技術に特化していましたが、現在でスマートウォッチやスマートスピーカーなどの製品も開発しています。

Mobvoiが手掛ける最も有名な製品が、今回紹介するスマートウォッチ『TicWatch』です。TicWatchは、GoogleのWear OSを採用しています。音声認識の分野では世界をリードする企業の一つであり、Googleやフォルクスワーゲンなどからも出資を受けていることで有名です。

TicWatch Pro 5の概要

基本仕様

製品名TicWatch Pro 5
サイズ50.15mm × 48mm × 12.2mm
重量44.35g
ディスプレイサイズ1.43インチ、326ppi
OSWear OS by Google
ストレージ32GB
メモリ2GB
対応デバイスAndroid 8.0以上
バッテリー容量628mAh
通信方式Bluetooth 5.2、Wi-Fi 2.4GHz 802.11b/g/n
チップセットSnapdragon W5+ Gen 1 Platform
バンドの材質&横幅固形シリカゲル、幅24mm
画面の材質コーニングゴリラ指紋防止カバーグラス
時計ケースステンレス、7000シリーズアルミニウム、高強度ナイロン、グラスファイバー
耐久性5ATM & MIL-STD-810H

ポイントとなるのはメモリ(RAM)とストレージ(ROM)です。前作ではメモリが1GB、ストレージが8GBでしたので、メモリは2倍、ストレージは4倍にまで向上しています。

主な特徴

最新OS&チップ採用

TicWatch Pro 5の最新OS&チップ
出典:amazon.co.jp

TicWatch Pro 5は、最新のWearOSQualcommのSnapdragon W5+ Gen 1 ウェアラブル プラットフォームを搭載しています。このプロセッサは、現時点で最高クラスのもので快適なパフォーマンスを実現するために設計されており、高速な処理能力と効率的なものです。さらに2GBのRAMと32GBのストレージを搭載しているため、アプリやデータの管理が非常にスムーズに対応することが可能です。

二層ディスプレイ

TicWatch Pro 5の二層ディスプレイとバッテリー
出典:amazon.co.jp

TicWatch Pro 5は、二層ディスプレイを採用しています。この二層ディスプレイによって、スマートウォッチのバッテリー寿命を延ばすことができます。常時表示モードでは、省電力の液晶ディスプレイFSTN液晶を使用し、バッテリーの消費を極力抑えながら時刻や基本情報を表示します。また、もう一層は高解像度のAMOLEDディスプレイが使用され、色彩や文字の再現性、コントラストのレベルが高くとても綺麗です。

ミリタリースタンダード810H

TicWatch Pro 5の強度
出典;amazon.co.jp

TicWatch Pro 5はゴリラガラスを採用しており、軍事レベルの耐久性を誇ります。アメリカ国防総省のミル規格810Hを取得しています。耐熱性、耐衝撃性、耐湿性、耐温度性など非常に高いレベルを有していますので、アウトドアで使用するにも十分過ぎるほど強靭です。

TicWatch Pro 5|開封レビュー

それでは実際に商品を開封してレビューしていきます。

同梱品

TicWatch Pro 5の同梱品
TicWatch Pro 5の同梱品
  • TicWatch Pro 5本体
  • 充電ケーブル
  • クイックスタートガイド
  • 使用上の注意
  • ブランド紹介

TicWatch Pro 5の同梱品はこんな感じでシンプルです。クイックスタートガイドは日本語でも非常に分かりやすく構成されています。

外観デザイン

TicWatch Pro 5の外観(前面)

フロントデザインはこんな感じです。ベゼルがシャープになっていることで画面がかなり大きく感じます。梱包用の保護フィルムも淵に沿って綺麗に貼ってあります。

TicWatch Pro 5の外観(背面)

裏面側はよくあるスマートウォッチのような仕様です。センサー部にもしっかり保護フィルムが貼ってあります。

TicWatch Pro 5の側面

右側面にはいわゆる腕時計で言う竜頭(りゅうず)があります。竜頭は回転式のクラウンになっているので、ここを回すことでもタッチ操作と同じようにスクロールすることができます。

ディスプレイ

TicWatch Pro 5のAMOLEDディスプレイ

ディスプレイは1.43インチのAMOLED液晶+FSTN液晶の二層式ディスプレイ(466×466PPi)ですが、非常に綺麗です。通常表示されているAMOLED液晶は色味が綺麗でバックライトの効果もあって文字もハッキリ映されています。

TicWatch Pro 5のFNTSディスプレイ

もう一層のFNTSディスプレイはモノクロで色はありませんが、文字の視認性は全く問題ありません。こちらは普通のデジタル時計のようなもので、常に表示されるディスプレイになっています。

ペアリング

TicWatch Pro 5び¥のペアリング

実際にAndroidスマートフォンとペアリングしてみました。ペアリングの操作自体も非常に簡単です。スマホ側でアプリをダウンロードして指示に従うだけであっという間にできました。指示内容も丁寧なので好印象です。

TicHealth for Wear OS

TicHealth for Wear OS

Mobvoi Information Technology Company Limited.無料posted withアプリーチ

TicWatch Pro 5|感じたメリットとデメリット

TicWatch Pro 5のメリット

操作性が良い

TicWatch Pro 5の操作性

TicWatch Pro 5の操作性はめちゃくちゃ良いです。スクロールやタッチの反応速度はサクサクで平均的なスマートフォンと同等以上の使いやすさに感じます。画面のタッチ操作だけでなく、回転式クラウンでのスクロール操作も同様です。タッチ操作以外でも物理的に操作できるのは何かと便利かと思います。

Google Playストアが内蔵されている

TicWatch Pro 5の大きな魅力の一つがGoogle Playが内蔵されているということです。TicWatch Pro 5での操作だけでアプリをインストールするだけで専用アプリが使えます。LINEやGoogleマップ、Spotifyなどが本当に普通に使えます。

特にLINEは驚くほど使いやすいです。TicWatch Pro 5でLINEの返信もできますし、キーパッドを使っての返信や絵文字、音声アシストでの入力も可能です。この辺はiOSユーザーの王道アップルウォッチにも負けていないかと思います。

文字盤の数が豊富

TicWatch Pro 5の文字盤の例1
TicWatch Pro 5の文字盤の例2
TicWatch Pro 5の文字盤の例3

選べる文字盤の数が1000種類ととんでもない数を揃えています。上の写真にいくつか例を載せましたが、ここで紹介しきれないのが悔しいくらいバラエティ豊富な文字盤が用意されています。今日はどれにしようかと毎日選ぶのも楽しくてわくわくするかと思います。

急速充電

シリーズ初搭載の急速充電もなかなか好感触です。公式では30分の充電で65%まで充電が可能ということですが、実際に充電した実力的には、30分で60%程度、1時間でフル充電ができるようなレベルでした。公式の数値と比べて少し遅いかなと思いましたが、充電環境なども影響があるかもしれないので特に不満はありません。スマートウォッチの充電速度としては満足です。

エッセンシャルモードが便利

エッセンシャルモードはいわゆる省エネモードで、消灯時やバッテリー残量が少ないときにモノクロ表示になるモードです。このエッセンシャルモードにすると、最大45日もバッテリーが持つのでほんとに充電回数が激減します。また、エッセンシャルモードに設定しても、ただ時計を表示するだけでなくて、心拍数、歩数、睡眠の分析は行うことができます。前作までは時計を表示することしかできなかったので、今回進化しています。

TicWatch Pro 5のデメリット

iOS非対応

やはり、TicWatch Pro 5の一番のデメリットはiOSに対応していないことです。iPhoneユーザーにとっては全く無意味なものとなってしまうのが残念に思います。TicWatchの前作『Pro 3 Ultra』では、WearOSのスマートウォッチにも関わらずiPhoneでもペアリングができただけに、余計にがっかり感は大きいです。

今後のモデルチェンジでiOS対応が復活するか、それともこのままAndroid限定で行くのかは分かりません。ただ、そもそもAndroidユーザーにとってはデメリットでも何でも無いので気にする必要は全くありません。

価格が高い

本体価格はAmazonで49,999円(2023年10月17日時点)で正直に言えば少し高いかなという印象です。これも前作と比較すると、TicWatch Pro 3 UltraがAmazonで35,999円(2023年10月17日時点)でしたので、1万円以上も価格アップしています。

確かに最新OSの搭載だったり性能面で格段にレベルアップしているのは十分に理解できますが、どうしても前作と比較してしまうとちょっと高いなと感じてしまいました。それでも満足できるだけの多機能性かつ高性能にはなっているので、購入して後悔するようなことは無いかと思います。

まとめ:TicWatch Pro 5はAndroidユーザーにおすすめ!

TicWatch pro 5は iOS非対応という残念なポイントはあるものの、Androidユーザーにとっては超優秀なスマートウォッチだと思います。

私自身も普段はiPhoneを使用しているので、TicWatch pro 5を普段使いすることはできません。

しかし、もし私がAndroidを使っていたらTicWatch pro 5を使いたいと思います。価格は安くはありませんが、それだけのものをユーザーに与えてくれると感じました。気になった方はぜひ一度購入してみてはいかがでしょうか。

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