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【TRUEFREE T3 レビュー】3,000円の格安ワイヤレスイヤホンを10日間じっくり使用して分かった予想外な結果

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格安ワイヤレスイヤホンTRUEFREE T3の実機レビュー

3,000円代で購入できる格安ワイヤレスイヤホンと聞いてどんな印象を持ちますか。

音質が悪いのではないか、操作性やデバイス接続などに不安があるという人が多いのではないでしょうか。それでも低価格で購入できるワイヤレスイヤホンを求める人が多いのは事実。

そんな中、イヤホン専門ブランドのTRUEFREEから3,000円代で買える新モデルT3が発売されました。透明な樹脂パーツを使ったデザインが特徴のT3は、格安にも関わらず13mm大口径ドライバーの採用など音質にもこだわっている様子。

今回は実機をTRUEFREE様より提供頂き、見て聞いて触ってみた感想を正直にレビューしていきます。価格に対してのクオリティがどうなのかに着眼点を置いて紹介していきます。

この記事の著者
yuiya
(@yuiya_blog)
  • 家電開発エンジニア
  • 家電LIFE 管理人
  • 家電ブロガー/4年目
  • WEBメディア 監修実績あり

本記事はメーカー様より商品サンプルをご提供頂いて作成しています。

目次

TRUEFREEとは

TRUEFREEとは

TRUEFREEはイヤホンを専門に開発、製造、販売するブランド。2022年に中国の深センで設立され、スポーツイヤホンをメインコンセプトとするブランドです。開発コンセプトは、運動中に音楽を楽しむ人を対象にした、運動時のイヤホン装着ニーズを分析、音楽と運動を同時に楽しむことができるBluetoothイヤホンを生み出すことです。

今回レビューするイヤホン以外にも、耳掛けタイプのTRUEFREE O1、空気伝導タイプのTRUEFREE F1などどれも5千円以下で購入できる低価格イヤホンを得意としています。

また、イヤホン専門ブランドでありながらも、LEDデスクライトも手掛けています。他にどのような商品を扱っているのか気になる方は、TRUEFREEのAmazon公式ストアをチェックしてみて下さい。TRUEFREEの公式X(旧Twitter)もありますので、お得な情報などを知りたい人は覗いてみるのも良いかと思います。

TRUEFREE の公式サイト・SNS

Amazon公式ストア:Amazon.co.jp: truefree

公式X(旧Twitter):TRUEFREE JAPAN

TRUEFREE T3の概要

TRUEFREE T3の概要

基本スペック

製品名TRUEFREE T3
タイプインナーイヤー型
対応コーデックAAC、SBC
Bluetooth 接続Bluetooth 5.3
充電ケースポートType-C
バッテリー寿命最大28時間連続再生
バッテリー充電時間1.5時間
ドライバー13mmダイナミック型
ノイズキャンセリングENC通話
重量片側3.5g、ケース含む38g
防水性能IPX5

TRUEFREEの特徴としては、透明なボディとデザイン13mmのダイナミックドライバーによる高音質ENC通話ノイズキャンセリング低遅延ゲームモードなどがあります。特にクリアなデザインはワイヤレスイヤホンとしても珍しく、かなり目を惹く外観となっています。バッテリーはイヤホン単体で連続7時間、充電ケースを合わせて最大28時間の連続再生が可能です。

また、日本国内での電波法で定められている技術基準を満たした証明である『技適マーク』もしっかり入っています。

実物の重さ

TRUEFREE T3の重さ

イヤホンと充電ケースを合わせて実測38gでした。ちなみにAirPods(第三世代)の重さはイヤホンと充電ケース併せておよそ47gです。実際に持った感じもかなり軽い印象を受けました。

TRUEFREE T3のイヤホン単体の重さ

左右のイヤホン合計の重さが7g、片側だけで3.5g。AirPods(第三世代)でも片側4.3g程度なので、やはりかなり軽量化されているなという印象。イヤホン単体の軽さは長時間の装着による疲れに影響してくるので重要なポイントです。

付属品と別売品

TRUEFREE T3の同梱品
TRUEFREE T3の付属品
  • イヤホン本体
  • プラグイン充電ケース
  • USB Type-A to Cケーブル
  • 取扱説明書

同梱されている付属品は少なくかなりシンプルなので好印象です。充電ケーブルはUSB Type-A to Cケーブル。取扱説明書は日本語にもしっかり対応しています。

外観デザイン

TRUEFREE T3の外観デザイン

それでは特徴的なデザインを見ていきます。写真の通り、本体カラーはオレンジ一色。充電ケースは外側全体がクリアパーツとなっています。

TRUEFREE T3のイヤホン単体のデザイン

イヤホン本体は外側がスケルトン仕様、タッチ操作部と内側の装着部は不透明のオレンジ色パーツになっています。指紋も目立ちにくい材質と色合いなのでベタベタ触っても気になりません。

TRUEFREE T3のイヤホンの裏側

イヤホン装着部は形がどことなくAirPodsに似ているような似ていないような感じです。

充電ケースに収納した時も外側からイヤホン単体が見えます。充電ケース中央部にあるLEDランプが充電時や接続時に点灯します。

TRUEFREE T3の透明なボディ

イヤホンのスケルトン部分をみると、内蔵された基盤のシルク印刷や実装部品まではっきり見えます。機械や電子回路が好きな人には好奇心をくすぐります。

TRUEFREE T3の端子

充電ケースの側面側にはUSB-Type-Cのポートがあります。余談ですが、このポートが側面にあるおかげでギリギリ直立させることができます。ケースに入れた状態だと直立しないイヤホンも多いので、直立した時は少し嬉しかったです。

実際に10日間TRUEFREE T3を使ってみた感想

実際にTRUEFREE T3をとりあえず10日間ほど使ってみた感想を紹介します。普段使いしているイヤホンやこれまでレビューさせて頂いた他のイヤホンを比較しながらもレビューしていきたいと思います。

着け心地

TRUEFREE T3の着け心地

実際にTRUEFREE T3を耳に着けてみた感じは悪くありません。耳の内部につっぱるような感じも無く、ナチュラルに装着できます。私は耳の穴が標準よりも少し小さ目なのですが形状的に上手く引っかかります。

勝手なイメージとして、外国製の安いイヤホンは日本人の耳には合わないと思っていましたが、TRUEFREE T3の装着感は比較的良い方だと思います。さすがに頭を思いっきり振ると飛んでいきましたが、走ったりジャンプしたりしても耳から落ちることは無かったです。重さが軽いこともあって着けていても疲れにくいです。

音質

 TRUEFREE T3の音質はまずまずかなという印象。13mmの大口径ドライバーを採用しているので、高音から低音まで広く再現できるのだろうなという先入観を持って音楽を聴いたところ、低音域だけちょっと微妙でした。高音域はしっかり出ているように感じました。

そうは言っても3千円クラスのイヤホンとして考えれば、この音質に不満はありません。むしろコスパで考えればかなり高水準であることは間違いないです。

接続のしやすさは良好

スマホとの接続性はバッチリです。充電ケースを開けると、およそ5秒程度で登録したデバイスと接続されるので、ケースを開けてイヤホンを耳に装着する頃には接続が完了しています。この接続性については低価格イヤホンとは思えないクオリティだと思います。

操作性

イヤホンのタッチセンサー部で操作をしてみましたが、特に使い難さや違和感はありません。指の腹で操作しても、指の側面で操作してもしっかりセンサーが反応します。応答性においても品質的な懸念は感じませんでした。

タッチ操作方法は、一般的なワイヤレスイヤホンと同程度になっていて、難しいことはありません。慣れないうちは手こずりましたがすぐに覚えてスムーズに扱えるようになりました。

サイズ感

TRUEFREE T3のサイズ感

サイズ感については文句無しです。手のひらサイズの中でもコンパクトな手のひらサイズ。今までレビューしてきたイヤホンの中でも一番小さいです。小さいだけでなく軽量化もされているので、長期旅行などに持っていくのに適しているかなという印象です。

バッテリー持ち

充電の持ち時間はおよそ公表値通りの実力でした。イヤホン単体で7時間という公表値に対し、音楽を連続再生して放置しておいた結果は6時間40分ほど。通信環境による誤差もあると思うので個人的には十分なバッテリー持ちだと思います。

また、充電ケースと合わせて使用した結果については、連続で時間を測ってはいないので正確には分かりません。ただし、一日約3時間くらい使用して9日間充電無しで使用できましたので公表値28時間もほとんど合っているかと思います。まとめると、バッテリー持ちについては全く不満はありません。

TRUEFREE T3の気になる点・デメリット

TRUEFREE T3の気になる点についても紹介します。細かいところで気になった点をいくつかの項目に分けて忖度なしで言わせて頂きます。

デザインはイマイチ

完全に個人の捉え方によりますが、デザインはちょっと安っぽい感じが否めません。クリアの樹脂パーツはどうしてもおもちゃのような質感になってしまい、そこにオレンジカラーが悪い意味でフィットしています。もし、ベースカラーがブラックやホワイトだったらもう少し高貴なデザインになっていなのではないかと思いました。個人的には最も残念なポイントがデザイン性です。

低遅延ゲームモードは違いが分かり難い

特徴の一つでもある43msの低遅延ゲームモードですが、使ってみても違いが良く分かりませんでした。私自身の感覚が鈍いだけなのか分かりませんが、そこまで遅延秒数に差があるようには感じません。なので、ゲームモードに期待して購入しようと考えている人は少しだけ慎重になった方が良いかもしれませんこ

ただし、普段から遅延秒数を気にしている人にとっては差は歴然なのかもしれませんので、実際に使ってみるしかない分からないところ。

イコライザーで調整ができない

アプリ非対応なのでイコライザーで好みに調整することができないのは残念なポイント。いくら格安とは言え、アプリと接続して好きなように調整できるようにして欲しかったというのが個人的な思いです。実際、イヤホンを使っててイコライザーで調整する人がどの程度いるのかは分かりませんが、そもそも調整しないという人にとっては関係の無いデメリットです。

TRUEFREE T3の総合評価

TRUEFREE T3の総合的な評価

TRUEFREE T3の個人的な総合評価をすると以下になります。

TRUEFREE T3の総合評価
  • 使いやすさ・・・ 
  • 製品の質 ・・・ 
  • デザイン性・・・ 
  • コスパ高さ・・・ 

使いやすさを考えると、ほぼほぼ不足はありません。操作方法、着け心地、接続応答性など総合的に満足できるレベルでした。品質的な面で言えば、材質やパーツパーツの作り込みは問題ありませんが、ゲームモードの違いがもっとハッキリ分かるようであれば良かったかなと思います。

一番の残念ポイントがデザイン性。外観を透明にして内部が見えるデザインは別に良いのですが、カラーがオレンジ色なのが相まって安物感が出てしまっているのがイマイチでした。それでも価格が3,000円代であることを前提とすればコスパはかなり高いと思います。

まとめると、TRUEFREE T3は3,000円で買えるイヤホンとしてはコスパが優秀で、外観のデザインに満足できる人であればおすすめできる格安イヤホンです。

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