バルミューダの扇風機The GreenFanはおしゃれなデザインに加えて、DCモーター搭載による電気代の安さ、自然の風のような心地よい風、運転音の静かさなど、これまでの扇風機の概念を変化させた扇風機です。
しかし、価格が高いことから高級扇風機とも呼ばれていて、本当に価格に見合うだけの価値があるのかどうかを疑問に思う人も少なくありません。
今回は、今まで安い扇風機とサーキュレーターしか使って来なかった私が、The GreenFanを実際に使ってみて徹底レビューします。
高いお金を出してまで購入するだけの利益をもたらしてくれるかどうか、全て正直に解説したいと思います。今、購入するかどうか悩んでいる人の参考になればと思います。
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- WEBメディア 監修実績あり
バルミューダの扇風機The GreenFanを購入した理由
The GreenFanを購入した理由は、電気代が安くておしゃれな扇風機が欲しかったからです。
夏になるとリビングにずっと居座ることになる扇風機。在宅時はほとんどフル稼働で運転させています。実際、夏の期間だけでなく、エアコンや換気の補助、衣類乾燥のサポートにまで活用できる扇風機。なんだかんだほぼ1年中出しっぱなしなのが実情です。
しかし、それだけ長期間使う家電であるにも関わらず、今まで長年使っている扇風機は昔ながらの安いリビングファンで、デザインも決しておしゃれではありません。更には、電気代が高騰している昨今において、いずれ電気代が安いDCモーターの扇風機に替えたいと思っていました。
バルミューダのThe GreenFanももちろん選択肢の一つで憧れの扇風機でしたが、本体価格が4万円もするので価格に見合った価値があるのかどうか疑問であり、ずっと躊躇っていました。しかし、他メーカーのDCモーター搭載扇風機、高級扇風機も調べて比較したりしましたが、バルミューダのデザインを超えるものはありませんでした。
そうこうしていると今まで使っていた扇風機の首が壊れてしまい、まともに首振りができなくなったことをきっかけに、ついにバルミューダの最高峰扇風機The GreenFanを購入することを決意しました。
今回はレビュー記事を作成することで他の方々にも実際のメリットやデメリットを知って頂ければと思います。
これまで使用していた扇風機
バルミューダのThe GreenFanが我が家に来るまでは、サーキュレーターと扇風機を1台ずつ使用しておりました。
サーキュレーターはアイリスオーヤマのサーキュレーターアイで、ACモータータイプのモデルです。コンパクトながら大風量で愛用しています。扇風機は山善の5千円以下の安いリビングファン。これももちろんACモーター。この山善の扇風機は安いですが10年近く使用していたと思います。とてもお世話になってきた扇風機ではありますが、正直言えばデザインはごく普通。
2台とも風量は最小に設定しても、肌に当たると少し強く感じてしまう。運転音は静かでもありますが、無音とは言えないレベル。そもそも本体価格が安かったのでコスパを考えたらこんなものかとどこか納得していました。
The GreenFanの詳細スペック
まずはThe GreenFanのスペックから紹介します。
The GreenFanのスペック
製品名 | The GreenFan |
型式 | EGF-1800シリーズ |
電圧 | DC12V |
電源 | AC100V 50/60Hz(ACアダプター) |
消費電力 | 最小1.5~最大20W |
回転数 | 775rpm |
外形寸法 | W330×D320×H871/497 |
製品質量 | 約4.1kg |
電源コードの長さ | 約1.8m |
生産国 | 日本 |
カラーバリエーションは、ホワイト×ブラック、ホワイト×グレー、ダークグレー×ブラック、ホワイト×シャンパンゴールドの4色。今回選んだのは、最も象徴的なホワイト×ブラックです。
The GreenFanの性能値/運転時
一日の電気代目安 | 約0.4円 |
最小動作音 | 13dB |
風の到達距離 | 最大15m |
風量調節 | 4段階 |
切タイマー | 1・2・3・4時間 |
自動首振り | 左右最大75° |
手動角度調節 | 左右75°/上向き19°/下向き11° |
電気代や動作音の大きさは最小風量時の数値になります。風の届く距離については最大風量時のもの。風量の調節はDCモーター搭載にしては少な目の4段階となっています。
バッテリー使用も可能
別売アクセサリとして、バッテリー&ドックが用意されています。The GreenFanをコードレスとして使用したいのであれば、別途購入する必要があります。
バッテリーの駆動時間は最小風量であれば20時間も使えるので、ほとんど丸一日は充電せずともコードレス使用できることになります。
Battery&Dockの仕様
内蔵バッテリー | 充電式リチウムイオンポリマー電池 |
バッテリー容量 | 4500mAh 7.4V |
フル充電にかかる時間 | 約8時間 |
充電回数(寿命) | 約500回 |
型番 | EGF-P100 |
バッテリーのメーカー保証期間は1年間となっています。詳細の仕様はバルミューダの公式ホームページでチェックしてください。
The GreenFanを実際に使ってみた
同梱されている部品は写真の通り。高級な扇風機と言っても、一般的な扇風機と同じような部品構成になってます。
組み立てかた
組み立てかたは一般的な扇風機とほとんど同じです。モーター部が意外と重たいので、ポールに接続する際やACアダプターをベース部の裏に繋ぐ際は注意が必要です。一人でも簡単に組み立てられましたが、ヘッド部を取り付けるときはできれば二人で作業するほうが安心かもしれません。
風量の調節
風量の調節は4段階で、ベース部にあるインジゲーターで表示されます。下段のグリーンのLEDの数が風量を表しています。写真は風量1の時を表しています。
最小の風量1は本当に弱い送風です。今にも止まるのではないかと思うくらいゆっくり回転し、もちろん運転音は無音です。最大の風量4は音も大きくなりますが、風量もしっかり出ます。サーキュレーターのようにかなり遠くまで風が届きます。実際にどのくらいの風量が出ているのか、キラキラのリボンを貼り付けて確認したのが次になります。
風量1(最小風量)
付いているかどうかも分からないレベルの微風です。右の写真も運転中ですが、リボンがなびかないくらい弱い風量。
運転音はほとんど無音です。エアコンなどをすべて消した無音の部屋で耳を澄ませばやっと聴こえる程度です。
風量2
風量1に比べてしっかり風を感じられる強さになっています。風量はしっかり出ているのに、運転音は相変わらず無音に近い静かさです。
風量3
風量3までになると、かなり風の量が多くなります。しっかり涼みたい時にはこのくらいの風量が欲しいです。
運転音も近づくとちゃんと聴こえるレベルです。それでもリビングで使用している分には耳障りになるような音ではありません。
風量4(最大風量)
さすがに最大風量はかなりの強風を感じます。部屋の端から端まで届くレベルの風。
音はさすがに大きめです。ファンが回転する音がブーンと聴こえます。
風量は最小と最大でかなりの差があるように感じました。寝る時などは最小風量がちょうど良いですし、風で循環させたい時などは最大風量で十分ことが足りるレベルです。
首振り機能
左右方向の首振りはヘッド部にあるスイッチを押すとできます。左方向へ75°、右方向へ75°の範囲で動きます。また、上下方向の首振りは手動となっていて、上へ19°、下へ11°傾けることが可能です。
左右の首振りは十分な角度ですが、上下方向の傾きは少し狭いように感じました。
首の上下の傾きを調整する時は少し力を入れる必要があります。カチカチッと高さが変わるタイプではなく、無段階で調整できる仕様です。
高さの調節
中間ポールを外してヘッド部を直接ベース部に挿し込めば高さを調節できます。これだけの高さまで低くできるのはさすがです。足元への送風や台に置いて使う時にも便利です。
アイリスオーヤマのサーキュレーターアイと比較するとこのくらい。もちろんサーキュレーターアイの方が高さが低いですが、扇風機をここまで低く切り替えられるのであれば十分かなと思います。
扇風機でこの高さまで下げらるのは意外と使い勝手がよく、むしろ低い高さの方が持ち運びなどを考慮しても日常的に使いやすいです。
リモコン操作
リモコンもいたってシンプル。電源、風量、首振り、タイマーしかありません。これならすぐに手が暗記して見ずとも操作できそうです。赤外線の応答性はバッチリでした。受信可能範囲もかなり広いように感じました。
日本語が一言も書いていないリモコンはなかなか珍しいのではないでしょうか。シンプルを追求したデザイン性に脱帽です。
外観デザイン
デザインのおしゃれさは言うまでもありません。扇風機の中でこれだけ洗練された外観デザインのものはなかなかありません。二重構造になっている羽根の形状がまた高級感を漂わせています。ベース部に余計なスイッチは文字が無くてスッキリしているのも魅力の一つです。
4色カラーの中でも、ホワイト×ブラックが最も高級感が溢れるカラーリングだと個人的には思います。白と黒のツートンカラーがモダン的な印象を与えてくれます。
バッテリーでの使用
別売のバッテリーパックも使ってみます。バッテリー式で使うか、電源コードで使うかはこれから考えていきますが、しばらくはバッテリーでコードレスを堪能しようと思います。
バッテリーの取り付けかた
バッテリ―残量の確認は、運転中に電源ボタンを2秒間押すことでインジゲーターで表示されます。
バッテリーパックを購入してしまえば、もう今後はずっとバッテリー仕様でよくなります。リビングにドックを設置して、コードレスであちこち持ち運んでいます。
5か月間The GreenFanを使って感じたデメリット
風量調節が4段階しかない
DCモーターを搭載している割に風量の調節が4段階しかないのは少し残念です。せっかくDCモーターを採用したのであれば、6段階、8段階など安い扇風機には真似できないレベルで調節範囲を増やして欲しかったかなと思います。
ただし、最小の風量が驚くほど弱く優しく、最大の風量はしっかり強い風なので、実際に使用していく上で中間風量の使用頻度は比較的少ないのかもしれません。そう考えると4段階あれば十分なのかもとも思います。
樹脂部品が多く強度的に不安
ファンはもちろん、ファンガードも全て樹脂部品で設計されています。その為、組み立てる時は分解する際など、どこか強度的に心配になってしまいます。手を滑らせてヘッドから倒したら割れてしまうのではないかなど。実際に倒したり落としたりしていないので分かりませんが取扱い注意です。普通に使用している分には全く心配ありません。
首振りの戻り位置が少しずれている
とても素晴らしい機能として、電源をオフにすると自動で首の位置を元に戻してから切れるのですが、その位置が真正面から微妙にズレていました。個体差によるものなのかはわかりませんが、高級扇風機なのでそこはドンピシャで合わせて欲しかったと思いました。
そうとは言え、使用感や機能性には全く関係のないことなので、全く気にする必要が無いでしょう。
ポールを外す時は注意が必要
ポールを接続する時は挿し込めば自動でロックされますが、分解する時はレバーを押しながら外す必要があります。最初に分解するとき、取扱説明書を見ないで勢いで外そうとすると、ロックされているのに無理に引っ張って故障してしまうかもしれないので注意が必要です。
ACアダプターがデカい
これは仕方がないことですが、ACアダプターが大きくてコンセントに挿す時に少し場所を選ぶ必要があります。他に大き目の電源プラグがあるとぶつかってしまいました。ただし、普通の家電で使われる電源コードの挿し込みプラグとは異なり、DC12V電圧で動くのでアダプターが必要となってしまうのは仕方ありません。
1年間The GreenFanを使って感じたメリット
風が心地よいのは本当
公式サイトなどでも謳っている風の心地よさは本物でした。自然界のやわらかい風と言われると、本当にそんなような風に感じます。風量をレベル3や4にすると風量が強すぎてさすがに分かりませんが、弱い風量に設定すると肌に当たる風に優しさを感じます。
どうしてなのか、手を当てて風の出方を探ってみると、吹き出し直後に広い範囲に風が拡散されていることが分かりました。すごいと思っていたら、公式ホームページに同じようなことが記載されていたので確信に変わりました。サーキュレーターのような鋭い風と比べると全然質が異なり、これならずっと当たっていても疲れにくいと思います。
最小風量は本当に静か
少し疑っていた部分もあったのですが、風量1の運転音は驚愕の静かさでした。ファンの回転による風切り音はほとんど無音です。リビングで使っていると、電源が付いているかどうかが分からなくなるほど静かです。
寝室で就寝時に使ってみてもほとんど分かりません。近くまでよって耳を澄ませてようやくモーターの励磁音のような音がかすかに聞こえるほどで、今まで使ったことがある扇風機やサーキュレーターと比較しても断トツで静かです。
部屋がおしゃれになる
The GreenFanを自分の家に設置してみて改めて分かりました。この扇風機めちゃめちゃおしゃれです。扇風機がおしゃれなだけで馴染みの部屋がちょっと高級感のある部屋に見えるようになりました。今まで扇風機にデザイン性を求めたことは無かったので、夏のリビングは昔ながらの扇風機が醸し出す日常感が否めませんでした。
部屋の雰囲気までも変えてしまうおしゃれなデザインは大満足です。
組み立てが簡単
実際に組み立てまでやってみて、おしゃれな高級扇風機と言っても組み立て方法は簡単なんだなと安心しました。基本的には安いリビングファンと同じ取り付け構造となっていますが、要所要所で格の違いを感じさせられます。
一つはフロントファンガードの取り付けで、少し回転させるだけ付け外しが可能なところ。もう一つはベース部へのポールの接続で挿し込むだけで自動ロックが掛かりしっかり固定されるところ。細かいところですが、私が従来使用していた安い扇風機とは違いました。
バッテリーが便利
別売品にはなりますが、コードレスで使えるようになるバッテリーはかなり便利です。我が家の場合だと、キッチンや脱衣所が暑くなりがちなのですが、思うような場所にコンセントがありません。その為、扇風機を使うにしても遠目から風を送る程度で我慢していました。
しかし、バッテリーパックのおかげでコードレスとして使うことができ、キッチンや脱衣所にいつでも気軽に扇風機を持っていくことができるようになりました。普段はリビングで使いながらも容易に移動できるので本当に助かっています。最小の風量であれば最大20時間も連続使用できるので、寝るときに寝室へコードレスとして持っていくことも十分可能です。The GreenFanを買うのであれば、バッテリーパックも買うべきだと思います。
オートオフ機能あり
当初は無いだろうなと思っていたのですが、取扱説明書をよくよく見ると、18時間のオートオフ機能が搭載されていました。もし消し忘れてしまった場合でもいずれ自動でオフしてくれる安全装置ですが、個人的には扇風機に合ってほしい機能の一つです。
自宅で使用しているサーキュレーターにはオートオフ機能はありません。その為、外出時や就寝時には切タイマーをセットするか電源を毎回オフするのですが、以前に切り忘れて外出したことがあり、2日間ずっと誰もいない部屋を送風していました。
また、逆にオートオフ機能が短すぎる扇風機もあります。8時間程度でオートオフしてしまう扇風機を所有していましたが、寝る時に朝起きるまでつけておきたかったのですが、朝にはオートオフで消えていました。そんな経験もあるため、18時間のオートオフ機能というのは個人的に夢のような機能です。
The GreenFanの口コミと評判のまとめ
実際にバルミューダのThe GreenFanを購入して使われた方からの口コミやレビューをまとめてみました。高評価の口コミと残念な口コミに分けて紹介します。
良い口コミ
この扇風機は最高
風量の強さ、遠くまで届く距離が今までの扇風機とは比べられないくらい良いです。その風の強さでも音は静かなので驚きました。価格はちょっと高いですが、おしゃれで扇風機の性能を求めるならおすすめします!
この方の口コミのように、風量と到達距離の長さに対する運転音の静かさはやはり好評のようです。高価格に対するパフォーマンスにも満足されているみたいです。
そよ風のような心地よさ
前評判の通り、自然界のそよ風に吹かれているような心地良さを感じます。風当たりが柔らかいのか、当たっていても身体が疲れません。運転音も全く気にならず、寝る際もエアコンと併用して朝まで使っていますが、とても快適です。
自然の風のような心地よさは、実際にそのように感じられている人が多いようです。今までの扇風機の風はどうも体に当たると疲れてしまうという先入観がある人が多いですが、The GreenFanはその先入観を覆しているのは紛れもない事実のようです。
使っているだけで幸せになる
扇風機の値段としては確かに高額ではありますが、それでも買って本当に良かったと思いました。風にずっと当たっていてもだるくならないですし、優しいそよ風にあたっているようで、どこか幸せな気持ちになります。首振りの範囲が選択できるので、とても賢い扇風機です。
風の優しさに満足しつつ、首振り機能の使いやすさなど機能面と性能面に満足されています。使っていて幸せな気持ちになる扇風機なんて今まで他には無かっただろうと思います。
やはり、そよ風のような柔らかい風に対する評判が非常に良いのが伺えました。実際に私も使ってみてそう感じましたし、他の多くの方も好レビューされているので、心地よさは間違いないです。
悪い口コミ
首振り時に異音がする
自動首振り時に「カチッ」というような、少し大きめの音が往復する間に複数回なります。使っていてかなり気になります。去年購入してから2シーズン使ってこの状態なので、来年は買い替えかなと思っています。
一部の人からは首振り時に異音がするという口コミが寄せられていました。よくよく調べてみると、少し古いモデルだと同様の症状が起きやすいようです。私のThe GreenFanは全くそんなことはありませんでしたので、最新モデルではおそらく改善されているのではないかと思います。
風は良いけど違いが良く分からない
たしかに風は心地よい気がするが、他の扇風機との違いがあまりわからない。風量を最大にすると運転音が気になる。あと、静電気が発生しやすいのか分からないがファンカバーやファンにホコリが付くのが早い。
風量を最大にした際の音が気になるという意見も確かに複数ありました。実際、私も風量最大で運転した際はしっかり音が聴こえますので、これは確かな事実です。しかし、風量最大は風を遠くまで届かせるための運転モードなので、音が大きくなるのは当然です。風量が大きくなれば騒音値も大きくなるので、どの扇風機においても同じことなので特に気にする必要は無いかと思います。
振動する
回転ファンのバランスが取れていないようで、送風部が少し振動してしまいます。目で見ても判る程度に揺れていて、指で触ると送風部が振動します。
ファンが回転すると少し振動してしまうというコメントもありました。確かに、実物をよく見るとファンが回転時に僅かながらブレていることが分かりました。羽根のバランスが崩れていると回転時にブレてしまい、結果振動を生んでしまいます。個人的には気になるような振動では無かったのですが、もしかしたら個体差で振動が大き目のものもあるのかもしれません。
ただし、実際にはファンの取り付け時にねじ部を締めすぎたりすることでもバランスは崩れます。なので、完璧なバランスでファンが回転する方が珍しいという認識を持っていた方が良いと思います。私自身もファンの開発に携わったことがあるので、バランス量を整えることの難しさを十分に理解しています。
低評価のレビューや悪い口コミでは、首振り時の音など不良品に対するコメントが多いようでした。そういった意見をしている方でも、風の質やデザインには満足している方が大半でした。それだけ製品としての評判が高いことが改めて感じられました。
The GreenFanがおすすめな人はこんな人
今回、実際に使ってみて、The GreenFanがおすすめな人がどんな人なのかハッキリ分かりました。購入するかどうか迷っている方、もし自分が当てはまるのであれば購入しても後悔はしないと思います。ぜひ参考にしてみてください。
- デザインにこだわった扇風機が欲しい人
- 扇風機の使用頻度が高い人
- 電気代を気にする人
- コンセントが近くに無い場所で使いたい人
- コストよりも質を重視したい人
- 寝るときも扇風機を使いたい人
上記のような人にはThe GreenFanをおすすめできると思います。
デザインの良さや電気代などはホームページなどの商品紹介でも分かりますが、実環境での騒音値の小ささや風の心地よさ、製品のクオリティは実際に使った人しか分かりません。今回、家電マニアの私が実際に使って感じたことなので、自信を持って勧めることができます。
また、反対にThe GreenFanをおすすめできない人は、予算が少ない中で扇風機を探している人や質よりコストを求める人、扇風機の使用頻度がそもそも少ない人です。これらのような人は、もっと安い扇風機を選ばれた方が後々後悔することも無いと思います。
The GreenFanの購入はどこがおすすめか
バルミューダの扇風機を購入できる場所は、バルミューダの公式オンラインストア、amazonや楽天市場などがあります。どこで買うのが一番おすすめかと言われると、何を重視するのかによって変わってきます。
サービスを重視したい人は公式オンラインストアがおすすめ
アフターサポートを重要と考えるのであれば、バルミューダの公式オンラインストアで購入するのがおすすめです。公式オンラインストアでの購入で受けられる特典は以下の3つです。
- メーカー保証を1年延長
- 30日間の返金保証
- 全国どこでも送料無料
The GreenFanを始めとするバルミューダの通常メーカー保証は買った日から2年間です。2年間でも十分な気がしますが、価格が高い商品であるため、保証期間を延長したい人も多いです。公式オンラインストアで購入することで最大3年間のメーカー保証が受けられます。
また、30日間以内であれば、返金保証で返品することが可能です。試してみて違ったという場合などに返品することができるお試し期間のようサービスです。さらに、合計金額が3,300円以上であれば、全国どこでも送料が無料になります。北海道や沖縄、その他離島も含めてすべて送料無料となるのはかなり好待遇だと言えるでしょう。
これらのサービス特典を受けたいという方はバルミューダの公式オンラインストアから購入する方がおすすめです。
安さ重視であればamazonや楽天市場がおすすめ
とにかく安く購入したいと考える人は、amazonや楽天市場で購入する方がおすすめです。セールのタイミングやショップなどによって価格は変動しますが、公式オンラインストアよりは基本的に安くなっていることが多いです。
特にamazonはバルミューダの公式アマゾンストアであるにも関わらず値引きされていることもあります。また、型落ちモデルがお得になっていたりすることもあるので、最新モデルを公式で買いたいという人以外は、amazonで購入することがおすすめです。
公式オンラインストアの価格は基本的にずっと同じなので、比較してみると良いでしょう。
最後に…バルミューダ「The GreenFan」は至福の扇風機
最後に、高価格に見合うだけの価値があるのかどうかを結論としてまとめます。
バルミューダの高級扇風機The GreenFanは、価格は確かに高いですが、それだけのベネフィットをもたらしてくれます。デザインの良さもその価格の中に含まれていると考えれば、個人的には妥当だと思いました。
風の質や電気代は今後ずっと付きまとうものです。初期費用は高くても、長く使えば使うほど元が取れるという考え方で購入してみてはいかがでしょうか。