「フィルター交換が不要の空気清浄機」と聞くと、メンテナンスの手間やランニングコストが要らないので魅力的に感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな便利かつコスパにも優れる空気清浄機として注目されているのが、台湾発の家電ブランド「Apolnus(アポルナス)」のAethです。
Apolnusは近年、台湾や日本市場を中心に高品質な家電を展開しており、日本国内にも正規代理店・サポート体制を持つメーカー。そのため、海外製といっても保証や修理の面でも気にせず利用できます。
技術力も確かで、独自のiCSフィルター技術によりフィルターを水洗いして何度でも使える構造を実現。
さらにメーカー公称では、およそ6分間で空気中の汚れを99.9%除去できる高い性能を可能としています。
この記事では、実際にApolnus Aethを使用して感じたリアルなレビューをお届けします。
デザイン・静音性・お手入れのしやすさなど、「本当に安心して使える空気清浄機か?」を徹底検証。海外メーカー製でも安心して選べる理由を、実体験と口コミから解説します。

(@yuiya_blog)
- 現役の家電開発エンジニア
- 家電メーカー勤務:10年以上
- 家電LIFE運営:6年目
- 家電記事執筆:150記事以上
- WEBメディア監修実績あり
本記事はメーカー様より商品サンプルをご提供頂き、実際に使用して得た感想をもとに作成しております。
先に結論!Apolnus Aeth は「高性能×フィルター交換不要」の空気清浄機

Apolnusの「Aeth(エース)」は、フィルター交換が不要という新発想の空気清浄機。独自の「iCSフィルター技術」により、たった6分で99.9%の有害物質を除去できると話題になっています。
この技術は、グラフェンの優れた誘電性を活かして機器内の気流路で静電気を発生させ、浮遊微粒子を能動的に吸着。大量のマイナスイオンを放出し、空気中の汚染物質を帯電させて浄化効率を高めます。通常のHEPAフィルターによる濾過タイプよりも、静電集じんで能動的に吸着させます。
筆者自身が実際に試した印象では、
- ホコリや花粉の除去スピードが速い
- 水洗いでフィルターが再利用できるので維持費が安い
- 最小運転時の静音性が高い
- 最大風量時の運転音は日常会話レベル
という結果になりました。「高性能かつメンテナンス性重視の空気清浄機」という評価がしっくりくる製品です。
Apolnus(アポルナス)はどこの国のメーカー?

Apolnusは台湾発の家電ブランド
Apolnus(アポルナス)は、台湾を拠点とする家電ブランドです。
「暮らしをより快適に、よりスマートに」をコンセプトに、フィルター交換不要の空気清浄機を主力製品として展開。台湾・日本・北米・東南アジアなど、グローバル市場での展開を広げている新興ブランドです。
来年以降は加湿器や除湿機も展開していく方針とのこと。
台湾はもともと電子機器の品質が高く、ASUSやAcerなど信頼性の高いメーカーを多く輩出している国。Apolnusも同様に、技術力と品質管理の高さで評価されている台湾ブランドのひとつです。
日本国内でも安心して使える理由
「海外メーカー」と聞くと、サポート面で不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、Apolnus は日本のAmazon正規販売店や公式サイトを通して購入でき、日本語による問い合わせ対応や3年間のメーカー保証がついています。
実際に購入者レビューでも「問い合わせ対応が丁寧」「初期不良の交換がスムーズだった」との声が見られました。海外製ながらも品質とサポートの両立ができている点は、他の低価格空気清浄機と大きく違うポイントです。
Apolnus Aethの主な仕様・スペック一覧

Apolnus シリーズの立ち位置
Apolnusの空気清浄機シリーズは、Venus、Vesta、Aeth と3種類があり、それぞれ用途や性能が異なります。
- Aeth は小型・省スペースで、フィルター交換不要のiCSフィルターを搭載。コンパクトながら静音設計で、個人部屋やワンルームに最適なモデルです。
- Vesta は最高峰モデルで、広い部屋でも圧倒的な清浄能力を発揮。UVライトやアプリ制御など、ハイエンド仕様を備えています。
- Venus は日常使い向けのハイパフォーマンスモデル。Vestaに近い性能を持ちながら、コストやサイズ感を調整したバランス型です。
| 項目 | Apolnus Vesta | Apolnus Venus | Apolnus Aeth |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
| コンセプト | 最高峰モデル | 日常用ハイパフォーマンスモデル | コンパクト・コスパ重視モデル |
| CADR / クリーンエア供給率 | 441 m³/h | 435 m³/h | 244 m³/h |
| 対応畳数 | 約36畳 | 約36畳 | 約20畳 |
| 除去率 | 6分で99.9% | 6分で99.9% | 6分で99.9% |
| 最小除去粒子 | 0.01 μm | 0.01 μm | 0.01 μm |
| 騒音(最小/公称) | 24 dB | 21 dB | 18 dB |
| 本体サイズ / 重量 | 480×181×470 mm 9.05 kg | 327×368×594 mm 9.7 kg | 220×220×320 mm 3.4 kg |
| 特徴 | UVライト スマートセンサー iCSフィルター アプリ制御 | iCSフィルター 気流強化 | 小型・省スペース iCSフィルター |
| 価格帯(公称) | 約155,000円 | 約125,000円 | 約65,000円 |
| メリット | 圧倒的な清浄性能と高級仕様 | 日常使いにちょうどいいパワーとバランス | 手軽さ・小型・低維持コスト |
| デメリット | 重量がある、場所を取る | サイズ・重量はやや大きめ | 広い部屋では性能限界あり |
※公式スペックおよび実測値・販売情報を基に整理(2025年10月時点)
つまり、部屋の広さや用途、求める性能によってモデルを選ぶのがポイントです。
「とにかく高性能で大きなリビングに置きたい」なら Vesta、「日常使いで扱いやすい」なら Venus、「小さめの部屋でコスパ重視」なら Aeth が向いています。
Aethのスペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 除去率 | 約6分で99.9%除去(※20㎡時) |
| フィルター | 独自iCSフィルター (交換不要・水洗い可能) |
| 適用畳数 | 約20畳 |
| 風量モード | 3段階+自動運転 |
| 騒音値 | 最小18dB(最大時はやや大きめ) |
| サイズ | 220×220×320 mm |
| 重量 | 約3.4kg |
| 電圧/出力 | 24V/18W |
| その他 | 空気質センサー/風向調整機能/ナイトモード |
風量は3段階の設定に加えて、自動運転モードがあります。自動運転では、空気の状態に応じて自動的に風量を切り替えてくれます。
風向きも3段階(30度・60度・90度)から調節することができます。
Apolnus Aethの特徴・メリット
① フィルター交換不要!独自「iCSフィルター技術」採用

従来のHEPAフィルターと異なり、AethのiCSフィルターは洗って再利用できるのが最大の特長。水洗いだけで目詰まりをリセットでき、半永久的に使用可能です。
また、素材はPETとPPで作られているので、軽量かつ丈夫で長持ちするのもメリット。
一般的な空気清浄機の場合、2年に1回程度のフィルター交換が必要ですが、フィルター交換費用(年間3,000〜10,000円程度)が不要になるため、ランニングコストを大幅に削減できます。
また、フィルター素材は帯電+触媒コート処理されており、ホコリ・花粉・PM2.5・ニオイ成分を効率的に捕集します。
② 業界最速クラス「6分で99.9%除去」の清浄スピード

Aethのもう一つの強みは、清浄スピード。コンパクトながらCADR値(空気清浄能力の指標)は244㎥/hと高く、20畳程度の部屋でも短時間で空気を入れ替え可能です。
実際のレビューでも、以下のような声が多数見られます。
「短時間で部屋の空気が軽く感じる」
「ペットのニオイが消えた」
アレルギーや花粉症対策を重視する人にも相性が良いモデルです。
③ デザイン・操作性もスタイリッシュ
白を基調とした円筒形デザインで、インテリアに自然に溶け込みます。
タッチ式の操作パネルは感度が良く、空気質PM2.5インジケーターが色で空気の状態を可視化してくれます。(青色:良い、黄色:中程度、赤色:悪いの3段階)
また、吹き出し口のルーバー角度を調整できる点も実用的です。ちょっとした部屋干しにも有効、空気を効率良く循環させることができます。

他社のモデルとの簡易比較
参考として、他社の同クラス帯の空気清浄機と比較してみます。特に日本では人気のダイキン、シャープの空気清浄機を取り上げます。
| 比較項目 | Apolnus Aeth | ダイキン(MCK556A) | シャープ(KI-UX75) |
|---|---|---|---|
| フィルター構造 | ・iCS静電集塵フィルター採用。 ・水洗いで再利用可能。 ・交換不要 | ・TAFUフィルター採用。 ・約10年で交換目安。 (徐々に性能が低下) | ・静電HEPAフィルター搭載。 ・おおむね10年が交換目安。 |
| 除去性能(公称) | 20畳を6分で99.9%除去(花粉・ウイルス・PM2.5/メーカー試験値) | 8畳清浄約11分(CADR相当)※JEM1467基準。 | 8畳清浄約9分(JEM1467基準)。 |
| メンテナンス性 | 掃除・水洗いで対応。 交換不要が魅力。 | 定期清掃+10年目安交換。 | 定期清掃+10年目安交換。 |
| 静音性 | 最小18dB(公称値) | 約20〜53dB。 | 約20〜52dB。 |
| サイズ感 | コンパクト設計。デスク横にも置ける。 | 標準サイズ(高さ約70cm前後)。 | 標準サイズ(高さ約73cm前後)。 |
| 価格帯(実売) | 約5〜6万円前後(Amazon参考)。 | 約5〜6万円前後。 | 約7〜9万円前後。 |
| 特徴的な技術 | iCSフィルター(電気集塵+分解方式)、オゾン不使用設計。 | ストリーマ放電+HEPA。 | プラズマクラスターイオン+HEPA。 |
| 備考 | “業界最速6分”はメーカー公称値。 | 空気清浄と加湿を両立。公式基準で数値公開あり。 | イオン+加湿併用タイプ。公式CADR相当値が明示。 |
空気清浄力は指標が異なる為、一概には比較できません。やはりメンテナンス性やコンパクトなサイズ感がApolnus Aethの強みであることが分かります。
ただし、加湿機能などの多機能性や、静音性を重視するならダイキン・シャープなどに軍配が上がります。
Apolnus Aethのデメリット・注意点
① 最大風量時はやや騒音が気になる
最大風量にするとやや強い風切り音があります。静音性重視する場合や寝室用としての使用は、中風量までが快適です。
最⼤⾵量時の⾳は約40~60dB程度。これは、「テレビの横で運転しているとテレビの⾳が聞こえにくくなるレベル」や「日常会話に近い大きさ」になります。よって、日中などリビングで使用する分にはさほど気にならない程度ではありますが、就寝時は使えない騒⾳値です。
とはいえ、最⼩モード(18dB)は⾮常に静かでほとんど聞こえません。18dBがどのくらい静かかと言うと、一般的な目安として20dBが「木の葉がこすれる音」や「ささやきレベル」です。(参照:騒音値の基準と目安@日本騒音調査)
つまり、人間の耳には僅かに聞こえるか聞こえないかぐらいです。まさに就寝時に最適です。
② 操作ボタンが抽象的で少しわかりづらい

操作ボタンは抽象的なアイコンが並ぶため、初見では操作が少し分かりづらいかもしれません。
一度覚えれてしまえば全く問題ありませんが、もしかしたら年配層には直感的に少しわかりづらいと感じるかも。
③ 価格はやや高め
本体の定価は、約6〜7万円台でコンパクトな空気清浄機としてはやや高めな印象。同じシリーズの2モデルと比べたら格段に安いですが、市場で見ると気持ち高め。
ただし、やはり『フィルター交換不要』ということを考慮すると、ランニングコストを抑えられるため、長期的にはコスパ良好と断言します。
実際に使って感じたこと
空気清浄力
Aethを12畳の部屋に設置してみた結果、運転し始めてから10分もするとホコリっぽさがすぐに減少し、空気の質の変化が感じられました。その証拠に、集じんフィルターには早速ホコリが取れていることが確認。


集じんフィルターの状態は写真では少し映りにくいですが、よく見ると細かなホコリがしっかりついています。

また、自動運転モードではキッチンでの調理時の臭いなのか煙なのか分かりませんが、センサーの反応が早くて即ライトが反応しました。

LEDライトの色が変わったのに伴って風量が自動で強くなりました。その後、数分すると空気がスッキリしたのと同時に、ライトの色も青色に戻りました。センサーの検出精度も高いように感じます。
フィルターのメンテナンス
フィルターのメンテナンスについてですが、水洗いで良いのはやっぱり楽で良いですね。
今回、風量レベル『中』で2週間ほど使用している感じでは、フィルター掃除はおおよそ月1回の軽い水洗いで十分かなという印象です。
フィルターに溜まったホコリや汚れも水で洗いながらブラシで軽くこする程度で十分に取れました。

参考までに、公式のフィルター掃除手順を下記に載せておきます。
- フィルターを取り外します。
- 中性洗剤をスプレーして5分間放置します。
- ぬるま湯(40℃以下)に浸して、掃除用ブラシを使って隙間の奥まで洗います。
- フィルターがきれいになるまで上記手順を繰り返します。
- 残った汚れを温水で洗い流します。
- 除湿機や扇風機を使用したり、フィルターを天日で乾燥させます。
細かい気配りポイント
細かいところの設計にもこだわっているようで、運転中にフィルターを外すと自動的に電源がオフになる仕様。
安全性にも考慮された設計となっているのは、同じ家電エンジニアの著者から見ても高評価です。

また、『スリープモード』にすれば正面のLEDも消灯し、運転音も全く気にならないレベル。
就寝中に使いたい人にとってはLEDが消灯するのは地味に有難い運転モードです。

他にも、左右の側面には持ち手形状がついているので、持って運ぶ際にも扱いやすいのも嬉しいポイント。
このくらいのサイズ感の空気清浄機では持ち手が無いモデルも多く、底面を持って運ぶしかないこともあります。
その点、Apolnus Aethでは親切な設計がされているなと感じました。

サイズ感と設置スペース
個人的に本体のサイズ感がちょうど良くて気に入っています。
A4用紙サイズの設置スペースがあれば十分なので、デスクや棚の上にも設置できて便利です。
空気清浄機って意外と置き場所に困るので助かります。

Apolnus Aethの口コミ・評判まとめ
第三者の意見として、口コミや評判を調査し簡単にまとめてみました。
良い口コミ
- 「空気が軽くなった」
- 「ホコリっぽさが消えた」
- 「花粉シーズンの鼻のムズムズが楽になった」
- 「フィルター交換の手間がなくて助かる」
- 「ランニングコストが浮くのでコスパ良い」
空気清浄能力に満足している人は多いようです。花粉やハウスダスト全般的に効果を実感できたという声が多く見られます。
他には、フィルターのメンテナンスについてはやはり好評のようです。他の空気清浄機から買い替えで使用しているユーザーにおいては、今ままでフィルター交換に掛かっていた費用が浮いたことに満足されているみたいです。
悪い口コミ
- 「最大風量時の音がうるさい」
- 「操作表示が直感的でない」
最大風量での運転⾳については気になる⼈も少なからずいるようです。とはいえ、最⼤⾵量時は当然ながら空気清浄を最優先とするので当然のこと。
操作部の表示については、著者と同じ感想を持つユーザーもいるみたいですね。あくまで初見の時だけですが。
口コミ総評
口コミ全体を見ると、清浄力・デザイン・メンテ性の評価が高く、一方で「静音性・操作方法」に課題があります。
全体的にはバランス型という印象です。
Apolnus Aethはこんな人におすすめ!
実際に使用してみた感想と第三者の口コミを総合し、Apolnus Aethがおすすめなのはこんな人です。
- フィルター交換が面倒な人
- ランニングコストを抑えたい人
- 花粉やペット臭・ホコリに敏感な家庭
- 省スペースで清浄スピード重視のユーザー
よくある質問(FAQ)
- フィルターは本当に交換不要?
-
全く不要です。水洗いすることで再利用可能です。
取扱説明書によると、メンテナンスの頻度としては2~3か月に1回掃除することで清潔性と性能を維持できます。 - 1ヶ月の電気代はどのくらい?
-
実測していないので分かりませんが、仕様書上の電力が18Wであることを考慮すると、24時間の使用で約11円ほどになります。ずっと付けっぱなしだとしても、1ヶ月あたり350円程度です。
- 加湿機能はありますか?
-
加湿機能はありません。空気清浄専用モデルです。
- 静音性はどんな感じ?
-
最小運転時は非常に静か(18dB)で寝室での使用にも十分可能です。
ただし、強運転時はどうしても音が目立ちます。
まとめ|Apolnus Aethは「高性能 × 低維持費」の革新モデル
最後にまとめると、Apolnus Aethは、下記の点で魅力的な空気清浄機です。
- フィルター交換不要で経済的
- 空気清浄スピードは抜群!
- 全体的にコスパが高い
総合的には「手間をかけずに高性能を求める人」に最もおすすめの1台です。





