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【Oladanceウェアラブルステレオ レビュー】外部音を遮断しない着け心地抜群のオープンイヤー型イヤホン

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Oladanceのウェアラブルステレオ商品レビュー

オープンイヤー型のイヤホンて着け心地や音漏れってどうなのか疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。

そんな人の為に、今回はオープイヤー型イヤホン「Oladanceウェアラブルステレオ」をレビューします。

Oladanceは従来イヤホンのように耳の中には入れず、骨伝導でもない、耳に乗せるだけの次世代型イヤホン。外部の音を遮断せずに音楽を聴くことができ、高音質の着け心地抜群のウェアラブルステレオ。

長時間着けていても疲労を感じないそんな夢のようなイヤホンを実際に使用してみて感じたことを紹介します。

この記事の著者
yuiya
(@yuiya_blog)
  • 家電開発エンジニア
  • 家電LIFE 管理人
  • 家電ブロガー/4年目
  • WEBメディア 監修実績あり

本記事はメーカー様より商品サンプルをご提供頂いて作成しています。

目次

オーラダンスとは

Oladance(オーラダンス)とは、2019年に香港で設立された『Dancing Technology(ダンシングテクノロジー)』という会社が立ち上げたブランド。オーディオ業界での研究開発経験を持ったエンジニアを集めて立ち上げました。

Oladanceはオーディオ業界には常識を覆すようなイノベーションが必要と感じ、オープンイヤー型こそが今後のトレンドとなることを確信していたとのこと。従来までの長時間使用で疲労感をもたらすようなイヤホンではなく、快適に装着できてさらに高音質なものを目指し、理想のイヤホンを開発する為に創設。

クラウドファンデングサービスのMakuakeでは、目標金額を大きく上回り、総額1億円を集めた大人気商品となりました。

まだ2019年に設立されたばかりのブランドですが、生産工場は中国で22年もの製造経験を有する工場で行っています。オーディオ関連の技術を多数持っていることから高い技術と高い品質で生産しています。今後も新しい革命的な開発を行っていくと期待できるブランドです。

Oladanceの公式サイト・SNS

Oladance Wearable Stereoの概要

Oladanceウェアラブルステレオ

基本スペック

製品名Oladance Wearable Stereo B1
型式OLA02
タイプオープンイヤー式
Bluetooth 接続Bluetooth 5.2
充電ケースポートType-C
バッテリー容量160mAh
バッテリー寿命最大16時間
バッテリー充電時間1.5~2時間
ドライバー16.5mm
ノイズキャンセリング環境ノイズキャンセリング(ENC)
重量片側12.7g、ケース60g
防水性能IPX4
サイズ(L×W×H)58×40×20mm
カラーオプションブルー、シルバー、オレンジ、ホワイト

今回入手したサンプルのカラーはブルーです。他にはシルバー、オレンジ、ホワイトの計4色から選べます。下画像の右の箱は別売品のケースになります。

Oladanceの箱

付属品と別売品

Oladanceの付属品
Oladanceの付属品
  • Oladance Wearable Stereo本体
  • プラグイン充電ケース
  • USB Type-A to Cケーブル
  • クイックスタートガイド

注意点として、付属のプラグイン充電ケースにはバッテリーは搭載されていません。充電する際には充電ケースに充電ケーブルを挿した状態で行う必要があります。

別売品の充電ケース

Oladanceの別売品
  • 充電ケース
Oladanceの充電ケース

付属の充電ケースではケーブル接続時しか充電できませんが、別売オプションでバッテリー搭載の充電ケースがあります。これを使えば、ケーブルを挿していない持ち運び時でもケースにセットするだけで充電することができるようになります。

Oladanceの充電ケース開閉時

充電ケースの仕様は下記の通り。

バッテリー容量2550mAh
入力5V/2.5A
出力5V/0.6A
充電ポートType-C
充電時間3時間
重量119g
サイズ(L×W×H)87×77×33mm

別売の充電ケースが無い場合、使用時のバッテリーの持ち時間は16時間ですが、この充電ケースを合わせれば最大で94時間程度も連続使用することが可能です。充電ケースの大きさが大きい分、バッテリー時間は長いようです。

外観デザイン

Oladance本体

本体のデザインはこんな感じです。カラーはブルーですが、実際に青色なのは中央部のロゴ周りだけ。その他はネイビーか濃いグレーのような色調になっています。パッと見ではブラックにも見えるくらい落ち着いたカラーです。

Oladance本体の裏側

装着する際に内側となる箇所はシリコン素材でマット調になっています。ワイヤー部分もシリコン素材なので、耳にかけた際のフィット感が強いです。

Oladance本体のサイズ

付属品のケースは小さな眼鏡ケースのようなイメージ。全体がネイビーのマット調で高級感はあります。

ケースの背面側の側面にUSB-Type-Cのポートがあります。

実際に使ってみた感想

実際にオーラダンスをしばらく使ってみた感想をレビューします。イヤホンについては私は素人ですが、素人だからこそ感じるものを伝えていけたらと思います。

着け心地

Oladanceの着け心地

着け心地については、耳に入れないので確かに着けていてラクです。イヤホン特有の疲れる感じが全然しません1時間程度の移動時間だけ装着する分では本当に違和感がないです。

さすがに3時間程度も装着しっぱなしだと少し耳に違和感が出てきましたが、耳が圧迫されるような嫌な疲れは無いのでこの点は素晴らしいと思います。

ただ、私の耳には少しだけフォルムが合っていないのか、軽いジョギングをすると僅かに位置がズレてしまいました。落下することは無かったですが、僅かなズレから落ちてしまわないかというちょっとした不安を感じながら装着していました。逆にそれでも落ちなかったことが凄いことかとも思います。

音質

音質については、既に使われた方もおっしゃっていますが、普通の耳に入れるタイプのイヤホンと比較した場合、ノイズキャンセリング機能を含めると、多少Oladanceの方が落ちるような気がしました。ただし、これはあくまでノイズキャンセリングをした場合の話です。

Oladanceは通常のイヤホンのようなノイズキャンセリング機能はありませんが、非常にきれいな音質を楽しめます。耳に乗っかているだけなのになぜ?と思うほど音質は個人的に大満足です。しかも外部の音が聞こえながらでも十分な音質ですので、そのメリットを含めればOladanceの音質に文句なしです。

音漏れ

オープンイヤー型として一番気になるのが音漏れです。外部の音が聞こえやすい分、やはり音漏れはしやすいのではないかと使用する前から疑問視していました。

実際に使ってみた結果、通常使用時の音量では音漏れはほとんどありませんでした。Oladance側の音量を最大にすればさすがに音漏れすることが確認できました。車の運転席と助手席くらいの距離で聴こえる程度の音漏れをします。ちなみに、この最大時の音量は耳が痛くなるほどの音なので、実際にこれほどの音量で聴くことは普通ありえないかと思います。

その為、音量レベルを中レベルから小レベルの範囲で聴けば、実使用上で他人に音漏れを感じられることはないと考えます。

防水性能

Oladanceの防水機能はIPX4等級を備えています。このレベルは、水の飛沫をあらゆる方向から受けたとしても深刻な影響を受けない程度になります。浴室での使用にはさすがに耐力が弱いですが、汗や弱い雨であれば問題ないと言えるでしょう。

よって、私も小雨の日にジョギングする時にOladanceを装着してみました。1時間ほど雨の中で使用し、それを5日間程度試しましたが、現状のところ全く不具合は起きていません。これからも雨の日でも使ってみようと思います。

バッテリー持ち

バッテリー持ち時間は全く文句無しです。公式では最大16時間連続再生可能と言っているように、普段は一日2時間程度しか使用しない私にとっては十分過ぎます。付属の充電ケースには充電機能はありませんが、別売品の充電ケースと合わせて使えば94時間ほど使用できます。

例えば、1週間旅行に出かけるとします。毎日移動時間で音楽を聴くとして、一日当たり5時間とした場合、18日間使用できる計算になります。よって、1週間くらいの外出ではバッテリーが無くなることはありません。旅行に出かけた先で充電せずとも長時間の使用ができるのは便利です。

専用アプリ

Oladance

Oladance

Oladance無料posted withアプリーチ

Oladanceでは専用アプリが用意されています。最初は英語版しか使えませんでしたが、今では日本語版がリリースされていますので、英語が苦手な方でも簡単に使用できます。

Oladanceのアプリ1
Oladanceのアプリ2

接続のしかたも簡単で、スマホのBluetooth接続をONにした状態で、アプリの新しいデバイスを追加するボタンを押すだけです。あとはOladanceの充電ケースを開くだけで接続されます。

Oladanceのアプリ3
Oladanceのアプリ4

アプリの中では、バッテリー残量や製品情報の確認ができることに加え、タッチ操作の調整、左右の音バランスの調整、イコライザーの設定などもすることができます。

ダウンロードする前は日本語版がリリースされていることを知らなかったので、アプリを開いて日本語だったのでとても嬉しかったです。操作方法と表記みシンプルで使いやすいです。

気になる点・デメリット

Oladanceの気になる点についても紹介します。正直なところ、完成度が非常に高くて致命的な欠点はありません。ただ、その中でも細かいところで気になった点をいくつかの項目に分けて忖度なしで言わせて頂きます。

ホワイトノイズ

音楽を流している時は全く問題ありませんが、装着しながら音楽を停止した際に「サー」というホワイトノイズが僅かに聴こえます。個人的には音楽停止時は無音になって欲しいので、どうしても気になってしまいます。よって、ホワイトノイズについては残念に感じます。

指紋付きやすい

付属の充電ケースの表面がマット調になっているのですが、指紋が非常に付きやすいです。この記事を作成しながら写真を撮る際にも気になって仕方ありませんでした。拭いても表面を触らない訳にはいかないので、指紋が付いて拭いての繰り返しです。

表面の汚れが気にならない人は良いですが、せっかくのマット調なので指紋も付きにくい加工をして欲しかったというのが同じエンジニアとしての意見です。

マルチポイント非対応

Oladanceはマルチポイントに対応していないので、スマホとPCの接続を切り替えるのが少し手間に感じました。私は音楽を聴く時はスマホ、PC作業する時はPCにイヤホンを接続するので、毎回接続を一度切断してから繋ぎ直すのが面倒です。

人によっては同じ端末でしか使用しないという場合も多いので、マルチポイント非対応というのはそこまでのデメリットではないかもしれません。あくまで個人的には少し不便でした。

充電ケースが開いた状態で自立しない 

Oladanceのケースを開けた時

大したデメリットではありませんが、付属の充電ケースからOladance本体を取り出した際、ケースのふたを開けたままで自立しないことがちょっとだけ気になりました。

私が他に所有しているワイヤレスイヤホンでは、本体を取り出してもケースは開けたまま自立しているので気になってしまいました。実使用上は全くデメリットにはなりませんが、今回ふたを開けたまま写真を撮ろうとした際に感じました。

マスク外す時に落ちる

これはOladanceに限ったことではありません。オープンイヤー型のイヤホンに共通して言えることかもしれませんが、マスクをしたまま装着していて、マスクを外そうするときにマスクの紐が引っかかってしまってOladanceが外れてしまいます。

注意すれば良いだけの話ですが、Oladanceの着け心地が良いことで装着していることを忘れてしまい、勢いよくマスクを外そうとするとヒヤリとします。マスク使用時は注意が必要です。

Oladanceの総合評価

Oladanceウェアラブルイヤホン

Oladanceの個人的な総合評価をすると以下になります。

Oladanceの総合評価
  • 使いやすさ・・・ 
  • 製品の質 ・・・ 
  • デザイン性・・・ 
  • コスパ高さ・・・ 

使いやすさ、製品の品質については非常に仕上がっていると感じました。

その上でホワイトノイズや指紋の付きやすさなどを考慮して★4としました。また、デザイン性はほぼ文句無しです。オープンイヤー型なので大きさについては仕方ないですが、大きさが気にならないほどにデザインはかっこ良いと思います。特に今回サンプルで頂いたブルーは高級感もあって気に入っています。

そして、コスパですが、定価で約2万6千円という価格設定は少しだけ高いのではないかと思いました。確かにクオリティも高い製品ですが、他メーカーでも同価格帯でかなりレベルの高いイヤホンを販売されています。その為、コスパが悪い訳では全くないですが、コスパ抜群というほどでもないかなと思います。

ただ、やはりこのOladanceの着け心地の良さは一度体験すべきです。従来までのイヤホンとは次元が違うウェアラブル端末だと確信しています。外部音を遮らないという点も踏まえ、素晴らしい商品であることは間違いありません。ぜひ、一度ご購入して体験してみてはいかがでしょうか。

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