知らないと損するかも?石油ファンヒーターの使用上の注意ポイントを解説!長持ちさせる秘訣も

石油ファンヒーターは冬に欠かせない暖房器具です。電気を使った暖房とは暖かさが全く違いますので愛用している人も多いです。しかし、石油ファンヒーターの使用には注意すべきポイントがあります。使用する前からシーズン終わりの片づけまで注意しなければいけない内容を解説します。当たり前のこともありますが、意外にもできていないことが多々あります。石油ファンヒーターの使用に慣れている人も、今一度注意ポイントを確認しましょう。この記事の内容を実行することで、石油ファンヒーターを安全に使用し、かつ長持ちさせることができます。

目次

初めて使用する際の注意ポイント

寒くなってきた冬シーズンの初めや、新品の石油ファンヒーターを初めて使用する際にも確認したいポイントがあります。必ず石油ファンヒーターを運転開始する前に確認しましょう。

平らな場所に設置する

平らな床

石油ファンヒーターは平らな場所に設置しましょう。石油ファンヒーターに限らず、暖房器具を使用する際には必ず注意したい内容になります。あまり気にしていなかったという人も多いかもしれません。

石油ファンヒーターを傾斜がある床面や、段差の上に設置して傾いた状態で使用していませんでしょうか。傾斜した状態での設置・使用は避けましょう。

石油ファンヒーターというのは安全性に十分特化された暖房器具ですので、角度で言うと1~3°程度の傾斜であれば問題なく運転します。およそ傾斜角度5°を超えると、対震自動消火装置によって勝手に消火しますので、まず危険な状態になることはありません。

しかし、器具内部の燃焼部は常に傾いた状態で燃え続けるということになります。燃焼状態として考えると、理想よりもはるかに悪い状態になってしまい、燃焼による排ガス値の悪化や内部部品の劣化促進に繋がる可能性があります。

また、安全装置が正常に働かなくなってしまうケースも考えられます。安全装置の中には、温度を検知してエラーを発令するものもあります。器具が傾くことで、温度センサーに熱が上手く伝わらなくなってしまうこともあり得ます。石油ファンヒーターはできる限り平らな場所に設置して使用するようにしましょう。

持ち越し灯油を使用しない

持ち越し灯油

持ち越し灯油の使用は控え、新鮮な灯油を用意しましょう持ち越し灯油とは、昨シーズンの余った灯油のことです。

なぜ持ち越し灯油を使用してはいけないのか、その理由は古くなった灯油は変質してしまっている場合が多いからです。持ち越し灯油を使用したら絶対に壊れる訳ではありませんが、故障のリスクが非常に高くなります。特に、ダイニチやコロナの石油ファンヒーターは変質した灯油への耐性が弱いため、長時間の使用で故障してしまうこともあります。

基本的にはフレッシュな灯油を使うようにしましょう。

灯油の変質は、灯油の色を見ればある程度分かります。変質すると透明から褐色のような色になりますので、一つの判断基準としても良いでしょう。

タンクに油漏れがないか確認する

タンクの確認

石油ファンヒーターをシーズン初めに取り出したら、念のためにタンクから灯油が漏れないか確認しましょう。器具の下にある固定されたタンクから油が漏れることはまず有り得ませんが、給油を行うカートリッジタンクについては頻繁に栓を開け閉めしたりしますので確認しておく方が安全です。タンクに灯油を入れたら、器具に戻す前に逆さにしてみて漏れが無いかチェックしましょう。

給油時に付着した灯油が多少垂れることはあります。油漏れがある場合、逆さまにした状態だと灯油がずっと垂れ続けます。

運転時の注意ポイント

石油ファンヒーターを運転している最中にも、注意しなくてはいけないポイントがあります。

定期的な換気

換気

1~2時間に1回を目安に部屋の換気をしましょう。これは部屋の大きさや建物自体の気密性によって異なりますが、新しい物件で気密性が高いお部屋ほど注意しましょう。部屋を出入りする際に扉を開け閉めするだけでも、意外と換気されます。

換気しないと酸欠状態になったり、一酸化炭素中毒になる可能性もあります。実は、一酸化炭素中毒はそんな簡単に起きるものではありません。むしろそれよりも酸欠状態になりやすいため、定期的に酸素を供給する必要があります。部屋が寒くならない程度に空気の入れ替えを行いましょう。

可燃物を近くに置かない

洗濯物

とても基本的な話になりますが、運転中の石油ファンヒーターの近くに洗濯物を干すことはやめましょう。他の暖房器具においても共通して言えることですが、火災に繋がる可能性があります。

洗濯物以外にも、スプレー缶のような破裂する可能性があるものも場合によっては危険ですので、なるべく近づけないようにしましょう。

シリコンを使わない

スプレー

石油ファンヒーターはシリコン性の物質に弱いです。整髪剤や制汗スプレー、柔軟剤などにもシリコンを含む商品が多々あります。運転中の石油ファンヒーターの近くではできる限り使用しないようにしましょう。

石油ファンヒーターは、燃焼状態を維持するために火炎の電流を検知して制御します。その検知部品がシリコンに弱く、長時間シリコンを吸い続けてしまうと火炎の状態を検知できず、故障に繋がります。

使用後の注意ポイント

給油時や運転を停止した後にも注意すべきポイントがあります。

給油時は運転停止する

消火

給油を行う際は石油ファンヒーターの運転を停止しましょう。運転中でもタンクを引き抜くと自動的に消火する制御になっていますが、万が一のことを考えて給油する際は運転停止(消火)してから行いましょう。

給油後にタンクを挿し込む際には、灯油が垂れることがありますので注意してください。ただし、実際には運転中の石油ファンヒーターの上から灯油をかけても、燃え上がったり火災になることはまず起きません。過度に心配し過ぎることはないでしょう。

石油ストーブでは細心の注意が必要です。石油ファンヒーターと異なり、上面から燃焼部に灯油が侵入しやすい構造となっています。火災に繋がらないよう気をつけましょう。

外出・就寝時は運転停止する

外出する際や就寝時は石油ファンヒーターは運転を停止しましょう。石油ファンヒーターは、安全上から延長ボタンを押さない限りは最大でも3時間経過すると停止します。かといって、そばに人がいない時にもし何か重大な欠陥が発生した場合には取り返しが付きません。

外出する際、就寝する際は運転したままにするのは控えましょう。酸欠状態になったり、一酸化炭素中毒事故につながる可能性もゼロではありません。

停止してすぐにコンセントを抜かない

コンセント

石油ファンヒーターの運転を停止した直後にコンセントを抜くのはやめましょう。家電や機械に詳しい人であれば当たり前のことかもしれません。

運転ボタンを押して火を消した後も、少しの間は消火動作を継続しています。ファンを回転させて熱せられた内部を冷却したりします。運転ボタンを押した直後にコンセントを抜いてしまうと、器具内部の温度が冷えずに高温のまま維持されてしまい、部品の劣化ややけど等にも繋がりますのでやめましょう。

シーズン終わりの注意点

冬のシーズンが終わってから石油ファンヒーターを片付ける際にも注意すべきポイントがあります。

固定タンクの灯油を抜く

器具内部の固定されたタンク(受け皿)に溜まった灯油を抜きましょう。石油ファンヒーターの長寿命化に繋がります。

おそらく、片付ける前にカートリッジタンクの灯油を空にするのはほとんどの人が実施していることかと思います。しかし、カートリッジタンクの灯油だけでは不十分なのです。

カートリッジタンクに灯油が入っていなくても、その下に位置する固定タンク(受け皿)には多量の灯油が残ったままになっています。この状態のままでは、翌年の初めに不良灯油(変質した持ち越し灯油)を使用することになってしまいます。結果的に器具の故障や劣化を招いてしまいます。

スポイトや給油ポンプを用いて、固定タンクに溜まった灯油も可能な限り抜き取りましょう。

平らな場所で保管

オフシーズンに石油ファンヒーターを保管する際には平らな場所で保管しましょう。もし固定タンクの中に灯油が残っていた場合、傾いた状態で保管しておくと灯油が漏れ出てくる可能性があります。固定タンクの灯油を空にしたとしても、その他のポンプ内やパイプ内に灯油が残っていることがほとんどです。

石油ファンヒーターはできるだけ平坦な場所で保管するようにしましょう。

定期的に行うメンテナンス

フィルター掃除

石油ファンヒーターの背面に付いている通気用フィルターは定期的に掃除しましょう。掃除機でフィルターに付着したホコリを吸い取ることで、安全かつ性能にも良い状態をキープすることができます。

フィルター掃除の理想は週に1回を目安にしましょう。

また、実はカートリッジタンクを挿し込む先にも油受け用のフィルターがあります。この油受けフィルターは、灯油に混ざったホコリや髪の毛を取ってくれます。そのため、ゴミが溜まり過ぎて灯油が流れなくなることが無いよう、定期的に掃除する必要があります。

カートリッジタンクを引き抜き、固定タンクに設置された油受けフィルターを取り出してチェックしましょう。髪の毛やごみが溜まっているようならきれいに掃除して乾かしてから戻しましょう。

6.まとめ

石油ファンヒーターは使い方次第で安全性を欠いてしまうことがあります。また、間違った使い方によって故障を招きやすくなります。

正しい知識を持った中で、注意すべきポイントはなるべく実行することをおすすめします。安全に十分配慮し、正しい方法で石油ファンヒーターを使用していきましょう。

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