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石油ファンヒーター|使用上の注意点【意外と知らない?】

投稿日:2020年8月26日 更新日:

石油ファンヒーターは冬に欠かせない暖房機です。電気暖房機とは暖かさが全く違いますので愛用している人も多いと思います。ですが、石油ファンヒーターの使用には注意点がいくつかあります。使用する前からシーズン終わりの片づけまで注意すべきポイントを解説します。当たり前と思う項目もありますが、意外とできていないことも多々あります。石油ファンヒーターの使用には慣れている人も、今一度注意点を確認していきましょう。この記事の内容を実行することで石油ファンヒーターを安全に使用、かつ長持ちさせることができます。

 

 

1.使用する前の注意点

 

シーズン初めや新品を始めて使用する際など、石油ファンヒーターを運転する前に一度確認すべき点があります。

 

平らな場所に設置する

平らな床

意外と気にしていなかったという方も多いかもしれません。石油ファンヒーターを傾斜のある床面や段差の上において傾いた状態で使用していませんか。

傾斜面での設置はなるべく避けましょう。

といっても石油ファンヒーターは安全性に特化された製品ですので、1~3°程度の傾斜であれば問題なく運転します。おおよそ5°を超えると対震自動消火装置によって消火しますので、危険な状態になることはまずありません。

しかし、器具内部の燃焼部は傾いた状態で燃え続けることになります。燃焼状態としては理想よりも悪い状態になってしまいますので、燃焼排ガスの悪化や内部の劣化促進に繋がる可能性があります。また、安全装置が正しく働かなくなってしまうケースも考えられます。安全装置は温度を検知してエラーを出すものもありますので、器具が傾くことで温度センサーに熱が上手く伝わらないこともあります。なるべく平らな場所で使用するようにしましょう。

 

持ち越し灯油を使用しない

持ち越し灯油

持ち越し灯油とは、昨シーズンの余った灯油のことです。古くなった灯油は変質している場合が多いからです。持ち越し灯油を使用したら絶対に壊れるということではありませんが、故障のリスクが非常に高くなります。特にダイニチやコロナの石油ファンヒーターは不良灯油への耐性が弱いため、基本的にはフレッシュな灯油を使うようにしましょう。

灯油の変質については、色を見ればある程度分かります。変質すると透明から褐色のような色になりますので、一つの判断基準としても良いでしょう。

 

タンクの油漏れがないか確認

タンクの確認

シーズン初めに押し入れから出して来たら、念のためにタンクから灯油が漏れないか確認しましょう。固定タンクから油が漏れることはまず有り得ませんが、カートリッジタンクについては頻繁に栓を開け閉めしたりしますので一応確認する方が安全です。灯油を入れたら、器具に戻す前に逆さにしてみて漏れが無いかチェックしましょう。

 

2.運転中の注意点

 

石油ファンヒーターを運転している最中にも気を付けるべきポイントがあります。

 

換気(定期的に)

換気

1~2時間に1回を目安に部屋の換気をしましょう。これは部屋の大きさや建物の密閉性によって異なりますが、新しい物件で密閉性が高いお部屋ほど気をつけましょう。部屋の出入りで扉を開け閉めするだけでも意外と換気されます。一酸化炭素中毒はそんな簡単に起きるものではありません。それよりも酸欠状態になりやすいので、寒くならない程度に空気の入れ替えを行いましょう。

 

可燃物を近くに置かない

洗濯物

基本的な話ですが、洗濯物を近くに干すことはやめましょう。火災につながる可能性があります。スプレー缶のような破裂する可能性があるものも危険ですので近づけないようにしましょう。

 

シリコンを使わない

スプレー

石油ファンヒーターはシリコン性物質に弱いです。整髪剤やスプレー、柔軟剤などにもシリコンを含むものがあります。石油ファンヒーターの近くでは使用しないようにしましょう。

長時間シリコンを吸い続けて燃焼することで燃焼部の故障に繋がります。

 

3.使用後の注意点

 

給油時や運転を停止した後にも注意した方が良いポイントがあります。できるだけ心がけましょう。

 

給油時は消火する

消火

タンクを引き抜くと自動的に消火する制御になっていますが、万が一のことを考えて給油する際は消火してから行いましょう。

タンクを挿し込む際に灯油は垂れることがありますので注意してください。

 

外出・就寝時は消火

石油ファンヒーターは延長ボタンを押さない限り最大3時間で停止します。かといって、外出する際に付けたままで重大な欠陥が起きた場合に取り返しが付きません。また、就寝時も燃焼したままにするのは控えましょう。酸欠や一酸化炭素中毒事故につながる可能性もゼロではありません。

 

消してすぐコンセントを抜かない

コンセント

機械に詳しい方であれば当たり前のことかもしれませんが、運転ボタンを押して消した後も、石油ファンヒーターはしばらく消火動作(内部を冷却)を継続しています。運転ボタンを押した直後にコンセントを抜いてしまうと器具内部の温度が冷えずに高温のまま維持されてしまいます。やけどや器具の劣化に繋がりますのでやめましょう。

 

4.シーズン終わりの注意点

 

冬が終わって石油ファンヒーターを片付ける際にも注意すべき点があります。

 

固定タンクの油を抜く

片付ける前にカートリッジタンクの灯油を空にするのは皆さんしていることと思います。しかし、それだけではハッキリ言ってダメなのです。

カートリッジタンクに灯油が入っていなくても、固定タンクには多量の灯油が入ったままになっています。このままでは、次のシーズン初めに不良灯油(酸化した持ち越し灯油)を使用することになってしまいます。

スポイトや給油ポンプを用いて可能な限り灯油を抜き取りましょう。

 

平らな場所で保管

固定タンク内に灯油が残っていた場合、傾いた状態で保管しておくと灯油が漏れ出てくる可能性があります。

固定タンク内の灯油を空にしたとしても、ポンプやパイプ内に灯油が残っていることがあります。できるだけ平坦な場所で保管するようにしましょう。

 

5.定期的に行うメンテナンス

 

フィルター掃除

 

背面に付いている通気用フィルターを定期的に掃除しましょう。掃除機でフィルターに付着したホコリを吸い取ることで、安全かつ性能が良い状態をキープできます。理想は週に1回を目安にメンテナンスしましょう。

 

また、カートリッジタンクを挿し込むところにある油受けフィルターも定期的に掃除する必要があります。髪の毛やごみが溜まっているようなら除去しましょう。

 

 

 

6.まとめ

 

石油ファンヒーターは使い方次第で安全性を欠くことがあります。また、使い方次第で故障を招きやすくもなります。

正しい知識を持った中で、注意すべきポイントはなるべく実行することをおすすめします。

安全に配慮し、正しい方法で石油ファンヒーターを使用していきましょう。

 

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