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ハイブリッド式加湿器のデメリットは6つ!電気代など気化式と超音波式の違いを解説

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ハイブリッド式加湿器のデメリットと電気代

ハイブリッド加湿器にもデメリットはあるの?」や「ハイブリッド式の電気代は実際いくらくらいかかるのか」、「気化式と超音波式の2種類のハイブリッドがあるけどどちらが良いの?」など疑問に思う方は少なくありません。

本記事では、ハイブリッド式のデメリットを加熱気化式・加熱超音波式に分けて解説。

実際に掛かる電気代がいくらくらいになるのかまで検証します。

ハイブリッド式の加湿器は本体価格が高いというデメリットが有名ですが、高価格を我慢すれば他にデメリットが無いのか気になります。高いお金を出して購入する訳なので、買ってから後悔しない為にもメリットとデメリットを把握しておくことが重要。

ハイブリッド式のデメリットを、気化式と超音波式をごちゃまぜにして説明している記事やサイトも多いですが、実際にはそれぞれで異なります。

本記事ではしっかり種類を分けて解説します。

最後には、現役の家電開発エンジニアが各3つずつだけ厳選した、【おすすめのハイブリッド式加湿器を加熱気化式と加熱超音波式】に分けて紹介。

お手入れの簡単さや快適性を考慮したおすすめ加湿器なので、モデル選びに迷っている方は参考にしてみてください。

この記事の著者
yuiya
(@yuiya_blog)
  • 家電開発エンジニア
  • 家電LIFE 管理人
  • 家電ブロガー/5年目
  • WEBメディア 監修実績あり

目次

ハイブリッド式加湿器とは

ハイブリッド式加湿器とは

ハイブリッド式加湿器とは、「気化式」および「超音波式」の加湿器にスチーム式のような「加熱」を組み合わせた加湿方式です。

従って、ハイブリッド式は「加熱気化式」と「加熱超音波式」の2種類に分けられます。各々の弱点を補うことで、より高性能かつデメリットの少ない加湿器を実現します。

ハイブリッド式① 加熱気化式

加熱気化式ハイブリッドの仕組み

ハイブリッド式の一つが加熱気化式。「気化式」の加湿器にヒーターによる加熱を組み合わせた加湿方式です。

気化式の加湿器は、水を含んだフィルターにファンで風を当てることで水分を飛ばして加湿する方式です。ちなみに、加湿機能が付いた空気清浄に採用されているのも多くが気化式です。

気化式のデメリットには、加湿スピードが遅いこと、室温が低下しやすいことがあります。

通常の気化式であればファンの風だけで気化させるのですが、ヒーターの加熱を加えることで気化スピードを向上させることができます。

ハイブリッド式② 加熱超音波式

加熱超音波式ハイブリッドの仕組み

もう一つが加熱超音波式。「超音波式」の加湿器にヒーターの加熱を加えた加湿方式です。

超音波式の加湿器は、水に超音波振動を加えることで細かいミストにして加湿する方式です。安価な加湿器やおしゃれな加湿器に多い加湿方式です。

超音波式のデメリットは、加湿できる範囲が狭いこと、衛生的に懸念が大きいこと、室温が低下することが挙げられます。

通常の超音波式では熱を利用しないので衛生的に欠点があり、加湿スピードも遅いですが、ヒーターの加熱を加えることで衛生面および加湿スピードが向上します。

ハイブリッド式加湿器のデメリット

ハイブリッド式のデメリットをそれぞれまとめると以下のようになります。

加熱気化式と加熱超音波式の共通のデメリットもありますが、それぞれに違ったデメリットもあります。

加湿方式デメリット
ハイブリッド式共通・本体価格が高い
加熱気化式・気化式より電気代高い
・カビが繁殖しやすい
加熱超音波式・結露しやすく周囲が濡れやすい
・超音波式より電気代高い
・衛生的な懸念あり

ハイブリッド式共通のデメリット

本体価格が高い

ハイブリッド加湿器は、全体的に他の加湿方式に比べて本体価格が高い傾向にあります。

加熱気化式は通常のスチーム式(加熱式)や気化式に比べて構造が複雑となり、二つの加湿方式を掛け合わせている形になります。その為、価格も高くなってしまいます。加熱超音波式についても、通常の超音波式などと比べて高価格なモデルが多いです。

ハイブリッド式加湿器の価格帯は1~5万円程度で、相場はおよそ3万円になります。1万円程度で買える安いモデルも確かに多いですが、高価格なモデルは5万円以上するものも。かなり幅広い価格帯で展開されているので、予算に合わせて選ぶこともできます。。

加熱気化式のデメリット

気化式より電気代が高い

気化式に比べて、加熱をするためにヒーターを使用しますので電気代は高めになります。

通常の気化式の消費電力はファンを回すのに使われるのがほとんど。そこにスチーム式のようなヒーター通電が加われば電気代が高くなるのは必然的なことです。

但し、設定した湿度に達した後はヒーターをオフにするモデルがほとんどなので、総合的に電気代を比較するとスチーム式よりは安い傾向にあります。

カビが繁殖しやすい

加熱気化式はフィルターを使用するので、フィルターは常に濡れた状態となります。その為、フィルターはカビが発生しやすい環境となってしまいます。

ヒーターで加熱はしますが、フィルターが乾燥する訳ではありません。カビの繁殖を防ぐ為には定期的なメンテナンスっが必要となってきます。

加熱超音波式のデメリット

結露しやすく周囲が濡れやすい

加熱超音波式でも超音波式と同様、周囲が濡れやすいことがデメリット。

ヒーターで加熱してもミスト自体の大きさが大きいので、他の加湿方式より塗れやすいです。また、窓など温度が低い場所が近くにあると結露しやすいのも特徴。

超音波式よりも電気代が高め

加熱にヒーターを使いますので、通常の超音波式に比べて電気代は高くなります。

機種にもよりますが、加熱気化式やスチーム式よりは安めの傾向です。電気代が気になる場合は、ヒーターをオフにできるモデルを選ぶと良いです。

衛生的な懸念あり

ヒーターで加熱すると言っても常時加熱しているという訳ではありません。ある程度は煮沸消毒は可能と思われますが、他の加湿方式と比べると懸念が残ります。

また、超音波式特有のミストのサイズが大きいことから菌が繁殖した場合に拡散してしまいやすいというデメリットもあります。そのため、加熱超音波式でも定期的なお手入れが必須です。

ハイブリッド式加湿器のメリット

ハイブリッド式のデメリットを把握したところで、改めてハイブリッド式加湿器のメリットを見てみます。

加湿方式メリット
ハイブリッド式共通・運転音が静か
・高温にならない
・外気温に影響されにくい
加熱気化式・加湿ムラが少ない
・電気代はスチーム式より安い
加熱超音波式・コンパクトでおしゃれなモデル多い
・超音波式より清潔
・お手入れ簡単

ハイブリッド式共通のメリット

運転音が静か

ハイブリッド式の加湿器は運転音が静かなのがメリット。スチーム式のように蒸気が湧き出る音はしないので、寝室や勉強部屋などにもおすすめです。

また、加熱気化式よりも加熱超音波式の方が更に静かです。気化式をベースにしている加熱気化式ではファンを回して送風させるので、モーターやファンが回転する音が僅かに聞こえます。

対して、超音波式はモーターの回転音も無く、スチーム式のような音もほとんどないので、静音性については最も優れていると言えます。(通常の超音波式も同様)

高温にならない

ハイブリッド式はスチーム式のような高温にはなりません。そのため、誤って触れてしまった場合などのやけどの心配がないのもメリットです。

ヒーターで加熱はしているものの、スチーム式のように沸騰させた蒸気をそのまま放出している訳ではないので、吹き出し口はやけどしてしまう温度にはなりません。

少し古いデータになりますが、福井県の消費生活(支援)センターが出している、『加湿器のテスト結果について』という報告書によると、ハイブリッド式の吹き出し口温度はいずれも30℃以下のほぼ常温だったという結果です。

機種によっても変わりますが、温度が高いものでも「触って温かい」くらいです。

外気温に影響されやすい

ヒーター加熱により水の温度を強制的に高めることで、外気温に影響されにくいのもメリットの一つ。

通常の気化式や超音波式では、気温が高い夏場と低い冬場では加湿量に差が出てしまいます。水は温度が高いほど蒸発および気化しやすいことから、水温が低くなる冬場は加湿量が若干落ちやすいというデメリットがありました。

しかし、ハイブリッド式では強制的に温度を上げることが可能なので、冬場でも加熱することで一定の加湿量を維持できるのです。

よって、加湿スピードも通常の気化式および超音波式に比べて早いのが特徴です。

加湿ムラが少ない

加熱気化式は、部屋全体での加湿ムラが少ないのもメリットの一つ。

気化式と同様、ファンを回して風を送り出すので吹き出す風量が多いのが特徴です。それにより、遠くまで水の粒子を運ぶことができます。

スチーム式(加熱式)と気化式のハイブリッドであることから、効率的に水を気化させやすく、かつ、遠くまで運ぶことができるので部屋全体での湿度ムラを減らすことができます。

電気代はスチーム式より安い

加熱気化式の電気代はスチーム式に比べて安いです。同じハイブリッド式の加熱超音波式よりは電気代が高くなりやすく、通常の気化式よりも高めですが、それでもスチーム式と比べると電気代は安いです。

加熱気化式では、設定した湿度に至るまではヒーターをオンにして加湿スピード重視で運転しますが、設定湿度に達した後はヒーターをオフにするモデルが多いです。

その為、常時ヒーターに通電しているのではありません。スチーム式は常にヒーターで加熱する必要があるので、スチーム式よりも電気代が安くなるのは必然です。

コンパクトでおしゃれなモデルが多い

ハイブリッド式の中でも加熱超音波式に限ったメリットとして、本体サイズをコンパクトにできるという強みがあります。構造的にコンパクトにできることから、デザインに凝ったおしゃれなモデルが多いです。

超音波式よりも清潔

通常の超音波式と比べて、ヒーターで加熱している分、衛生的な水で加湿することができます。

超音波式の大きなデメリットに衛生上の懸念がありました。理由は、これから加湿させる水の中に雑菌が繁殖してしまった場合、そのままミストとして空気中へ放出してしまうからです。

ちなみに、スチーム式では加熱、気化式ではフィルターを通すことで超音波式よりも衛生面で優れている仕組みとなっています。

しかし、ハイブリッドの加熱超音波式では、水をヒーターで加熱することである程度は熱によって煮沸消毒することができるようになります。

補足ですが、加湿器で気を付けたい細菌の一つがレジオネラ菌です。レジオネラ菌は60℃×5分間で死滅します。(参考文献:厚生労働省-レジオネラ症

加熱超音波式の吹き出し口の温度は触ると「温かいな」程度ですが、内部のヒーターは100℃近くまで加熱していることがほとんどなので、ヒーター周りの水はおそらく60℃を超えると推測できます。よって、レジオネラ菌も加熱超音波式であれば殺菌できるケースが多いです。

お手入れ簡単

加熱超音波式は超音波式と同じく構造がシンプルなので、お手入れするのも比較的簡単です。

加湿器は定期的な掃除などメンテナンスが必要なので、お手入れの仕方が簡単なのはモデル選びでは非常に重要なポイントになります。

気化式のようなフィルターは無いので、内部の部品を取り外して丸洗いすることができるモデルが多いです。タンクやその他取り外し可能な部品を洗浄さえすれば、清潔に安全的に使用することができます。

ハイブリッド式加湿器の電気代を計算

ハイブリッド式加湿器の代表的な商品における電気代の計算結果をまとめると下記のようになりました。

加熱気化式加熱気化式加熱超音波式加熱超音波式
計算モデルアイリスオーヤマ
HVH-500R1-W
ダイニチ
HD-LX1223
ドウシシャ
KHW-502BK
スリーアップ
HB-T2268
適用床面積(木造)8.5畳20畳8.5畳8.5畳
1か月の電気代2,362円5,905円870円1,048円

電気料金の1kWあたりの単価は、2023年9月時点の東京電力(従量電灯B)の36円60銭≒37円として計算します。

ハイブリッド式|加熱気化式の電気代

計算例1)アイリスオーヤマ HVH-500R1-W

アイリスオーヤマの加湿器HVH-500R1
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造8.5畳/洋室14畳
消費電力(加湿時)266W

1時間当たりの電気代は、266W÷1,000×37円/kWh=9.842円

1ヶ月当たりの電気代は、9.842円×8時間×30日≒2,362円

計算例1の場合)1ヶ月の電気代:約2,362円

計算例2)ダイニチ HD-LX1223

ダイニチの加湿器HD-LX1223
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造20畳/洋室33畳
消費電力(加湿時)標準時:665W

1時間当たりの電気代は、665W÷1,000×37円/kWh=24.605円

1ヶ月当たりの電気代は、24.605円×8時間×30日≒5,905円

計算例2の場合)1ヶ月の電気代:約5,905円

ハイブリッド式|加熱超音波式の電気代

計算例3)ドウシシャ KHW-502 BK

ドウシシャの加湿器KHW-502 BK
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造8.5畳/洋室14畳
消費電力(加湿時)98W

1時間当たりの電気代は、98W÷1,000×37円/kWh=3.626円

1ヶ月当たりの電気代は、3.626円×8時間×30日≒870円

計算例3の場合)1ヶ月の電気代:約870円

計算例4)スリーアップ HB-T2268

スリーアップの加湿器HB-T2268
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造8.5畳/洋室14畳
消費電力(加湿時)118W

1時間当たりの電気代は、118W÷1,000×37円/kWh=4.366円

1ヶ月当たりの電気代は、4.366円×8時間×30日≒1,048円

計算例4の場合)1ヶ月の電気:約1,048円

電気代のまとめ

ハイブリッド式の電気代は、加熱気化式よりも加熱超音波式の方が安い傾向。加湿量および適用畳数が大きいほど電気代が高くなる。

ハイブリッド式加湿器のおすすめ【6選】

ハイブリッド式|加熱気化式のおすすめ【3選】

ダイニチ HD-LX1223

ダイニチの加湿器HD-LX1223
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造20畳/洋室33畳
加湿能力標準時:1200ml/h/ecoモード:約600ml/h
消費電力標準時:665W/ecoモード:23W
タンク容量約7.0L

加湿器の販売シェアでトップを誇るダイニチ。そのダイニチの主力であるLXタイプです。

加湿量は標準時で1200mL/h、ターボ運転時は1300mL/hというハイパワーの加湿量。ターボ運転のみでなく、標準運転、静音、eco、のど・肌運転から好みの設定を選べます。湿度設定は50、60、70%から選んで設定。

エコモータのサイクル制御によって、部屋の湿度と設定した湿度を細かくコントロールできるので、余計な電力を消費し過ぎることも少ないのが特徴。

別売として、汚れたら捨てるだけの簡単に取り替えできる加湿フィルターもあるので、お手入れが苦手な人には特におすすめ。

デザインはキュービックホルムで高級感があって比較的おしゃれだと思います。ただし、本体サイズは実物で見るとかなり大きく感じるので、購入する前には家電量販店などで一度チェックしておくことをおすすめします。

シャープ HV-S75

シャープの加湿器HV-S75
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造12.5畳/洋室21畳
加湿能力強運転時:750ml/h/静音時:200ml/h
消費電力強運転時:335W/静音時:12W
タンク容量約4.0L

シャープのプラズマクラスター7000搭載ハイブリッド加湿器。

上からの給水とタンクを取り外しての給水の2つができる2WAYタイプ。給水タンクの持ち運びが重くて大変な場合は直接注ぎ込むことができます。反対に、お風呂場など低い位置の蛇口で給水したい時はタンクを取り外して対応可能。

湿度センサーだけでなく温度センサーも搭載しているので、室温に合せながら快適な湿度に制御することができます。エコモードで運転するとヒーターをオフにしたまま加湿可能。節電および省エネにもなります。

おまかせモードやおやすみ運転、空気浄化、フィルター乾燥機能など、さすがシャープと言うような多機能性を誇るハイブリッド加湿器です。

アイリスオーヤマ HVH-700R1-W

アイリスオーヤマの加湿器HVH-700R1-W
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造12畳/洋室19畳
加湿能力ターボ:700ml/h
消費電力ターボ:325W
タンク容量5.0L

様々なタイプの加湿器を揃えるアイリスオーヤマの加熱気化式のハイブリッド。

ヒーターオンでパワフルな加湿運転に加え、ヒーターオフで省エネの通常気化式タイプとしても加湿が可能。使用シーンに合わせて加湿量と消費電力を使い分けられるのがメリット。

運転音は40dB以下で図書館レベルの低騒音設計。表示部はLEDによるデジタル表示ですが、おやすみモード時には睡眠の妨げにならないように明るさを落とした表示になります。

販売価格はおよそ1万円前後で購入できるので、ハイブリッド式の中でもコスパに優れたおすすめ加湿器です。

ハイブリッド式|加熱超音波式のおすすめ【3選】

アイリスオーヤマ AHM-HU55A-W

アイリスオーヤマの加湿器AHM-HU55A-W
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造9畳/洋室15畳
加湿能力550ml/h
消費電力122W
タンク容量3.8L

アイリスオーヤマの加熱と超音波式を合わせたハイブリッド加湿器。可愛らしくおしゃれなデザインが楽天市場でも人気を集めています。

特に見て欲しい特徴は、2WAYの給水方式。加湿器の上からそのまま水を注ぎこむ給水と、タンクを取り外して給水することも可能。設置場所に合わせて給水のしかたを選べるのは意外と便利です。

加湿モードは3段階で切り替えができ、湿度設定は40~70%の範囲内で5%単位から調整することができます。細かく湿度調整できるので、ちょっとした体感の差異にも合わせられます。

ブルーノ CALM MIST BOE062-BK

ブルーノの加湿器CALM MIST
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造8.5畳/洋室14畳
加湿能力500~100ml/h
消費電力85W
タンク容量4.0L

おしゃれなハイブリッド式加湿器が欲しい人におすすめがブルーノのCALM MIST。

薪ストーブをモチーフにしたどこか可愛らしいデザインで、本体カラーはグレージュ、ブラック、グラスグリーンの3色から選べます。

ミスト量は4段階で調節が可能。内部にはUVライトが搭載されており、ヒーターの加熱と合わせて除菌効果を発揮。清潔な加湿にこだわった設計となっています。

アロマオイル専用ケースも内蔵されているので、加湿以外にもアロマも楽しみたい人には一石二鳥のデザイン加湿器です。

スリーアップ HB-T2268

スリーアップの加湿器HB-T2268
出典:amazon.co.jp
適用床面積木造8.5畳/洋室14畳
加湿能力500ml/h
消費電力118W
タンク容量6.0L

おしゃれなデザインだけだと思ったら侮るなかれ。スリーアップの高性能なハイパフォーマンス加湿器。

まず給水方式は上部そのままからとタンク取り外しの両方が可能な2WAY給水方式を採用。加湿方式は標準モード、のど・肌モード、パワフルモード、控えめモードの4つから選択が可能。

内部の雑菌繁殖を防ぐ抗菌カートリッジを採用。ヒーターの加熱と抗菌カートリッジでタンク内部も清潔に保つことができます。各パーツは簡単に分解ができ、部品も丸洗いできるのでお手入れも容易です。

操作リモコンも標準装備していて、使い勝手から衛生面まで作り込まれた非常に優秀な加湿器です。

ハイブリッド式は超バランス型の加湿器

ハイブリッド式加湿器のメリットとデメリットを考慮した上で、一言でまとめると以下になります。

ハイブリッド式は、超バランス型の加湿器だと言えます。

価格が高いなどのデメリットはありますが、他のスチーム式や気化式、超音波式と比較すると使用上の大きなデメリットはありません。

反対に、スチーム式のような清潔性や気化式、超音波式のような電気代の安さが特徴としてある訳ではありません。言い換えると、大きなデメリットが無い代わりに、抜きんでた強みがある訳でも無いということ

これは、加湿器のモデル選びではとても重要なポイントだと考えます。

加湿器に限らず、仕組みが複数種類ある家電製品を見ると、どれもメリットとデメリットが必ずあります。全てにおいて100点満点の方式はありません。

つまり、メリットとデメリットの差が少ないバランス型のハイブリッド式というのは、最も万人受けするタイプであると言えます。「迷ったらこれを選べば良し」と言える加湿方式がハイブリッド式なのです。

ハイブリッド式加湿器のまとめ

加湿器はスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4タイプがあります。更にハイブリッド式には加熱気化式と加熱超音波式の2つに分けられます。

それぞれの加湿方式にメリットがありますが、モデル選びではデメリットをしっかり把握することがとても重要。

その考えを元にすれば、ハイブリッド式はデメリットが少なくバランス型であるため、加湿器購入の際にも比較的選びやすいと思います。

ハイブリッド式にもデメリットはあるということを念頭に置き、自分好みのモデル選びをしてみて下さい。

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