電気ストーブの選び方と購入時の注意ポイントを紹介!買う前に確認すべきことはココ!

電気ストーブの選び方と購入時の注意点

電気ストーブの購入時は気を付けるべき選び方のポイントがあります。電気ストーブについて何も知らずに購入すると間違いなく後悔します。まずは選び方のポイントを抑えた上で、種類と特徴から自分に最適な電気ストーブを選ぶようにしましょう。あまり知識が無い人でも電気ストーブの購入で失敗しないために少しでも役に立てれば幸いです。

(この記事で言う電気ストーブとは、遠赤外線を出すタイプの電気ストーブを指します)

目次

電気ストーブのメリット

電気ストーブには他の暖房器具と比べて利点がいくつもあります。まずは電気ストーブの魅力について再確認してみましょう。

電源さえあれば使用できる

電気ストーブは電気があればどこでも使用できます。家庭ではコンセントさえあれば、電源コードを挿すだけで気軽に使用することができます。これは、石油ストーブやガスストーブのように燃料を用意しなければいけない暖房器具と比べて大きな利点になります。家電量販店などで電気ストーブを購入し、自宅に持って替えればすぐに使えるという気軽さも魅力でしょう。

持ち運びしやすい

比較的コンパクトで軽いものが多いので、電気ストーブは部屋間の持ち運びも容易です。サイズは小さいものから大きいものまで千差万別ですが、多くが持ち運び用のとってが付いていて誰でも簡単に持てるような形状に設計されています。遠赤外線タイプの電気ストーブは重量もそれほど重くないので、子どもからお年寄りまで移動できるのが魅力の一つです。

身体が直接暖まる

電気ストーブが放つ輻射熱に当たることで、身体を直接的に暖めることができます。輻射熱や遠赤外線は、私たちの身体の表面から芯の方までじわじわと暖めてくれます。対して、空気を暖めるタイプの暖房器具では、直接暖まろうとすると温風によって肌が乾燥したり、熱過ぎたりします。

環境にやさしい

電気しか使わない電気ストーブは環境的にも良いと言えます。当然ながら電気も有限のエネルギーであり、製造過程の中で環境に負荷を与えていますが、電気を使用することにおいては二酸化炭素などを排出することもありません。カーボンニュートラルが叫ばれる今後の時代に置いても、需要が減ることは考えられません。

電気ストーブの選び方

電気ストーブを選ぶ際は、何を重視するかがポイントになります。暖かさはもちろん、設置場所や電気代(省エネ性)、デザインなど、何に焦点を置くのかを明確にしましょう。

暖かさで選ぶ

電気ストーブの暖かさ

まずは暖かさや暖房能力で選ぶ方法です。電気ストーブを購入する際、「とにかく安ければ良い」とか「どれも特に変わらないだろう」などと思ってる方いらっしゃいますでしょうか。

それは大きな間違いです。電気ストーブというのは、種類や仕組みによって暖かさが全く異なります。一般的な遠赤外線を出すタイプの電気ストーブですが、外観上は一見どれも同じように見えます。しかし、実は全く違います。熱で赤くなるヒーターの数が多いか少ないかという単純な話ではありません。実はこのヒーター自体には種類がたくさんあります。

ニクロム線、カーボン、グラファイト、シーズなど、どのヒーターを使った電気ストーブを選ぶかで暖かさが全然変わります。じゃあどれを選んで良いのか、電気ストーブの種類や特徴が分からない人の為に、各電気ストーブの特徴を別の記事にまとめていますので、参考にチェックしてみてください。

ポイント:暖房能力は値段に比例する

基本的に値段が高い遠赤型電気ストーブは発熱体となるヒーターに高性能なものを使用しているから高くなっています。反対に、ホームセンターで家電量販店などで一番安く売られている電気ストーブは、最も暖房能力の低いヒーターを使用しています。およそ2,000円や3,000円以下で購入できるものは電気ストーブとしては安い部類になります。

価格が安い電気ストーブの多くに使われているヒーターは、石英管ニクロム線ハロゲンになります。どちらも、比較的古くから使われていて、ひと昔前までは電気ストーブの代表各でした。しかし、最近では暖かさが劣ることから人気が低迷しています。

使用する場所で選ぶ

使用場所

電気ストーブと言えど種類が豊富であり、各々のタイプによって特徴が異なります。その為、使用する用途や使用する場所によって各々のメリットとデメリットに着目する必要があります

たとえば、トイレや台所で使う場合は短時間でピンポイント的に暖めることになります。つまり、トイレで使う電気ストーブなのに暖まるまでに5分もかかっていたら意味がありません。反対に、リビングでゆっくりくつろぐ際に足元から身体全体まで暖めたい場合に、いくら暖まるスピードが速くても暖房能力が弱ければ、身体はいつまでたっても冷えたままです。

どんな時にどの種類の電気ストーブを使用すべきかは、他の記事でまとめていますのでご参照ください。

消費電力・電気代で選ぶ

電気ストーブの電気代はヒーターのワット数で決まります。同じヒーターを使用している場合、ワット数が高ければ高いほど暖かいです。つまり、ここで述べる電気代節約・省エネ性というのは、暖房出力調整もしくは温度調整ができるかどうかということです。

温度調節ができる電気ストーブであれば、仮に最大ワット数が高くても、暑くなってきたら設定を弱めて使用すれば電気代も抑えることができます。温度設定が無いもしくは2パターンしかないような電気ストーブだと、その温度設定のまま使い続けることになってしまいます。かといって消してしまうと寒いですから、着けない訳にはいきませんよね。

もし省エネ性という意味で電気代を気にするのであれば、温度調節ができるタイプを選ぶことをおすすめします。

デザインで選ぶ

暖かさや省エネ性はあまり気にしないけど、おしゃれな電気ストーブが良いという方も多いのではないでしょうか。私の経験上、インテリア調のおしゃれな電気ストーブは使用しているヒーターが暖かさに欠けるもの(ニクロム線など)が多いかなと思います。デザインにもこだわりたいけど暖かさもある程度は重視したい、という方はカーボンヒーターやグラファイトヒーターから選ぶようにしましょう。アラジンが出している電気ストーブは暖かさもデザインにも定評がありますので、チェックしてみてください。

電気ストーブ購入時の注意ポイント

電気ストーブを購入する際に気をつけたいポイントがいくつかあります。

一度は現物を確認すること

最近はAmazonや楽天市場などのネットショップで家電製品を購入する方が多いです。私もほとんどの家電はAmazonで購入しています。ただし、電気ストーブの場合は可能な限り家電量販店などの実店舗で一度現物を見て確認しておくことをおすすめします。

その理由の一つは、多くの家電量販店では電気ストーブを実際に運転させてみることができるからです。お試し運転コーナーが設置してあったり、店員さんに一言お願いすれば運転させてくれます。ぜひ、一度暖房感を味わってから決めることをおすすめします。

また、電気ストーブの本体サイズと重さも意外と重要です。例えばソファーに座っているときに使用するのであれば、足元から胸元くらいまでを遠赤外線で暖められれば心地良いかと思います。その場合の高さは、床から130cm近く必要になります。ですので、可能な限り本体高さの高い電気ストーブが適しています。高さの高い電気ストーブだと、90cm近いものがラインナップしていますのでチェックしてみてください。

ネットのランキングに惑わされないこと

電気ストーブを選ぶ際にネット上のランキングサイトを参考にする方もいらっしゃるかと思います。参考にする程度であれば良いのですが、ランキング上の情報だけを鵜呑みにして購入することは控えましょう

それらのランキング自体がそのサイト主個人もしくは企業団体が独自でピックアップしているものになります。例えば、ある家電量販店のサイトで電気ストーブをおすすめランキングで紹介していたとします。その場合、ランキングに載せる電気ストーブはその家電量販店が扱う商品ラインナップの中からしか当然選びません。ですので、他にもっとおすすめの電気ストーブがあったとしても、そのサイト上では紹介されません。また、個人で運営しているようなランキングサイトは、あくまで主観でおすすめ商品としてランキングを作成していますので、これまた他に良い商品があっても見逃してしまうことになります。

電気ストーブは特に種類が豊富ですので、情報収集は広く行いましょう

情報収集のしかた
  1. 電気ストーブの種類と特徴を知る
  2. 自分に適した種類でAmazon検索
  3. Amazon上の類似商品比較をチェック
  4. 参考程度におすすめ電気ストーブで検索
  5. 目星となる商品を実店舗で確認する
  6. Amazon等のネット上で購入する

おおまかですがこのような流れで購入すれば、損をせずに自分の思う電気ストーブを選べるかと思います。ちなみに私の場合だと、電気ストーブを扱うメーカーの公式HPに行き、商品ラインナップから徹底的に調べます。更にランキングサイト含め、様々な紹介記事を読んでから購入する商品の目星をつけます。ただし、多くの方はそこまで気にしないと思いますので、Amazonや楽天市場で類似商品で検索すればそれだけでも十分かと思います。

何度も言いますが、一つのランキングサイトだけを鵜呑みにすることは控えましょう。

電気ストーブ選び方まとめ

電気ストーブはそういった知識が無い人にとっては、どれも同じに見えてしまいます。だからといって、何も知らずに買ってしまうと多くの場合後悔してしまいます。こういった家電の情報にうとい方が買い物に失敗しないよう、少しでも手助けができればと思っています。

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