空気清浄機の購入を検討している時に、ブルーエアというブランドを見たことがありませんか。
「ブルーエアってあまり聞かないけどどこの国のメーカーなの?」や「海外のメーカーのようだけど性能は大丈夫?」と気になる人もいるでしょう。
本記事では、ブルーエアがどこの国のメーカーなのか、特徴や評判はどうなのかについて解説します。
ブルーエアは空気清浄機の専業メーカーで、世界各国で高い人気を誇ります。そんなブルーエアがどこの国の家電メーカーで、どのような空気清浄機を開発しているのかを紹介します。
また、ブルーエアの信頼性や評判についてもまとめて紹介。最後には、【ブルーエアのおすすめ空気清浄機】についても紹介します。購入を検討している方は参考にしてみてください。
ブルーエアとは
ブルーエアとは、スウェーデンに本拠地を構える空気清浄機の専業メーカーです。ブルーエアの開発する空気清浄機は世界シェアでトップクラスを誇り、空気清浄力でも世界基準No.1を確立しています。
ブルーエアは、1996年にスウェーデンのストックホルムで空気清浄機専業メーカーとして創業しました。「人は誰でも、きれいな空気の中で生活をする権利がある。」という考えから空気清浄機の開発を続け、世界でもトップの信頼性と実績を築き上げてきました。今や欧米や中国を始めとする世界60か国で絶大な支持を得ています。
日本に上陸したのは2010年のことで、空気清浄機「Blueair 650E」など3モデルをリリースしました。その後、2012年には空気清浄機「Blueair Sense」が日本でグッドデザイン賞を受賞し、デザイン性の高さについてもお墨付きとなりました。
日本では、パナソニックやダイキンなどの大手家電メーカーらが空気清浄機を多数開発・販売しているためか、ブルーエアというメーカー名すら聞いたことが無いという人も多いでしょう。しかし、ブルーエアの空気清浄機は清浄性能や実用性を比べると、日本の大手家電メーカーでさえもブルーエアには及ばない点が多々あるほど、非常に高品質な製品となっています。
with the power of clean air
引用:ブルーエア公式サイト-ブルーエアとは
きれいな空気は私たちの生活をより良くします。
走ること。遊ぶこと。家族を愛すること。眠ること。考えること。
きれいな空気の力で、私たちはあらゆることを実現できるのです。
●facebook:Blueair Japan Official@BlueairJapan
●Twitter:Blueair(ブルーエア)【日本公式】@blueair_jp
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●Youtube:Blueairjapan
空気清浄機について気になる方は、他にも参考になる記事がありますのでご参照ください。
ブルーエアの魅力と評判
スウェーデンに本社を置く空気清浄機専業メーカーではありますが、専業メーカーならではの強みがありますし、北欧スウェーデンだからこその良さも多いかと思います。
そんなブルーエアの魅力と、実際の評判や口コミについて見ていきましょう。
ブルーエアの魅力とは
ブルーエアの空気清浄機、もしくはブルーエアというメーカーそのものが世界的に人気を集めるのにはもちろん理由があります。その魅力について代表的なところ3つを紹介します。
業界最高峰の空気清浄能力
冒頭の紹介でも言いましたが、ブルーエアの空気清浄機は世界基準No.1の性能を有しています。この世界基準というのは、米国家電製品協会(AHAM)によるクリーンエア供給性能に関する基準CADR値のことです。アメリカやカナダ、中国、韓国等で利用されていることから事実上の世界基準となっています。
ただし、日本の家電メーカーの空気清浄機は、基本的に日本基準JEMA規格で定められていますので、世界基準CADRで示すことはほとんどありません。
そのため、同じ指標での比較が難しいですが、世界基準CADRの方がJEMA規格よりも厳しい条件となっていますので、ブルーエアの空気清浄機が世界トップクラスであることは間違いありません。ちなみに、日本ではカド-(cado)が初めてCADRで最高値を獲得しました。
そんな世界基準No.1の空気を実現するのには、独自技術の「HEPASilentテクノロジー」が肝となっています。イオナイザーという部品を通過する際に汚染物質をマイナス帯電させることで、プラス帯電した異なる目の粗さの多層フィルターでキャッチします。
これにより、0.1μm以上の微粒子を99.97%まで除去することが可能です。空気清浄機の専業メーカーならではの技術力が世界を牽引しています。
Amazonや楽天市場の口コミでも、ブルーエアの清浄能力を実感したという人は多く評判の高さが分かります。実際に購入した人の声が実力を表していると思いますので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
北欧デザイン
ブルーエアの魅力はデザインにもあります。コンセプトはシンプルな美しさを追求した北欧デザインということです。そんなブルーエアのデザインは、様々なインテリアに調和することができ、ライフスタイルに溶け込みます。
北欧ならではの考えの一つに、「いいものを長く使う」という思想があります。ブルーエアもこの思想に基づき、時代を超えて愛されるデザインにこだわっています。
そのデザインの美しさ故に、グッドデザイン賞を始め各国のデザイン賞をいくつも受賞しています。実際にブルーエアの空気清浄機を購入した人からは、シンプルなデザインが気に入ったから購入したという声も多いですし、高性能+高デザインが非常に評判のようです。
サポート対応
サポート対応については言うまでもありませんが、ブルーエアの品質保証やカスタマーサービスは一流です。これも世界でトップを走るメーカーであることに繋がります。
商品のメーカー保証期間は、空気清浄機業界最長の3年間です。保証期間内であれば無償で修理対応してくれます。ただし、正規販売店以外の購入時に限って保証期間が異なる場合もありますので、購入時は念のため確認をした方が良いです。
サポート対応については、安心できる日本国内でのサポートが用意されています。日本では唯一のオフィシャルサポート機関「ブルーエアサービスセンター」で専門のスタッフが丁寧に対応してくれます。
各種お問合わせについても用意されていますので、公式ホームページからフォームでのお問合わせや電話でのお問合わせからご連絡ください。また、ユーザー登録することでより質の高いサービスが受けられますので、ブルーエア商品を購入した際はぜひご登録ください。
ブルーエアのおすすめ空気清浄機①
まずは、ブルーエアのプレミアムシリーズ「Protect」の紹介です。空気清浄機業界最高峰のブルーエアの中で、最先端となるモデルですから、性能・機能・デザイン全てを揃えた空気清浄機となっています。このシリーズには6つのモデルがあり、適用床面積が70畳対応用と40畳対応用がラインナップしています。
Protect 7410i
適用畳数 | 清浄時間(8畳) | 参考価格 |
40畳 | 約7分 | 92,800円 |
ブルーエアが誇るプレミアムシリーズの空気清浄機です。先進的な技術を多数搭載したハイエンドモデルで、HEPASilent Ultra™テクノロジー、GermShield™テクノロジー、SpiralAir™テクノロジーという3つの技術が相互効果を発揮することによって空気清浄力も最高峰で0.03μmまでのウイルスレベルの超微細粒子を99%以上除去することができます。
性能だけでなく、インターフェイスは空気の汚れ具合の可視化を追求しています。デザインは、A3用紙ほどの設置面積で、上質な質感とモダンなデザインがブルーエアの美しさを表現しています。また、スマートコントロールというWi-Fi機能によってアプリと連動し、各種設定や空気状態のモニタリングまで可能です。まさに最高峰の空気清浄機です。
本体価格が高く感じてしまいがちですが、費用対効果で考えれば妥当だと思います。これだけの多機能・高性能をこの価格で購入できるのはむしろコスパが良いのかもしれません。
Protect 7740i
適用畳数 | 清浄時間(8畳) | 参考価格 |
70畳 | 約4分 | 132,800円 |
こちらは70畳用モデルなので、40畳対応の7410iよりも空気清浄力は高いです。8畳の大きさであれば僅か4分ほどで空気清浄を完了させます。その他の基本仕様については7410iと同様です。
HEPASilentテクノロジー、スマートコントロールなど標準装備です。
適用畳数が大きければ大きいだけ清浄する能力とスピードは速くなります。実際の部屋畳数がそこまで無くても大き目を買うのがセオリーです
世界トップクラスの空気清浄機には、ブルーエア以外にもエアドッグがあります。ブルーエアとエアドッグで比較しながら検討したい方は、下記にエアドッグの空気清浄機についても特徴や評判をまとめているので参考にしてみてください。
ブルーエアのおすすめ空気清浄機②
次に紹介するのはブルーエアの空気清浄機の中で特にデザイン性に注力したモデル「Sense+」シリーズです。全てのボタンさえ無くしてしまい、革新的なミニマルデザインが注目を集めています。
世界の様々な国でデザイン賞を受賞した正真正銘のインテリジェント空気清浄機です。カラーバリエーションは6種類で、レッド、グリーン、ブルー、ホワイト、グレー、ブラックから選べます。
※既に販売終了しているカラーもありますので、ブルーエアの公式HPにてご確認ください。
Sense+ Midnight blue
適用畳数 | 清浄時間(8畳) | 参考価格 |
20畳 | 約14分 | 54,500円 |
6色の中でも人気の高い「Midnight Blue」です。操作ボタンはありませんが、天面にモーションセンサーがあり、タッチレスで操作することが可能です。また、スマートコントロール対応でアプリ上から自分の好きな設定にすることができ、リモート操作も可能です。
Sense+もHEPASilentテクノロジーを搭載していますので、0.1μ以上の微粒子を99.97%まで除去することができます。
色が違っても仕様は同じなのでここではミッドナイトブルーしか紹介しません。他のカラーが気になる方は公式HPからチェックしてみてください
ブルーエア以外の空気清浄機も検討したいという人に向けて、国内の大手空気清浄機メーカーであるシャープについても紹介しています。下記記事に詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
ブルーエアのおすすめ空気清浄機③
ブルーエアの空気清浄機の中にはカジュアルなモデルもあります。「Blue Pure」というシリーズはシンプル&カジュアルさを求めた、どんなお部屋にも馴染みやすいデザインとなっています。子供部屋から寝室、リビングまで場所を選びません。
Blue Pure 231
適用畳数 | 清浄時間(8畳) | 参考価格 |
39畳 | 約8分 | 39,000円 |
Blue Pureには2つのモデルがありますが、この「Blue Pure 231」は人が集まる場所や広い空間も対応できます。360°全周囲から吸引しますので設置場所を選びませんし、お部屋の中央付近に置くことで非常に効率良く空気清浄できます。
下半分の外側黒い部分はプレフィルターとなっていて、好みに応じて他カラーのプレフィルターに付け替えることができます。操作方法はボタン一つで簡単に行えます。
カジュアルさがコンセプトですが、空気清浄力は文句なしの高い性能を備えています
Blue Pure 411
適用畳数 | 清浄時間(8畳) | 参考価格 |
13畳 | 約20分 | 18,000円 |
『Blue Pure 411』は、小さめの部屋やパーソナル空間に最適なコンパクトボディとなっています。その他の仕様は基本的に231と同様で、360°吸引で効率的な空気清浄が可能です。ブルーエアにしてはお手頃な価格で、エントリーモデルとしても選びやすいと思います。
運転音が静かな製品として認められた証である「QuietMark」を取得していますので、使用時の運転音が気になる方におすすめします
空気清浄機はブルーエア以外にも多くのメーカーがあります。パナソニックの空気清浄機についても下記記事に詳細をまとめていますので、参考にしてみてください。
ブルーエアのおすすめ空気清浄機④
ブルーエアには車用の空気清浄機もあります。車内の空気が汚れていると感じた際には窓を開けて換気をするかと思います。しかし、ニオイやカーエアコンから出るカビっぽさは換気をしてもキリがありません。
そんな状況を打開できるのが車内用の空気清浄機です。寒い冬や暑い夏に無理に窓を開けずとも、車内空気をキレイにすることができます。ニオイやカビっぽさに悩んでいる方は一度使ってみると魅力にハマってしまうかもしれません。
Blueair Cabin
適用畳数 | 清浄時間(8畳) | 参考価格 |
3-4m³ | - | 29,000円 |
Blueair Cabinは、車のヘッドレストにバンドで簡単固定できる仕様となっています。大きさは幅205x奥行き205x高さ97で、ヘッドレストより一回り小さいサイズで場所を取りません。
シガーソケットに挿し込む部分にコントローラーが付いている為、運転しながらでの操作も簡単です。車載12V電源使用です。
わずか3分でセダンやハッチバックタイプの車であれば清浄できます。車内空気の汚れは安全性に繋がる要因になりますので注意しましょう
ブルーエアの空気清浄機以外にも国内メーカーダイキンについても紹介しています。比較検討したい人は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
まとめ
昨今、空気清浄機の必要性や人気が高まる中で、大小数多くの家電メーカーが空気清浄機業界に参入しています。日本を代表する大手家電メーカーも、各社特有の空気清浄機を開発しています。
そんな中、空気清浄機を専業として作り続けてきたブルーエアは独自の最先端技術で高い性能を誇り、世界的シェアを獲得しています。日本の家電メーカーは性能に加えて多機能性を非常に重視している姿勢が伝わってきますが、ブルーエアの空気清浄機は空気清浄機としての性能に重きを置いていると感じます。
おそらくブルーエアの空気清浄機は、今後もしばらくは業界のトップを走り続けると思います。理由は単純にそれだけのスペックが備わっているからです。空気清浄機の世界市場は右肩上がりですので、ブルーエアの今後の更なる飛躍と革新的な技術に期待したいです。
ブルーエアの他にも、空気清浄機を扱う家電メーカーについて解説しています。気になる人はチェックしてみてください。