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タワーファン(スリムファン)の選び方|タワー型のメリット・デメリットからおすすめモデルも紹介

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タワーファンの選び方とメリット・デメリットを解説

最近の扇風機はスリムなタワーファン(スリムファン)が人気です。タワー型の扇風機はデザインがおしゃれなのでインテリアなどお部屋にこだわる方に特に人気が高いです。また、従来の扇風機とは形状が異なり、本体がスリムなので設置が省スペースで済むことも魅力です。そんなタワーファン・スリムファンのメリットやデメリットを紹介し、選び方のポイントやおすすめのモデルも紹介します。

目次

タワーファンとは

タワーファンとは
出典:amazon.co.jp

タワーファンとは、一般的な扇風機である大きな羽根を持つ丸型のリビングファンとは異なり、縦に細長いスリムな扇風機です。「スリムファン」や「タワー型扇風機」、「縦型扇風機」などとも言います。外観からは回転する羽根が見えない為、デザインのおしゃれさや安全性の高さが人気のポイントになっています。

タワーファンは、一般的な扇風機であるリビングファンと比較してメリットもデメリットもあるので、特徴を踏まえながら紹介していきます。

タワーファンのメリット

まずは、タワーファンのメリット、魅力となるポイントは以下になります。

タワーファンのメリット
  • 省スペース性
  • デザインがおしゃれ
  • 収納しやすさ
  • 安全性
  • 羽根にホコリが溜まりにくい

これらがタワーファンの良い特徴の代表として挙げられます。この他にも、細かいメリットは多々ありますが、通常のリビングファンと比較した場合のメリットがこれらです。

省スペース性

タワーファンは、リビングファンに比べて省スペース性に長けています。ベース部分が置けるスペースさえあれば設置することができます。その為、一般的な丸型のリビングファンを置くには少し狭く感じる部屋でも、タワーファンならスリムなので部屋を圧迫し過ぎず、設置が可能な場合も多いです。リビングだけでなく脱衣所やトイレ、子供部屋のような小部屋の隅にもスッキリと収まります。

デザインがおしゃれ

タワーファンはリビングファンと比べ、全体的にスリムかつモダンで、おしゃれなデザインの扇風機が多いです。スマートな雰囲気のお部屋にタワーファンを置くだけでも、ちょっとしたインテリアのようなおしゃれさを演出できるのが魅力の一つです。また、ダイソンの扇風機のように羽根が無いタイプのタワーファンもありますので、予算に余裕がある方は検討してみるのも良いかと思います。

収納しやすさ

省スペース性から波及する内容になりますが、シーズンが過ぎて扇風機を押入れやクローゼットに片付ける際に収納しやすいです。リビングファンの場合、そのまま収納するには非常にかさ張ってしまうため、毎回分解してから箱に戻しているというご家庭も多いのではないのでしょうか。

タワーファンは縦に細長いためクローゼットの隙間にそのまま入れることもできますし、余裕が無いクローゼットなどでも比較的省スペースに収納できることがメリットの一つとなります。

安全性が高い

タワーファンは風を送り出す回転羽根が内部にあるため、外から羽根を触ることはできません。その為、小さな子どもが誤って回転する羽根に指を入れて怪我をしてしまうという可能性もありません。よって、扇風機の中でも安全性がとても高く、小さい子どもがいる家庭での使用もおすすめです。

羽根にホコリが溜まりにくい

羽根のメンテナンスし易さもタワーファンの魅力です。タワーファンでは、本体の裏側にあるフィルターにホコリが溜まる構造になっているため、回転する羽根そのものにホコリがたまり難い構造となっています。フィルターだけ定期的に掃除するだけで良いので、わざわざ分解して羽根を掃除する必要がありません。羽根に付着したホコリを掃除するのって意外と面倒だったりしますので、面倒くさがり屋の人にはおすすめです。

タワーファンのデメリット

メリットが多いタワーファンですがデメリットもあります。リビングファンと比較した場合の弱点、デメリットを下記に挙げます。

タワーファンのデメリット
  • 風量が弱い
  • 部品の手入れがし難い
  • 騒音が大きい

風量が弱い

一般的なリビングファンと比較すると風量は少ないです。風を送り出す羽根自体の大きさが小さくなっていることに加え、扇風機内部の構造が複雑になることから、送風の際の圧力損失も大きくなります。風量は羽根の大きさと送風経路の圧力損失に大きく影響を受けるため、外へ送り出す風量はリビングファンと比較すると弱くなる場合が多いです。

部品の手入れがし難い

羽根にホコリが溜まり難いというメリットの反面、羽根以外のところで本体構造が複雑であればあるほど、各部位の手入れがし難いというデメリットもあります。リビングファンのように簡単に分解してお手入れすることができません。ただし、羽根以外には手入れ必要な個所が無い機種であれば、特に気にしなくても大丈夫です。

騒音が大きい

タワーファンはリビングファンと比較すると、運転音が大きいというデメリットがあります。というのも、先に申したように羽の大きさが小さいと風量を出しにくいため、羽根の回転数を多くせざるを得ないという実情があります。よって、回転数が多くなると羽根の回転音や干渉音大きくなってしまうのです。ただし、最近では静音化を意識したモデルが多くなってきたようですので、騒音が気になる方は静音化に特化したモデルを選ぶと良いかもしれません。

タワーファンの選び方

タワーファンの選び方

それではタワーファンの選び方について見ていきます。タワーファンを購入する際、モデル選びに迷ったら以下のポイントを参考に決めて頂ければと思います。

タワーファンの選び方ポイント
  • 本体の高さ
  • 上下方向の角度調整
  • 左右方向の角度調整
  • 運転音の大きさ
  • その他の機能

これらが選び方のポイントになります。タワーファンは選ぶのに難しいことはありません。この5つのポイントだけ押さえて選べば満足のいくモデルを選ぶことができます。それぞれのポイントを一つずつ見てみます。

本体の高さ

まずは、タワーファン本体の高さをチェックしましょう。タワーファンは送風口が縦に細長いため、風を送り出す範囲も縦方向に長くなるのがメリットではあります。

しかし、一般的な丸型のリビングファンとは異なり、首の上下方向角度の調整ができない仕様の機種も多くあります。その為、上下高さが調整できないタワーファンであれば、本体の高さが重要になります。リビングでの使用なのか、脱衣所での使用なのかなど、普段の使用シーンをイメージした上で適した高さを選ぶことが一つのポイントになります。

ちなみに、タワーファンの平均的な高さは80cm程度のようです。80㎝よりももっと高さが欲しいと感じるのであれば、100cm程度の高さがあるものもあります。台所や脱衣所などは、基本的に立ったまま過ごすことが多いと思いますので、比較的高さがある方がおすすめです。

適した高さは身長に影響される部分もありますので、可能であれば一度家電量販店などで実物の高さを体感した方が買った後の後悔は無くなるかと思います

上下方向の角度調整

上下方向に送風角度の調整ができるかどうかもポイント。既に紹介したように、タワーファンは上下方向の風向きを調整できないモデルも多いです。そうとは言え、タワーファンの中にも上下の送風角度を調節できる機種もあります。これも利用シーンを考慮した場合に、上下方向の角度調整が必要だと感じるのであれば、上下の風向調整が可能なモデルを選ぶべきだと思います。

左右方向の角度調整

左右に風向を調整できるか、どれだけ首を横に触れるかも重要なポイント。タワーファンは、左右の横方向の角度調整を得意としていますが、調節可能な角度の幅はモデルによって全く異なります。各メーカーのラインナップを見ると、最大調整角度が60°~270°程度とかなり幅広いです。少しでも横方向の角度調整が大きい方が良いという人は要チェックです。最大調整角度といった項目名で表記されていますので、この角度が大きいものを選ぶ方が無難です。

運転音の大きさ(騒音値)

扇風機の運転音が小さい方が良いのであれば、静音設計に特化したモデルを選ぶ方が良いです。特に、DCモーターを搭載した扇風機をおすすめします。一般的な扇風機や安価なモデルに搭載されているのはACモーターですが、DCモーターを搭載している扇風機では風量調整が細かくできるため、非常に小さい風量<微風>での運転が可能になります。風量を限りなく小さくできれば、それだけ騒音値も小さくなります。寝るときなど、扇風機を停めたくはないけど騒音が気になるといった場合にもDCモーター搭載モデルをおすすめします。

DCモーターを搭載した扇風機についてもっと知りたいという方は、高級扇風機として別の記事でおすすめを紹介していますので、チェックしてみてください。

※「DCモーターだから静かである」というのは誤解です。扇風機の回転騒音の大きさは、ファン形状や周辺部品などの構造によって決まります。DCモーターでは低回転数域でも安定してファンを回すことができることから、ACモーターと比べて風量を小さく下げた状態でも運転することが可能です。つまり、風量を下げた時には低騒音化が可能になったということです。ですから、定格風量時で見ると、ACモーターを搭載した機種でも静かなモデルもあります。静音化に注意して選ぶ際には、仕様欄に記載されている騒音値(dB)を見て比較しましょう。

その他の機能

ダイソンの空気清浄機能付ファンヒーター Dyson Pure Hot + Coolの機能
出典:amazon

あとは、自分が欲しい機能が搭載されているかどうかをチェックしましょう。タワーファンやスリム型の扇風機の中には、空気清浄機能やヒーターによる暖房機能が搭載されたモデルもあります。空気清浄や暖房機能があれば、夏だけでなく冬場まで通年使用できるのがタワーファンのメリットでもあります。扇風機の他に求める機能や役割があるのであれば、送風以外の機能についてもチェックすることをおすすめします。

タワーファンのおすすめモデルを紹介

タワーファンのおすすめモデルを紹介します。家電マニアの私が選ぶコスパが高いモデルや、Amazonや楽天の人気ランキングも考慮したおすすめモデルとなりますので、タワーファンの機種選びに迷っているという人は参考にしてみて下さい。

アイリスオーヤマ タワーファンTWF-M73

アイリスオーヤマのタワーファンTWF-M73
出典:amazon.co.jp

品質の高さと価格の手頃さからAmazonでも絶大な人気を誇るアイリスオーヤマのタワーファン。価格の安さはタワーファンの中でもトップクラスです。風を送れる面積が広いのが特徴で、約8m先まで風が到達するほどの送風能力を有します。左右に角度65°の自動首振り機能も搭載していて、スイングしながら部屋の隅まで風を届けます。重さは約3(kg)と軽量で持ち運びも楽です。タワーファンのエントリーモデルとしてもおすすめします。


アイリスオーヤマの公式オンラインショップ『アイリスプラザ』もチェックしてみて下さい。

山善 タワーファンYSR-WD901

山善のタワーファンYSR-WD901
出典:amazon.co.jp

山善のDCモーター搭載タワーファンです。DCモーター搭載機種としてはかなり安く購入できます。首振り角度は左右に50°で調節可能です。液晶部には室温が表示され、温度センサーによって快適な温度に調整するように運転します。最小風量設定では静音モードとなっていて、騒音値はわずか33dBという静かさを実現しています。リビングでの使用だけでなく、寝室での使用にもおすすめです。

山善というメーカーが気になる方や心配な方は、山善についての評判や信頼性をまとめているので、下記の記事をチェックしてみてください。

シャープ スリムイオンファンPF-HTC1

シャープのスリムファンPF-HTC1
出典:amazon.co.jp

プラズマクラスター25000を搭載したスリムファンです。10段階もの風量設定で風と一緒にイオンも届けます。プラズマクラスターによって、カーペットなどの除菌や消臭など、空気清浄も併せて行うことができます。上向き60°、下向き40°の上下角度調整に加え、左右方向には最大90°で調整することができます。DCモーター採用で低消費電力も実現しています。

ダイソン Pure Hot+Cool Link HP03WS

ダイソンのタワーファンPure Hot+Cool Link HP03WS
出典:amazon.co.jp

ダイソンの涼風も温風も出せるスリムな扇風機になります。空気を洗浄しながら涼風と温風の切り替えが可能です。ダイソン独自の「Dyson Linkアプリ」を併せて使用することで部屋の空気がどのくらい汚れているのかしっかりとチェックすることができます。夏から冬まで通年使用できることが大きな魅力の一つ。スタイリッシュな見た目もさることながら、超高機能で使いやすい製品なのでおすすめです。

コイズミ タワーファンホット&クールKHF-1211

コイズミのタワーファンホット&クールKHF-1211
出典:amazon.co.jp

コイズミの送風と温風の両方が使えるタワーファンです。夏場だけでなく、冬場も使用できるので収納する必要がありません。自動首振り機能は45°、90°、180°の3段階で設定ができます。人感センサーが搭載されているので、人を検知して自動でオンオフ切り替えと行うこともできます。不要な消費電力を省くことができ、運転の切り忘れ防止にも役立ちます。

コイズミというメーカーが良く分からない、心配だという人は、下記記事で評判などをまとめているのでチェックしてみて下さい。

タワーファンのまとめ

最近の扇風機は多種多様化が進んでいて、デザイン性が高い扇風機も人気を集めています。性能よりも見た目のデザインを重視したい人も多いようです。細かい性能や機能性にはこだわらない人は、デザインだけで扇風機を選んでも良いかもしれません。

季節家電もスタイリッシュなものを使いたいという場合は、タワーファンを導入されてみてはいかがでしょうか。タワーファンでおしゃれに涼しく夏を乗り切りましょう。

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