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扇風機の選び方|ACモーターとDCモーターの違いとは?特徴を理解して最適な扇風機を選ぶ方法を紹介

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扇風機の選び方 DCモーターとACモーターの違い

扇風機の選び方を紹介します。扇風機は安いからものからDCモーター搭載の高級なものまで種類が多く、何を選んだら良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。扇風機を選ぶ際にチェックすべきポイントや、ACモーターとDCモーターの違いを説明し、自分のライフスタイルに適した扇風機を選ぶ方法を解説します。

また、モデル選びに迷った人の為にも家電マニアである筆者がおすすめする扇風機を紹介しますので、チェックしてみてください。

目次

扇風機の必要性とは

夏の暑さを和らげる家電としてエアコンが主流となっていますが、最近では扇風機の人気が再燃しています。エアコンが普及したこのご時世に扇風機は必要なのでしょうか。扇風機の必要性を考えてみます。

扇風機のメリット・使い道

扇風機のメリット・使い道
  • 空気の循環に使える
  • 洗濯物を乾かす際に効率アップ
  • 価格が安い
  • 壊れにくく長持ちする
  • 電気代が安く、省エネ性が高い

扇風機には様々なメリットがあります。使用用途は涼をとるだけでなく、室内の空気を循環させるためだったり、洗濯物を乾かす際に併用することで乾くスピードが早くなります。このような使い道の多さが故に、夏場限定の家電からオールシーズン活躍する家電として認識が変わりつつあります。また、扇風機は消費電力が安く、省エネ性が高いことからその良さが改めて見直されています。

安いものでは数千円で購入できるリーズナブルさからも、扇風機は一家に一台あっても損は無いと言えます。一人暮らしでは扇風機はいらないのか、また、扇風機の使い道などをまとめた記事があります。気になる方はチェックしてみて下さい。

扇風機の選び方

扇風機は種類が非常に豊富です。家電量販店やホームセンターでも扇風機が多量に並んでいますが、どの扇風機を選んで良いか全く分からないという人も多いです。どの扇風機も特徴が異なりますし、価格についても安いものから高いもの多種多様です。

そんな時でも、扇風機を選ぶ際のポイントを抑えておくことで後悔せずに済みますここでは最低限注意しておきたい選び方ポイントを紹介しますので、購入で迷っている方の参考になればと思います。

種類で選ぶ

まずは扇風機の種類を決める必要があります。扇風機には形や種類が異なるものがあります。サーキュレーターは厳密には扇風機とは異なりますが、大きく括って扇風機として考えます。送風するという用途は同じだとしても、実際には細かい特徴が違います。扇風機の種類をまとめると以下のようになります。

扇風機の種類5つ
  • リビングファン
  • タワー型扇風機
  • サーキュレーター
  • 冷風扇、冷風機
  • 卓上扇風機、携帯扇風機

5つそれぞれの特徴やメリットとデメリットを細かく紹介していきます。

リビングファン(一般的な扇風機)

山善リビング扇AMT-KC30
出典:amazon.co.jp

最も一般的な扇風機がリビングファンです。昔から広く使われてきた、頭が大きなタイプの扇風機です。リビングファンの多くは土台部分に操作ボタンが付いていて、頭に大きな回転用の羽根が付いている扇風機です。オーソドックスなタイプですが、現在でも主流の扇風機として人気を集めています。

メリット

回転する羽根が大きいので、広範囲に強い風を届けることができます。大多数が首を左右に角度調整ができ、風を当てたい場所に集中的に風を送ることができます。首振り運転をすれば、更に広い範囲に送風することができます。

デメリット

回転羽根が大きいが故に、設置にはそれなりのスペースが必要となります。片付ける際も物置きスペースを圧迫してしまいます。また、外観の形状やデザインがどこかしら古臭い印象を受ける人もいるでしょう。

タワーファン(スリムファン)

タワー型扇風機
出典:amazon.co.jp

人気が高まりつつある扇風機がタワーファンです。スリムファンやタワー型扇風機、縦型扇風機とも呼ばれます。縦に長いので高さ方向に広く風を送ることができます。

メリット

スリムな縦型ボディで省スペースで設置することができます。デザインがスタイリッシュなものが多く、インテリアのような扇風機が欲しい方にはタワー型扇風機がおすすめです。

デメリット

風を送れる範囲がリビングファンに比べて少ないです。左右方向への送風は得意ですが、上下方向への風は苦手です。ファンの構造上、風量もリビングファンより少ないです。大きな風量が欲しい人には不向きです。

サーキュレーター

サーキュレーター

扇風機と似ていても実は使用目的が異なるのがサーキュレーターです。扇風機が直接風を当てることを目的としているのに対し、サーキュレーターは空気の循環を目的としています。風を送るという意味では同じですが、広範囲に風を出す扇風機と遠くへ風を送り出すサーキュレーターでは役割が少し違うのです。

メリット

サーキュレーターは、コンパクトなサイズ感と送風量の多さが強みです。使用する際に部屋のスペースを極力取りたくないという場合や、広いリビングで空気を循環させたいという人にはサーキュレーターが適しています。

デメリット

直接風を肌に浴びたいという場合には不向きです。サーキュレーターの送風はリビングファンとは違って鋭く遠くまで届くような風になります。心地よさを求める人はサーキュレーターは避けた方が無難です。

冷風扇・冷風機

冷風扇
出典:amazon.co.jp

少し特殊な扇風機が冷風扇と冷風機です。冷風扇(冷風扇風機)とは気化熱を利用した扇風機で、水を蒸発させる際に空気の熱を奪って送風することで冷やす冷房器具です。一方、冷風機は熱交換器を使い、熱い空気を背面から放出することで冷やされた空気を送風する冷房器具です。冷風扇も冷風機も普通の扇風機とは違い、使い方によっては室温を下げることが可能です。

メリット

使い方によっては送風と同時に室温を下げることができます。一般的な扇風機では送風を肌に当てることで涼しく感じることができますが、室温は下がりません。冷たい風が出るので、真夏など室温がかなり高い時に活躍します。

デメリット

冷風扇では給水が必要です。水を蒸発させるので、閉め切った部屋では湿度が上昇してしまいます。冷風機は背面から熱風が排出されるので、専用のダクトで排気を屋外に出さない限りは室温自体は下がりません。

卓上扇風機・携帯扇風機

携帯扇風機 卓上扇風機
出典:amazon.co.jp

デスク上での使用や、持ち運びができる小型の扇風機が卓上扇風機、携帯扇風機(ポータブル扇風機)です。USB電源のものも多く、気軽に持ち運びできるのは他の扇風機には無い特徴です。

メリット

自宅や外出先など場所を選ばずに使うことができるのが魅力です。冷房が無い環境でも、風を浴びて体感温度を下げることができます。他の誰にも邪魔されず、パーソナル用として使えるのがメリットです。

デメリット

携帯扇風機は持ち運ぶ場合に充電や電池交換が必要です。また、大きさにもよりますが、全体的に送風量は非常に弱く、肌の近くから当てないと風を感じません。携帯扇風機は自宅で使用するには不向きです。

使い勝手で選ぶ

機能性や使い勝手の良さで扇風機を選ぶのもポイントです。扇風機は比較的シンプルな家電ですが、モデルによって搭載されている機能が異なります。扇風機の使い勝手として、最低限チェックしておきたい機能は以下の3つです。

扇風機の機能性3つ
  • 首振り機能
  • リモコン付き
  • タイマー機能

これら3つの機能は多くの扇風機に備わっている機能ですが、種類やモデルによっては無いものもあります。首振り機能は卓上扇風機や携帯型扇風機を除いて全ての扇風機に必要な機能だと思います。空気の循環など、広範囲に送風を行う場合には首振り機能が活躍します。

リモコンが付いた扇風機も多いですが、必要かどうかは人それぞれだと思います。実際、扇風機のリモコンは使わずに引き出しなどに保管しているという声も良く聞きます。ただし、スマートホーム化したい人にはスイッチボットなどで操作できるのでリモコン有を選ぶと良いかもしれません。

タイマー機能は無い扇風機もありますが、洗濯物を乾かす際などに数時間後に停止したい時に便利です。使用シーンをイメージして、必要な機能なのかどうか判断しましょう。

価格で選ぶ

扇風機に掛けられる予算を決めましょう。安い扇風機であれば1,000円台から購入できますし、高いものになると50,000円を超える扇風機もあります。安い扇風機と高い扇風機の違いは、騒音、風の質、微風の強さ、機能、省エネ性です。

当然ながら、価格が高いものほど高機能で性能的にも良いモデルが多くなります。ただ、中には機能はさほど必要ないと考える方もいるでしょうから、自分にとって無駄に高い扇風機を選んでしまわない為にも、初めに予算をざっくり決めておくことが大切です。

一般的に5,000円あれば十分な品質・機能の扇風機が購入できます。予算に迷う方は5,000円を一つのボーダーとしてみましょう

モーターの違いで選ぶ

DCモーター搭載という扇風機を見たことがあるでしょうか。扇風機には、ACモーターでファンを回すものと、DCモーターでファンを回すものの大きく分けて2種類があります。古くからある扇風機や、低価格の扇風機はほとんどがACモーターです。従来はACモーターの方がコストが安く耐久性に優れる為、多くの扇風機に使用されてきました。

しかし、最近ではDCモーターを搭載した扇風機が急増しております。DCモーターの特徴は、低消費電力であることや低回転数域でも安定して回すことができるなど複数のメリットがあります。その反面、ACモーターと比べると導入コストが高く、扇風機本体の価格も高価となります。

DCモーターの特徴とACモーターとの違いについては、次の章で解説します。

DCモーターとACモーターの違い

DCモーターとは、名前の通りDC(直流電圧)で動くモーターのことです。対して、ACモーターとはAC(交流電圧)で動くモーターですDCモーター搭載扇風機とACモーター搭載扇風機の違いは、DCモーター(直流)とACモーター(交流)というモーターを装備しているかどうかということです。単にモーターが異なるだけではあるのですが、モーター自体が持つ特徴がそのまま扇風機のメリット・デメリットとなります。

DCモーターのメリット4つ

風量の微調整が可能

DCモーターでは、低回転数から高回転数まで広い回転数域で安定して回すことができます。つまり、風量のレベルを非常に細かく設定することができるのです。

ACモーターの扇風機では「強」、「中」、「弱」のように3~5段階程度でしか風量を調節することができないのが一般的です。弱よりももっと弱くしたいと感じる場合や、中と弱の間くらいの風量が欲しい場合など、人それぞれ意見が異なるかと思います。それでもACモーターの場合はそれ以外の風量を設定することができませんので、人によってはストレスに感じることもあるでしょう。

対して、DCモーター搭載の扇風機では、ほとんど無段階で風量調節可能なものも多く、自分にとって最適な風量に細かく設定しやすいというのが大きなメリットです。

風が心地よい

DCモーターでは低回転数域でも安定して風を送ることができます。そのため、風量を非常に弱くすることが可能で、草原にいるかのような自然の風を送ることができます。ここでは微風と表現しますが、微風は長時間身体に当てていても不快に感じにくく、風がだるく感じるようなこともありません。紙が吹き飛ばないほどの心地よい微風を作り出せるのが人気の特徴のひとつです。

加えて、最近では各メーカーともDCモーター搭載の扇風機に開発力を注ぐ傾向があるため、回転羽根の形状や翼の枚数なども昔と比べて特徴的なものが多いです。これまでの扇風機は回転羽根によって空気を切りさいていくような強い風であったのに対して、自然のそよ風のようなやわらかい風を断続的に送るようなイメージです。

風の性質とは何かと疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、扇風機によって送り出す風に違いがあるのは実際に体感してもらうしかありません。家電量販店で扇風機コーナーに実機体験できる場所があれば、ぜひ一度味わってみてもらえればと思います。

運転音が静か

DCモーター搭載の扇風機は騒音値が小さく静かだという印象が強いのではないでしょうか。これは風量を非常に弱く設定できることに由来し、風量を少なくできるから運転音が静かになります。逆に言えば、強運転時の運転音はACモーターとほとんど差はありません。

モーター単体としての駆動音を比較した場合、構造・性質上からDCモーターの方が騒音値が小さい場合が多いです。しかし、これはモーター単体の音の差であって、扇風機としての運転音で比較した場合は騒音値はほとんど変わりません。ただし、回転羽根の形状にこだわるメーカーが増えておりますので、羽根の形状による低騒音化で騒音値がトータル的に小さくなっている扇風機もありますので、基本は騒音値の値(dB)で比較することをおすすめします。

騒音値についての豆知識

扇風機のような回転ファンの騒音値というのは回転する羽根の形状や回転数、その他周辺部品の構造によってほとんどが決まります。これを回転騒音(全体騒音)と言いますが、これに比べてモーター単体の駆動音は微々たる音でしかない為、大きな回転騒音に吸収されます。騒音値は単純な足し算・引き算では扱えず、小さい音の方が大きいの音の方に強く引張られるという性質があります。

つまり、極端に言うと「同じ構造で同じ風量であれば、モーターが変わっても騒音値は同じ」になります。正確には僅かに差がありますが、回転するファンの回転音に対してモーターの駆動音は微々たるものでしかありません。よって、DCモーターだから必ずしも静かであるとは言えません。

消費電力

DCモーターはACモーターに比べて消費電力が非常に小さいです。ざっくり言うと、従来のACモーター扇風機の半分程度の消費電力で済みます。そもそも、扇風機自体の消費電力はあまり大きくないのですが、ACモーターの扇風機【40W】を1日8時間を約1か月間(30日)使用すると電気代は約260円ですが、同クラスのDCモーターの扇風機を同じように1年間使用したとすると、電気代で約1,500円ほどの差が出てきます。(※あくまで目安です)

使用する時間が長くなればなるほど、電気代の差額も大きくなりますので、標準設計寿命が10年(国内メーカーの場合)ですから、本体価格の差が埋まってしまうかもしれません。

消費電力については、仕様欄にある消費電力欄を確認しましょう。基本的には最大風量時(定格風量時)の消費電力値で比較すれば良いです

DCモーターのデメリット

冒頭でも少し言いましたが、DCモーターにも当然ながらデメリットがあります。昔から扇風機は存在するのにDCモーターがあまり使われてこなかった理由がここにあります。

価格が高い

DCモーターの最大のデメリットは本体価格が高いことです。最近は数年前に比べて大分安くなってはきましたが、それでも従来のACモーターの扇風機の平均5~10倍近く高いです。私が大学生の頃に一人暮らしで使用していた扇風機(ACモーター)は3,000円でした。今でもACモーター扇風機は安いもので1,000円程からラインナップが多数存在します。

しかし、DCモーター扇風機の価格は安くて2万円というような高級家電です。現在では、DCモーター搭載でもエントリーモデルなら1万円台の値段のものもあります。ただ、それでもやっぱり扇風機としては高いという感覚です。

著者の個人的な考え

価格は高いですが、やっぱり個人的にもDCモーター搭載の扇風機をおすすめします。私の自宅にはDCモーター扇風機はありませんが、勤め先のオフィスにあるのがDCモーター扇風機なので普段から使用しております。仕事をしながら思いますが、風が本当に心地良いです。近くに置いて風に当たっていても不快な感じは無く、自然の中で風を浴びているような気持ちになります。予算にもよりますが、余裕があるのであれば費用対効果を考えてもDCモーター搭載扇風機がおすすめです。

DCモーター搭載扇風機を始めとした、高級扇風機については安い扇風機との違いやメリットデメリットなどを他の記事でまとめています。気になる方はチェックしてみてください。

扇風機の人気メーカー

扇風機の人気メーカー

お店の扇風機コーナーを見ていても思いますが、最近は扇風機を開発するメーカーが多種多様に増えていますね。日本国内のメーカーはもちろんですが、海外メーカーでもおしゃれな扇風機などが多数市場参入しています。そんな数ある扇風機メーカーの中から、品質の信頼性が高いメーカーや技術的に優れているメーカーを紹介します。

人気国内メーカー

扇風機の国内メーカー
  • パナソニック
  • シャープ
  • 東芝
  • 日立
  • 三菱
  • 山善
  • アイリスオーヤマ
  • バルミューダ
  • コイズミ

日本を代表する大手家電メーカーはお馴染みではありますが、どの家電メーカーも安心かつ信頼できるものです。

そんな中、山善という格安扇風機で名を馳せた国内メーカーがあります。実は私が大学生の時に使っていた扇風機も山善(YAMAZEN)でした。理由は単純で、コスパが最強な扇風機メーカーです。シンプルでリーズナブルな扇風機が多く、種類やシェアで見れば大手家電メーカーよりも多いのではないかと思うほど、売り場にも山善の扇風機がたくさん並んでいます。

また、アイリスオーヤマも今や言わずと知れた有名な家電メーカーです。扇風機に限らずどの製品も価格が安い割に品質が高く、機能的にも充実しているものが多いです。コスパが高い家電を探すときはまずアイリスオーヤマから検討するという人もいるのではないでしょうか。

他にも、バルミューダのように比較的新しい家電メーカーも扇風機やサーキュレーターを開発おり、洗練されたデザイン性の高さと品質の良さから人気を集めています。特に、GreenFanという高性能サーキュレーターはバルミューダを代表する製品で、多くのファンが愛用しています。

人気海外メーカー

扇風機の海外メーカー
  • ダイソン
  • デロンギ

まずこの2つの家電メーカーであれば、何の製品を買っても大きなハズレは無いと思います。2社とも価格は高めですが、デザイン性の高さと世界的シェアから信頼と実績があります。

ダイソンは掃除機でお馴染みのメーカーですし、扇風機としてもオンリーワンの立ち位置を築いています。主力商品でもある羽根の無い扇風機が人気ですね。部屋のインテリアとしても違和感がないので、置いておくだけでもかっこいいです。興味があるかたは検討してみてください。

また、デロンギは調理家電やオイルヒーターなどを代表とする、デザイン性と使いやすさを追求した家電メーカーです。デロンギも比較的高いですが、品質の高さには定評があります。

家電マニアがおすすめする扇風機【5選】

おすすめの扇風機を厳選して紹介します。Amazonや楽天市場でも人気を誇る扇風機を合わせて紹介していきます。コスパに優れる扇風機や、デザインがおしゃれな扇風機など人気モデルです。それらの中から、家電が趣味の家電マニアである著者がおすすめする扇風機を5つピックアップします。

アイリスオーヤマ リビング扇 LFD-306L

アイリスオーヤマ DCモーター扇風機
出典:amazon.co.jp

アイリスオーヤマのDCモーター搭載扇風機です。DCモーターを搭載している扇風機の中でトップクラスに価格が安いです。7枚の羽根が送り出す心地良い風と、DCモーターによる回転数制御によって上質な風を送ることができます。風量調節は6段階で、DCモーターとしては少なめです。首の角度調節が得意で、真上に向けて使用することもできます。不要な機能は排除したコスパ優秀なDCモーター扇風機ですので、DCモーター搭載扇風機のエントリーモデルとしてもおすすめです。

山善 YLX-AED30(WH)

出典:amazon

山善の1万円以下で買えるDCモーター搭載扇風機です。消費電力の低減と静音化を実現した、Amazonでもベストセラーの扇風機です。7枚の羽根によって優しい風を届けます。風量は12段階で調節が可能で、静音モードにすることで運転音も小さく就寝時や長時間の使用にもおすすめです。デザインもシンプルで使い勝手抜群のDCモーター扇風機です。

バルミューダ The GreenFan EGF-1800

バルミューダ The GreenFan
出典:amazon.co.jp

バルミューダが誇る人気のDCモーター搭載扇風機です。機能的には風量調節が4段階のみで、タイマーは運転を停止する時間を設定する「切タイマー」のみというシンプルな機能しかありません。機能はシンプルですが、使い勝手には優れています。中間ポールを取り外せば卓上スタイルに変身し、別売のバッテリーを用意しておくことで電源が取れない場所や停電時にも使えるようになるなど、単に多機能を追求するのではなく、オンリーワンの価値を創出しています。さすがバルミューダというような洗練されたデザインとたたずまいが人気の理由です。

The GreenFanについては実際に使ってみた感想をレビューしていますので、詳細が知りたい人はチェックしてみてください。

パナソニック リビング扇風機F-CW338-C

パナソニック リビングファンF-CW338-C
出典:amazon.co.jp

パナソニックの7枚羽根搭載リビング扇風機です。7枚羽根によって送り出される風は、空気抵抗を減らすことで自然のようになめらかな優しい性質になります。更に1/fゆらぎ設定をすれば、不規則な強弱で送風されるため爽快感のある風を感じることができます。連続的な風よりも、ゆらいだ風の方が長時間当たっていても疲れにくいというメリットがあります。扇風機の風が苦手だという人におすすめの1台です。

コイズミ タワー型 KHF-1221

コイズミの扇風機
出典:amazon.co.jp

タワー型の扇風機も人気があります。コイズミのタワー型扇風機は価格が安くてデザイン性も高い為、初めてタワー型を購入する人にもおすすめです。部屋の場所を取りたくない人には省スペースで済むので、一人暮らしなどにもおすすめ。風の吹出し口が上下方向に長いので、ソファや椅子に座った際に全身に風を浴びたいという人に良いと思います。

扇風機の選び方のまとめ

夏の空調家電といえば、エアコンや冷風機などが真っ先に上がりますが、令和の今でも扇風機は私たちの生活に必要不可欠な家電の一つなのではないかと思います。部屋を涼しくしたい場合はエアコンが最も効率的ですが、エアコンだけでは柔軟な対応が難しい場面もあります。

一時的に体温が熱い場合やスポット的に涼みたい場合など、直接風を浴びたいシチュエーションて意外と多いです。そんな場合に扇風機が一つあるだけで不快感を和らげることができます。また、環境的にも経済的にも優しいところが魅力な扇風機です。今一度、自身のライフスタイルを見直し、扇風機で快適なお家時間を過ごしましょう。

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